知りたい!美容と健康Tips ビューティ

 1. 男女ともに悩む、治らないニキビの原因 

ニキビができる3つの大きな原因を知っていますか?

3つの大きな原因1つ目は「皮脂の過剰分泌」です。べたつきを気にするあまり、洗浄力の高い洗顔料でごしごし洗ったり、スキンケアで油分を極端に与えないようなケアをすると、肌はより皮脂を分泌してしまいます。2つ目は「毛穴の詰まり」で、肌のターンオーバー(生まれ変わり)が乱れることにより、角層が毛穴をふさいでしまうもの。3つ目は、ニキビの原因菌で炎症を引き起こす「アクネ菌の増殖」です。

10代までと20代以降で異なるニキビの原因とは?

大きく年齢で分けると、10代と20代以降でニキビの原因は異なります。10代までの「思春期ニキビ」は、おでこや鼻にかけてのTゾーンによくできるもの。これは、身体の成長にともなって一時的にホルモンバランスが乱れ、皮脂が過剰に分泌されることが主な原因です。対して、20代以降の「大人ニキビ」は、あごやフェイスラインなどのUゾーンにできやすく、その原因はとても複雑。たとえば、ストレスやホルモンバランスの乱れに加え、睡眠不足、食生活の乱れ、間違ったスキンケアなどさまざまなものが原因となります。



 2. 日常生活から始めるニキビへの正しいアプローチ 

普段の生活のなかでニキビを治していくには、どのようなことに気を付ければよいでしょうか?肌のターンオーバーやバリア機能が乱れるポイントを知り、できることから取り組んでいきましょう。

自宅でできる「毛穴の詰まり」の解消法

「毛穴の詰まり」の主な原因は、皮脂の過剰分泌と肌におけるターンオーバーの乱れです。およそ4~6週間かけて行うターンオーバーが乱れると、自然にはがれ落ちるはずの古い角質が肌に残って角層が厚くなり、皮脂とともに毛穴をふさぎます。したがって、「毛穴の詰まり」を解消するには乾燥や紫外線などの刺激をさけ、ターンオーバーを正常に整えることが重要です。また、メイクや洗顔料、シェービングクリームなどの流し残し、乾燥をまねきやすくする熱いお湯での洗顔や過度な冷暖房の使用には注意しましょう。

食生活で注意したいポイント

バランスの取れた食事や規則正しい時間に必要な栄養素を摂ることは、肌のターンオーバーを正常に保って毛穴を詰まりにくくするという意味でも重要です。なかでも、ビタミンB群やミネラルは忙しくて外食しがちな食生活では不足することの多い栄養素。加えて、皮膚を構成する元となるタンパク質や、活性酸素から肌を守るビタミンCなどの抗酸化物質も意識して摂るようにしましょう。

睡眠は「時間」よりも「質」を重視!

睡眠の質はホルモンバランスと密接に関わり、悪化すると肌のターンオーバーに対しても大きな影響を与えます。この質を左右しているのは、「規則正しい生活」「光」「体温」の3つ。暴飲暴食をひかえて自分にあった睡眠時間を確保し、日中には適度な太陽の光を浴びて夜にはブルーライトを避けるようにしましょう。そして、身体の深部の温度が低くなると睡眠の質が高まるため、シャワーだけでなく時には入浴も取り入れて体温にメリハリをつけるのもおすすめです。
何時間は寝るといった目標より、きちんと疲れをリセットできるような睡眠の「質」を意識し、ニキビができても治りやすい肌のターンオーバーを整えましょう。

ストレスは溜めこまず、発散方法を見つける!

ストレスはホルモンバランスを乱すほか、活性酸素を発生して肌にあたえる影響も少なくありません。また、ストレスを解消するために喫煙や過度な飲酒、偏った食事を摂るのは控えましょう。今後ますます、ニキビとストレスの関連性は注目されていくかもしれません。気軽に楽しめるスポーツや趣味、お気に入りの場所やリラックスできるアイテムなど、日常生活のなかでうまく取り入れていきましょう。



 3. 「思い込みスキンケア」に注意! 

つい、ニキビができてから慌ててケアをするとなりがち。健やかな素肌を保つためには、できてからのケアだけでなく、普段のケアが大事です。次にあげる注意したいポイントを押さえておきましょう。

顔のパーツで乾燥具合や角層の厚さは違う!

顔のなかで皮脂量がもっとも多いのは、鼻。次いで額(おでこ)が多く、頬は鼻の約半分くらいの皮脂量です。また、口周りと目元はほかの部分に比べると、皮膚が薄くて汗腺や皮脂腺も少ないため、角層に十分な水分や皮脂を溜めておくことができません。これによって、乾燥具合や角層にも差がでてきます。
さらに、マスクをした状態では肌の同じ部分がこすれることで摩擦が生じ、より部分的な差が出やすくなっています。加えて、マスクの脱着は急な湿度の変化をともなうことで一層、水分が奪われがちになることにも注意が必要です。

紫外線は浴びる前と浴びたあとのケアが必須!

紫外線による刺激は、肌のターンオーバーにとって大敵です。屋外にいるときはもちろん、屋内にいても紫外線は窓を通過して浴びているもの。普段から肌のダメージをいたわるようなスキンケアを選ぶということも大切でしょう。

髭剃りのあと、傷はなくても肌には負担が!

男性の場合、髭剃りに使うシェーバーやかみそりによって肌を傷つけてしまうことがあります。それが目に見えるくらいの傷なら気にかけるものの、見た目で傷ついていないと思って見過ごしてしまうことも。実際には、角層が部分的に削れていて、水分が保てずに乾燥肌へと傾いているかもしれません。
髭剃りに使うアイテムはもちろん、そのあとのスキンケアも自分の肌に合ったものでしっかりと保湿することを忘れないようにしましょう。



 4.おすすめのメンズスキンケア 

ファンケルでは、繰り返すニキビを防ぎ、ゆらがない肌に整えるスキンケアのアイテムがそろっています。週に何回も行う髭剃りや、仕事や私生活の中で生まれるストレスによって、男性の肌はバリア機能が乱れがち。そんな肌に余計なストレスをこれ以上かけないよう、殺菌剤不使用のものや防腐剤、合成香料、石油系界面活性剤などの添加物を含まないものがおすすめです。

過剰な皮脂でできた角栓を取り除く洗顔クリーム

アクネケア 洗顔クリーム」【医薬部外品】は、キメ細かいクリーミィな泡がデリケートな肌をやさしく包みこみ、ニキビの原因である毛穴詰まりをすっきり除去。うるおいを守りながらすべすべの肌に洗い上げます。

アクネケア 洗顔クリーム<医薬部外品>

90g1,540円(税込)

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バリア機能を高め健やかな肌へと整える化粧液

洗顔で汚れや古い角層、余分な皮脂を取り除いたあとの保湿には、「アクネケア 化粧液」【医薬部外品】がおすすめです。敏感なニキビ肌を考慮した無添加処方。
防腐剤・合成香料・合成色素・石油系界面活性剤・紫外線吸収剤に加えて殺菌剤も不使用。紫外線や乾燥でゴワつく肌にもすっとなじみ、みずみずしいうるおいで満たします。肌バリアを根本から整え、ゆらぎにくいなめらかでツルツルの肌に整えます。

アクネケア 化粧液<医薬部外品>

30mL1,650円(税込)

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乾燥に負けない、贅沢な保湿3成分を含むジェル乳液

洗化粧液のあとに「アクネケア ジェル乳液」【医薬部外品】をつかうと、肌が水分保持する能力をしっかりとサポートすることができます。その秘密は、うるおい補給成分「低分子ヒアルロン酸」「ラフィノース」「アーティチョークエキス」の3つ。水分と油分の絶妙なバランスを保ち、うるおいのヴェールで肌を包みこむので、過剰な皮脂が分泌されにくい肌を目指す人におすすめです。

アクネケア ジェル乳液<医薬部外品>

18g1,650円(税込)

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 5. 日頃のスキンケアで根本からニキビ予防 

いかがでしたか?今回は、ニキビの原因や、日常生活の小さなことから始められるアプローチ方法について紹介しました。ストレスフルな現代だからこそ、自分の肌の状態に合ったやさしく包みこまれるようなスキンケアを選びましょう。

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