妊娠中に肌あれしやすいのはなぜ? 原因と対策・スキンケア方法について解説
「妊娠したら肌あれしやすくなった」と感じている方も多いのではないでしょうか。
ホルモンバランスが変化する妊娠中は、いつもどおりケアしていても肌あれが起きやすくなります。
この記事では、妊娠中の肌あれの原因と具体的な対策、おすすめのスキンケア方法について解説します。
■目次
妊娠中に肌あれする2つの原因
妊娠中に肌あれする主な原因は、以下の2つです。
■ホルモンバランスの変化
妊娠すると、黄体ホルモンであるプロゲステロンが大量に分泌されます。このプロゲステロンには、メラニンの生成や皮脂分泌を促す働きがあるため、シミやそばかす、ニキビなどができやすくなります。
また、プロゲステロンには排便を促す腸のぜんどう運動を抑える働きもあり、便秘になりやすくなる点にも注意が必要です。
便秘をすると、腸内に老廃物などの有害物質が溜まり、血液を介して全身に運ばれてしまうため、肌あれが起こりやすくなるのです。
■水分不足による肌の乾燥
妊娠中は、胎児に十分な栄養を送るために、皮膚の毛細血管が拡張すると言われています。
毛細血管を拡張することで胎児により多くの血液を送ることができますが、一方で水分の蒸発量が増えるため、肌が乾燥しやすくなる点にも注意が必要です。
また、つわりの影響で水分不足に陥ることもあります。そのため、いつもどおりのスキンケアをしていても水分不足によるカサつきやかゆみなどの肌あれが起こりやすくなるのです。
妊娠中の肌あれ対策5つ
妊娠中は、肌あれ対策をしっかりと行うことが大切です。
続いては、妊婦におすすめしたい具体的な肌あれ対策の方法についてご紹介します。
■スキンケアで乾燥を防ぐ
妊娠中に肌の乾燥を防ぐには、徹底した保湿ケアを心がけましょう。
妊娠中の肌はとてもデリケートな状態なので、普段使っているスキンケア化粧品が合わなくなることがあります。
肌あれを防ぐためにも、できるだけ低刺激で保湿力の高いスキンケア化粧品を選ぶのがおすすめです。
また、毎日のスキンケアでは、肌に刺激を与えないことも大切です。たっぷりの泡でやさしく洗顔をする、ぬるま湯でていねいに洗い流すなど、お手入れの仕方にも気を使いましょう。
■紫外線対策を徹底する
前述のとおり、妊娠中はプロゲステロンの影響により、メラニンの生成がされやすい状態になっています。そのため、普段よりも徹底した紫外線対策が必要です。
ただし、一般的な日やけ止めに使われている紫外線吸収剤は、使う方の体質によって肌に負担がかかってしまうことがあります。
妊娠中の肌あれ対策としては、紫外線吸収剤が含まれていない日やけ止めを選ぶのがポイントです。
また、紫外線によるシミやそばかすを防ぐには、メラニンの生成を抑制する有効成分が配合された美白化粧品を使うのもおすすめです。
妊娠中も健やかな肌を維持するには、肌あれケア成分や保湿成分も配合された美白化粧品を選ぶと良いでしょう。
■つわりでも使いやすいものを選ぶ
妊娠中は、あらゆる感覚が敏感になっています。食べ物や飲み物をはじめ、化粧品や香水のにおいで気分が悪くなってしまうこともあるかもしれません。
妊娠中の肌あれ対策に使用するスキンケア化粧品は、肌にやさしいだけではなく、においにも配慮して使いやすいものを選ぶことが重要です。
合成香料入りの化粧品に注意しながら、肌に負担がかかる可能性がある防腐剤や合成色素なども使われていないスキンケア化粧品がおすすめです。
■こまめな水分補給を心がける
妊娠中は、スキンケア化粧品で外側から肌にうるおいを与えるだけではなく、内側からのアプローチも必要です。
つわりがひどい時期や夏の季節だけではなく、妊娠中は常にこまめな水分補給を心がけましょう。
妊娠中は1日1.5〜2ℓを目安に、水や麦茶などを飲むのがおすすめです。緑茶やコーヒーなど、胎児に影響を及ぼす可能性のあるカフェインが含まれた飲み物は、飲みすぎないように注意してください。
■皮膚科を受診する
妊娠中、あまりにも肌あれの症状がひどい場合は、皮膚科を受診するのも一つの方法です。妊婦の使用が認められた安全な薬を医師に処方してもらえます。
肌あれがひどく続いている場合には、皮膚科の受診も検討ください。
妊娠中の肌あれ対策に無添加※1スキンケアがおすすめ
妊娠中の肌あれ対策には、肌に刺激となる成分が含まれていない無添加※1のスキンケア化粧品がおすすめです。
創業者の「化粧品による肌トラブルに悩む妻を救いたい」という想いから誕生したファンケルの無添加※1スキンケアは、今だけではなく、10年後・20年後の未来にまで自信が持てる肌へと導く「サステナブルスキン〜その場しのぎじゃない、一生ものの素肌〜」を追求しています。
防腐剤・合成香料・合成色素・石油系界面活性剤・紫外線吸収剤の5つが無添加※1です。
妊娠中の肌あれ・デリケートになりがちな肌に負担となる成分を入れておらず、ママの肌あれ対策ができるスキンケアとなっています。
また、直接赤ちゃんに触れる産後のママの素肌をいたわりたいという方にもおすすめです。
さらに、ファンケルの無添加へのこだわりは、添加物の不使用だけではありません。
- 特許取得の密封容器
- 医薬品レベルのクリーンな環境での製造
- 商品の製造年月日の記載
- フレッシュ期間の設定
など、ファンケルならではの工夫が施されています。
ファンケルの無添加※1スキンケアは、肌悩みに合わせた4つのスキンケアラインを展開しています。
シミやくすみ※2、ニキビケアなど、目的に応じて選べるスキンケア化粧品で、妊娠中の肌をケアしてみてはいかがでしょうか。
※1 防腐剤、合成香料、合成色素、石油系界面活性剤、紫外線吸収剤を一切使っていません。
※2 「くすみ」とは、乾燥によるものです。
無添加スキンケアブランドサイト「#サステナブルスキン」はこちら
■エンリッチプラス <医薬部外品>
ファンケルは、エイジングケア※1ラインも無添加※2にこだわっています。
エンリッチプラス <医薬部外品>は、シワ改善有効成分「ナイアシンアミド」に加え、肌本来の美しさを引き出す「スイートピー花エキス」と「シソ葉エキス」を配合し、乾燥や摩擦などの刺激から肌を守ってくれる人気シリーズとなっています。
妊娠中や産後の肌あれ、乾燥によるハリ不足にお悩みの方におすすめのスキンケア化粧品です。
化粧液と乳液は、さっぱりタイプとしっとりタイプがあるので、好みのテクスチャーのものを選びましょう。
化粧液・乳液の簡単スキンケアで、時短で本格的なスキンケアができるのもうれしいポイントです。
※1 「エイジングケア」とは、年齢に応じたお手入れのことです。
※2 防腐剤、合成香料、合成色素、石油系界面活性剤、紫外線吸収剤を一切使っていません。
■無添加ブライトニングシリーズ <医薬部外品>
ファンケルの無添加ブライトニングシリーズ <医薬部外品>は、保湿成分「ブライトコントローラー」とファンケル独自着目成分「アクティブビタミンC α」、肌あれを防ぐ「グリチルリチン酸ジカリウム」などが配合された、シミ対策のためのスキンケア化粧品です。
ホルモンバランスの変化によってシミができやすくなる妊娠中の美白※ケアにはもちろん、赤ちゃんとのお散歩など紫外線ダメージを受ける機会が増える産後のシミ対策にもおすすめです。
美白※と肌あれを同時にケアできる化粧液・乳液に加え、スペシャルケアに活用できる美容液やシートマスクもラインナップされています。
※「美白」とは、メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ効果のことをいいます。
ファンケルの「無添加ブライトニングシリーズ <医薬部外品>」はこちら
■アクネケアライン <医薬部外品>
ファンケルのアクネケアライン <医薬部外品>は、繰り返す大人ニキビの悩みに向き合って研究されたスキンケア化粧品です。
植物由来の保湿成分をたっぷり配合し、ニキビや肌あれが起きにくい肌へと整えてくれます。
防腐剤・合成香料・合成色素・石油系界面活性剤・紫外線吸収剤の5つの成分に加え、デリケートなニキビ肌を考えて「殺菌剤」も一切使用していません。
ニキビのできにくい肌に整えてくれる化粧液とジェル乳液の2ステップに加え、ニキビの原因となる角層や、毛穴詰まりを取り去りながら必要なうるおいは残して洗い上げる洗顔クリームや、肌あれケアの有効成分「トラネキサム酸」を配合した美容液もそろっています。
アクネケアライン <医薬部外品>は、妊娠中のつわりや便秘によるニキビなどの肌あれにお悩みの方におすすめのスキンケア化粧品です。
妊娠中も毎日のスキンケアで肌あれ対策をしよう
妊娠中は、ホルモンバランスの変化や水分不足による乾燥などの影響で、普段よりも肌あれしやすい状態になっています。
普段以上にていねいなスキンケアを心がけることが大切ですが、あらゆる刺激に敏感になるため、「これまで使っていた化粧品が合わなくなった」「化粧品のにおいで気分が悪くなってしまった」ということもあるでしょう。
妊娠中のスキンケアには、合成香料や防腐剤、合成色素など、肌への負担となる添加物が含まれていない無添加の化粧品や、肌あれを防ぐ有効成分が配合された化粧品を選ぶのがおすすめです。
ファンケルの無添加化粧品は、ゆらぎやすい妊娠中の肌あれ対策にはもちろん、赤ちゃんが生まれてからの産後のスキンケアにも使えます。
肌悩みに合わせたラインから選べるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
