F
たとえ優れた成分であっても、身体でよく働くようにつくらなければ、本来の力は発揮できません。個々の成分の持続性や吸収性はもちろん、配合バランスなどを研究し、商品設計に取り組んでいます。
ビフィズス菌は胃酸から守って生きて腸まで届けたい。
でも、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは胃から溶かしだした方がしっかり働く。
それぞれの成分で、溶かしたいタイミングが違うという難題をクリアするため、約100パターンの成分の組み合わせでテストを行い、各成分が最適なタイミングで溶ける処方を見出しました。
それが、ファンケル独自のバリア&リリース製法です。
水に触れるだけで、コエンザイムQ10をナノレベルまで微細に乳化し、体内に吸収されやすい状態に。さらに、吸収を高める乳化剤の役割を少量の大豆由来成分で実現し、安心・安全にもこだわりました。
水溶性のビタミンB群は、たとえ大量に摂っても、使われなかった分はすぐに尿や汗と一緒に排出されてしまいます。そこで、溶け出すタイミングを調整し、長く留まるように「ロングタイム製法」を実現しました。
「シスチン」がパワフルな働きで健やかな明日へアプローチ。さらに体内への効率を第一に考えた「還元型クルクミノイド」がすばやく力強くスッキリ感へ導きます。
サプリメントを摂ること自体がストレスや負担になっては本末転倒です。毎日続けやすいよう、するっと飲み込める設計を重視し、粒の大きさ、形、味、におい、質感までこだわりを持って製造。粒数もなるべく少なくてすむよう努めています。
サプリメントの品質を守るための取り組み【崩壊性試験】
品質に責任をもってサプリメントをお届けするために。
ファンケルでは、お腹の中での溶け方についても試験を行ない確認しています。
※動画内の各商品はリニューアル前の旧商品です。
基礎研究から、原料選び・剤形の工夫などの商品化に向けた研究まで、専門の研究員が真摯に取り組んでいます。製剤研究まで独自に行っているからこそ、小粒化や粒数低減が実現できました。
健康食品こそ機能に科学的な根拠を。そんな思いから、医薬品で義務付けされている臨床試験(有効性や安全性を確認する試験)を自主的に行ってきました。2015年にスタートした「機能性表示食品」をいち早くお届けできたのは、こうした積み重ねがあったから。その試みは今も続いています。
事業者の責任で、科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品のこと。食品の持つ健康機能をわかりやすく表示することで、消費者が正しい情報を得て商品を選ぶことができるように定められました。
※販売前に安全性や機能性の根拠に関する情報などを消費者庁に届け出たもので、特定保健用食品とは異なり、消費者庁長官の個別の許可を得たものではありません。
1日に必要な栄養成分(ビタミン、ミネラルなど)が不足しがちな場合、それを補うために利用できる食品のこと。
すでに科学的根拠が確認された栄養成分を一定の基準量含む食品であれば、特に届出などをしなくても、国が定めた表現によって機能性を表示できます。
毎日取り入れて健康をサポートするものだからこそ、不安を感じるものは入れません。粒の成形や品質保持のためにどうしても必要な成分だけで、製品を作り上げています。
健康食品の原料は、原産地や残留農薬、アレルゲン(28品目中)、有害ミネラルなど、ファンケル独自の厳しい安全基準をすべてクリアしたもののみ。品質検査は、数百のチェック項目を徹底検査。原料レベルから出荷直前まで全段階で実施しています。
直接口にするものだからこそ、医薬品と同等レベルを目指した厳しい基準で製造・管理。2005年には、大手メーカーの自社工場では初の「健康補助食品GMP※」を取得。いつ、どこの原料を使用したかなど、製造工程のすべてを把握しています。
※GMPとは、Good Manufacturing Practice(適正製造規範)の略。
サプリメント先進国アメリカ発祥の「製品の品質と安全性の確保」を目的とした製造認可基準です。
お客様に安心・安全なサプリメントをお届けすること、その責任において製造ラインでは日々、高品質な製品の製造に取り組んでいます。独自開発の専用機械をはじめとする各種機械、機械と人による妥協なき確認など、さまざまな工夫を行いながら製品を製造しています。
「今の悩みにぴったりの商品は?」「2つの商品の違いはなに?」など、サプリメントや健康についてのご質問やご相談に、管理栄養士をはじめとする専門スタッフが、わかりやすく丁寧にお答えします。また、ファンケルのサプリメントと、お客様が服用されている薬との飲み合わせについてもお調べします。お気軽にご相談ください。
健康に関する様々な情報があふれている今だからこそ、有用な知識を見極めることも私たちの役目。多種多様な情報を研究所・学術部門に結集し、お客様にとってためになる情報をホームページや情報誌『元気生活』をはじめ、直営店舗やセミナーを通じて、ご提供しています。
単に商品を作るだけでなく、安心して健康食品をご利用いただけるように、情報を正しくお伝えすることも私たちの責任です。「誰にとってもわかりやすい表現であるか?」「根拠はあるか?」などの視点で、正直な情報発信に努めています。情報発信の責任者が一堂に会し、徹底的に議論を重ねることで、情報の品質にも配慮しています。
お客様が健康食品を摂る際に必要な情報が、ひと目でわかるデザインや表示を心がけています。