化粧水がピリピリする・・敏感肌用のスキンケア選びとお手入れ方法
季節の変わり目や花粉などの外的要因により乾燥がひどく粉を吹いてしまう…普段から愛用している化粧水がしみてピリピリする…ということありませんか?さらに、最近はマスクによって不調になっている人も多いのではないでしょうか?これは敏感肌の代表的な状態です。敏感肌は肌状態が不安定になっているので時間をかけてケアをしていくことが大切です。
敏感肌悩みから卒業するための適切なケア方法を今回はご紹介します。
■目次
敏感肌チェック
よく敏感肌という言葉を耳にしますが、実は敏感肌に明確な定義はありません。
敏感肌は肌の感受性が高まって過敏になっている肌のことを指しますが、それは人によって様々です。代表的な敏感肌の状態をチェックして、自分の肌に当てはまるものを確認しましょう。
■かゆみ・ピリピリ
乾燥した状態が続くと肌のバリア機能が低下し、外的刺激から肌を守れずちょっとした刺激でもかゆみやピリピリ感を感じやすくなります。そのかゆみにより肌をひっかくことで、バリア機能がさらに低下してしまい、またかゆみを繰り返すことになってしまいます。
■赤み
乾燥や外的刺激によって肌が肌荒れを起こすと、肌に赤みが出ます。通常はトラブルが落ち着くとその赤みもとれるのですが、バリア機能が低下した敏感肌は肌荒れと改善が何度も繰り返されることで肌の赤みが常態化してしまうのです。
■ニキビ/吹き出物
ニキビや吹き出物は肌の水分量と油分のバランスが乱れることで皮脂が詰まり発生します。季節の変わり目などの外的要因やストレスなどによってバリア機能が低下しているとこのバランスを保つことができず、ニキビや吹き出物は治りにくくまた再発してしまうのです。
敏感肌ってどんな肌状態?
先ほどご紹介した敏感肌とはどのような肌状態か詳しく見ていきましょう。
肌状態をきちんと理解することで根本原因へのアプローチ方法を理解することができます。
■正常な肌状態
正常な肌状態では水分と油分のバランスが保たれていることで肌の表面に皮脂膜ができ、様々な外的刺激から守ってくれます。また正常な肌の表面は弱酸性の状態で悪玉菌が増えにくい環境になっています。
■敏感肌の肌状態
敏感肌は角層の保水力が低下することで水分と油分のバランスが崩れて皮脂膜ができず、肌のバリア機能が著しく低下した状態のことをいいます。この肌のバリア機能が低下した状態こそがちょっとした外的刺激により先に挙げた様々な肌トラブルを引き起こしやすい状態です。
敏感肌の原因とは
敏感肌には生活習慣が大きく影響しています。次でその具体的な生活習慣をみていきましょう。
■ストレスフルな日常
家で過ごす時間が増えたり、マスクを常時着用して外出したり今までの生活スタイルから大きく変化をしている方が多いかと思います。また在宅時間が増えることでついつい夜更かしをしてしまい睡眠時間が少なくなっている方もいるのではないでしょうか。生活スタイルの変化はストレスの原因となり身体にも大きな影響を及ぼします。
■食生活の偏り
忙しさからコンビニやデリバリーに頼ってしまうこともありますよね。でもコンビニやデリバリーの食事は塩分が多く、栄養バランスが偏りがちです。たんぱく質やビタミンそして食物繊維を積極的に摂取し体の内側から健康になることで肌も健康になります。どうしても食事の栄養バランスを整えることが難しい時は不足分をサプリメントに頼るのも有効です。
■季節の変わり目(花粉)
季節の変わり目は気温の急激な変化の影響を受けやすく肌は揺らぎやすいです。また花粉や黄砂などの外的刺激が肌に付着することで肌荒れを起こすこともあります。肌に直接触れるタオルや洋服などは室内干しが◎そしてメイクは肌に長時間花粉などが付着しないようサラサラなテクスチャのものを選ぶことがおすすめです。
■肌に合わない化粧品を使い続ける
防腐剤や合成香料、合成色素などの添加物は人によっては刺激になってしまい敏感になる可能性を引き起こす可能性があります。サンプルなどで肌に合うかどうか試し、刺激やかゆみなど敏感な状態になったら使い続けないようにしましょう。
敏感肌のためのスキンケア選びとポイント
肌のバリア機能が低下して様々な外的刺激に敏感になっている時には、特に慎重に化粧品を選ぶ必要があります。
どのようなポイントに気を付けて化粧品を選び、スキンケアを行うべきなのでしょうか。
■敏感肌の人が特に注意したい成分を知る
◎エタノール
スーッとしたり、心地よい使用感にするために使われるエタノールですが、一方で肌を乾燥させてしまうことも。そしてバリア機能が弱っているとヒリヒリした刺激を感じることもあります。
◎合成香料
リラックス効果など良い面もあるのですが、敏感になっている肌には刺激になることも。
◎防腐剤
化粧品を長持ちさせるために配合される防腐剤は、アレルギー反応を起こしやすく肌荒れを起こす場合もありますので敏感肌の方は避けましょう。防腐剤の刺激は肌ストレスとなり、肌の老化やハリ低下につながる可能性もあります。
■日焼け止めを忘れない
敏感肌の方は肌に負担をかけないようスキンケアをしただけの状態で過ごしている方も多いかと思いますが、実はこれは間違いです。肌は紫外線やほこりなどさまざまな外的刺激にさらされているため、それらから肌を保護するために防腐剤や紫外線吸収剤を配合していない肌に負担の少ない日焼け止めを使用することをお勧めします。
■敏感肌のためのスキンケアのポイント
◎肌を洗いすぎずに、清潔に保つこと
洗浄力がマイルドな洗顔料のたっぷりの泡で肌をこすらないように洗い、うるおいを残しながら、不要な皮脂、汗、そして肌に付着したほこりなどの汚れをしっかり落としてあげましょう。
◎徹底保湿と徹底保護
敏感肌の方は刺激に敏感になっているので、過度なスキンケアは逆効果になることも。スキンケアの基礎となる保湿第一のスキンケアにしましょう。肌にしっかり水分を与えて、油分でフタをして浸透させた水分を逃さないようにするのがバリア機能を整えるための近道です。コットンを使用することは肌に摩擦を与えて刺激となる可能性があるので、手でやさしくつけるのが◎
敏感肌におすすめの無添加スキンケア商品4選!
肌が敏感になっている時こそ試したいのが、肌に負担になる成分は徹底不使用のファンケルの無添加化粧品です。肌本来の力を底上げしてくれる無添加処方のスキンケアは肌悩み別のラインナップで、悩みに応じて選べます。
ではファンケルの無添加化粧品を詳しくご紹介していきます!
■ファンケルの無添加化粧品とは
ファンケルの無添加化粧品は防腐剤・合成香料・合成色素・石油系界面活性剤・紫外線吸収剤を徹底不使用。肌ストレスを与えることなくバリア機能が低下した肌を健やかに導いてくれます。
■乾燥敏感肌ケア化粧液・乳液
「乾燥敏感肌ケアライン」はわずかな刺激にも敏感になっているバリア機能が低下した敏感肌を独自のスキンバリア成分で徹底保湿・保護してくれるのが特長です。エタノール不使用で肌にしみにくいやさしい感触でゆらぎにくい健やかな肌に整えてくれます。
■ボタニカルピュアオイル
「ボタニカルピュアオイル」は、ビタミンやスクワランなどの美容保湿成分がたっぷり配合された全身用ピュアオイル。オイルなのにサラッとしてベタつかないテクスチャが◎刺激が少なく肌や髪への浸透力にすぐれ、赤ちゃんから大人まで様々な使い方が可能です。
■アクネケア化粧液・乳液
繰り返すニキビを防ぎ、ゆらがない肌に整えるアクネケアライン。新たなアプローチで素肌を底上げし、肌バリアを根本から整えます。ニキビができる前から徹底予防し、ニキビに悩む肌から、理想のつるすべ肌へ導きます。
■モイストリファイン化粧液・乳液
「モイストリファインライン」は、乾燥や開き毛穴の原因となるインナードライにアプローチした高保湿ケアラインです。うるおいが不足してバリア機能が低下した肌を、独自成分の「アクティブセラミド」と「モイストチャージコラーゲン」が角層の内側と外側の両方から満たしてなめらかな肌に。
■エンリッチプラス化粧液・乳液
「エンリッチプラス」は、敏感肌だけどハリ不足対策もしたい方におすすめのエイジングケアライン。有効成分「ナイアシンアミド」がコラーゲン産生を促進し、毎日の簡単なお手入れでシワを改善。ふっくらとしたハリと弾力のある肌に導きます。
丁寧なケアで肌を休ませてバリア機能が整うのを待ちましょう
敏感肌になっているかもと思ったらまずは普段のスキンケアや化粧品、生活を見直してみることから始めましょう。
そして肌の負担になる成分や刺激を避けて、保湿を重視した丁寧なスキンケアを心がけることで肌のバリア機能はゆっくり回復していきます。