美白化粧水のおすすめを徹底解説!シミ予防・くすみ※ケアにも【コスメコンシェルジュ監修】
シミ・くすみ※ケアには、美白化粧水がおすすめです。
ただし、美白化粧水ならどれでも同じというわけではありません。有効成分の種類や使用感などを確認し、自分の肌に合ったものを選ぶことが大切です。
この記事では、美白化粧水と普通の化粧水との違い、美白化粧水の選び方をご紹介します。
■目次
監修者
宮井美佳
コスメコンシェルジュ資格(日本化粧品検定1級)
アメリカ留学中、強い日差しで肌がボロボロになってしまったのをきっかけにスキンケアの勉強を始め、スキンケアにまつわる資格を取得。スキンケア系のウェブメディアで500記事以上の記事を執筆し、正しい肌のお手入れを提案してきました。紫外線ケアやシミケアを中心に、本当におすすめできる化粧品の情報を発信しています。
美白化粧水と普通の化粧水、何が違う?
美白化粧水と普通の化粧水の違いは、シミ予防やくすみ※ケアに特化した成分が配合されているかどうかです。
普通の化粧水は、主に肌に水分を補給してうるおいを与える「保湿」が主な目的です。
一方、美白化粧水には、普通の化粧水には含まれていない「美白有効成分」が配合されており、透明感のある肌へと導く「美白」が目的です。肌に水分を補給しながら、同時に美白有効成分を浸透させることで、うるおいと透明感のある肌へと導いてくれるのです。
特に「医薬部外品」という表示がある美白化粧水には、メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ効果がある美白有効成分が一定量以上含まれているため、シミやそばかすのない肌への効果が期待できます。
また、美白化粧水は、紫外線が強くなる夏にだけ使えば良いと思われがちですが、1年中使うのがおすすめです。なぜなら、秋や冬も紫外線が降り注いでいて、シミ・くすみの原因になりうるからです。
そのため、美白化粧水を使ったシミ予防やくすみ※ケアは、1年を通して行いましょう。
美白化粧水を選ぶポイント
美白化粧水と一口に言ってもたくさんの種類があるため、どれを選べば良いか迷ってしまう方もいるでしょう。
ここからは、自分に合った美白化粧水を見つけるために知っておきたい、選び方のポイントをご紹介します。
■美白有効成分を確認
美白化粧水を選ぶときは、まず配合されている美白有効成分の種類を確認しましょう。
代表的な美白有効成分としては、以下のようなものがあります。
美白有効成分 | 働き |
---|---|
ビタミンC誘導体 | メラノサイトの活性化を抑え、メラニンの生成を抑制する |
アルブチン | メラニンの生成に必要な酵素「チロシナーゼ」の働きを阻害する |
トラネキサム酸 | メラノサイトの活性化を抑え、メラニンの生成命令を遮断する |
コウジ酸 | メラニンの生成に必要な酵素「チロシナーゼ」の働きを阻害する |
美白化粧水のなかには、働きが異なる複数の美白有効成分が配合されているものもあります。メラニンの生成過程は複雑ですが、複数の美白有効成分が入っているものならメラニンが作られるまでの複数の過程に対処できます。
例えば、ビタミンC誘導体とトラネキサム酸が配合された美白化粧水は、メラニンを作る命令を遮断しながらメラノサイトの活性化を抑えるため、シミ予防への高い効果が期待できます。
また、美白効果を最大化するために化粧品メーカーが独自開発した成分や、肌本来の力を活かし、美容成分が浸透しやすい状態へと導く成分が配合された美白化粧水にも、注目したいところです。
■保湿成分を確認
肌が乾燥すると、本来備わっている肌のバリア機能が低下してしまうため、紫外線などのダメージを受けやすくなってしまいます。
バリア機能が乱れた肌の表面にはシミが約2倍もできやすいという調査結果があるほどです。
そのため、美白化粧水はただ肌に水分を補給するだけではなく、水分を挟み込んで保水力を高めたり、蒸発を防いで水分を閉じ込めたりする働きがある高保湿成分に注目し、美白と保湿を同時にケアできるものを選ぶのがおすすめです。
保湿成分は、水分を吸着して肌にうるおいを与える「水溶性(ヒューメクタント)」と、水分を閉じ込めてうるおいを保つ「油溶性(エモリエント)」の2種類に分類されます。
美白化粧水に含まれる代表的な保湿成分は、以下の通りです。
保湿成分 | 働き |
---|---|
グリセリン(水溶性) | 水分を吸着して、肌を乾燥から守る |
ヒアルロン酸(水溶性) | 水分を抱え込んで、うるおいを保つ |
コラーゲン(水溶性) | 水分を蓄えて、ハリや弾力を保つ |
セラミド(油溶性) | 水分を挟み込んで、肌の保水力を高める |
スクワラン(油溶性) | 水分を逃がさずに閉じ込める |
ほかにも、自然由来の保湿成分が含まれた植物エキスや化粧品メーカーが独自に配合した保湿成分は、保湿力に優れていることが多いです。
■肌あれケア成分を確認
紫外線による刺激や乾燥などが原因で肌の状態が不安定になると、肌あれが起こりやすくなります。
肌あれを起こした状態の肌はシミやくすみ※もできやすいため、美白化粧水を選ぶときは、肌の状態を整える有効成分にも注目しましょう。
肌あれを防ぐ有効成分には、以下のようなものがあります。
保湿成分 | 働き |
---|---|
グリチルリチン酸ジカリウム | 肌あれを防ぐ |
アラントイン | 肌あれを防ぐ |
例えば、美白有効成分や保湿成分に加えて、グリチルリチン酸ジカリウムを配合した美白化粧水は、美白ケアと保湿ケア、肌あれケアを同時に叶えることが可能です。
■防腐剤・合成香料などの添加物不使用
「美白化粧水を使うと、肌がピリピリする」という方もいるかもしれません。
美白化粧水のなかには、防腐剤や合成香料、アルコールなどの添加物が含まれているものもあり、それが肌への刺激となってピリピリと感じることがあります。
肌への負担をできるだけ少なくするには、使用する成分にもこだわりましょう。
「無添加」に明確な定義はありませんが、化粧品メーカーが特定の添加物を排除していることを示すために無添加と記載する場合もあり、必ずしも添加物が一切含まれていないことを示しているとは限りません。
無添加と記載されたパッケージを見て安心するのではなく、成分をしっかりと確認したうえで、防腐剤や合成香料、アルコールなどが配合されていない美白化粧水を選ぶことが大切です。
【2023年最新】おすすめの美白化粧液はファンケル「無添加ブライトニング」!
美白化粧水は、さまざまな化粧品メーカーからたくさんの種類が販売されています。
ここでは、なかでも特におすすめしたい美白化粧液として、2023年2月に発売されたファンケルの「無添加ブライトニング 化粧液 〈医薬部外品〉」をご紹介します。
■W有効成分と独自成分配合
ファンケルのブライトニング 化粧液には、美白有効成分と肌あれをケアする有効成分が、ダブルで配合されています。
また、海洋性プランクトン由来の独自成分が、高い保湿力を発揮してくれます。
ブライトニングシリーズの基本成分 | 特長 |
---|---|
アクティブビタミンC α | 酸化しやすいビタミンCの弱点を克服したファンケル独自着目成分 美白有効成分の持続型ビタミンC誘導体に加え、3種のサポート成分を複合 |
グリチルリチン酸ジカリウム | 肌あれをケアする有効成分 |
ブライトコントローラー | 生命力に優れた海洋性プランクトン「アルテミア」由来の保湿成分 |
3つの成分が「シミ予防」「くすみ※」「肌あれ」などの肌悩みに同時に働きかけるため、効率良く透明感のある肌へと導いてくれます。
■5つの無添加
ファンケルは、1980年の創業以来、無添加化粧品の研究開発を続けている化粧品メーカーです。
ブライトニング 化粧液を含むブライトニングシリーズは、防腐剤・合成香料・合成色素・石油系界面活性剤・紫外線吸収剤の5つが無添加で、敏感肌でも使えるのが魅力です。
■特許取得の密封容器
ファンケルのブライトニング 化粧液には防腐剤が含まれていないため、開封のその瞬間まで外気に触れることがないよう、独自の密封容器が使われています。
また、美容成分をフレッシュなまま使い切れる小ぶりなサイズ感もうれしいポイントです。
■口コミでも高評価
ブライトニングシリーズは、口コミでも高評価を得ています。
事前モニターによる使用感の満足度は91%以上※1、「美白※2も肌あれも同時にケアできてすごく好きになった」「保湿力もあって刺激もなく使えた」などのコメントも寄せられています。
■そのほかのシリーズも人気
ファンケルのブライトニングシリーズには、美白乳液やエッセンス(美容液)、シートマスクなどのラインナップがあります。
すべてのアイテムに基本の成分が配合されているほか、エッセンスやマスクだけに配合された成分もあり、シリーズで使うことで、より目的に合ったスキンケアが可能です。
おすすめの美白化粧液でうるおいと透明感のある肌へ
シミ予防やくすみ※ケアに使用する美白化粧水は、配合成分や使用感に注目して、自分に合ったものを選びましょう。
複数の有効成分が配合された美白化粧水なら、異なるアプローチで複数の肌悩みを同時にケアすることも可能です。
今回ご紹介したファンケルのブライトニング 化粧液は、美白ケアと保湿ケア、肌あれケアを同時に叶えるおすすめの美白化粧液です。
シミやくすみ※が気になる方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。