毛穴に角栓ができる原因・対処法は? 30代におすすめのスキンケア
30代になり、肌悩みが増えてきたという方も多いのではないでしょうか。特に毛穴の角栓は、30代を過ぎたあたりから気になり始める肌悩みの一つです。
また、メイクのノリが悪くなった、肌がザラつくなどのお悩みも、実は毛穴の角栓が原因かもしれません。
この記事では、毛穴の角栓ができる原因と対処法、30代におすすめのスキンケア化粧品について詳しく解説します。
■目次
毛穴の角栓はなぜできる? 種類別の原因と対処法
30代が特に気になる以下のような肌悩みは、余分な皮脂や古い角層、汚れなどが毛穴に詰まってできる「角栓」が原因の可能性が高いです。
- 肌のザラつき
- 白いポツポツ
- 黒いブツブツ(いちご鼻)
肌には本来、適度な油分が必要です。肌の油分が不足するとうるおいを保てなくなり、乾燥肌や肌トラブルの原因となります。
毛穴から分泌される皮脂(油分)には、角層の表面に皮脂膜を形成して水分の蒸発を防ぎ、外的刺激から肌を守る役割があります。
しかし、何らかの理由で皮脂が過剰に分泌されると、肌の表面に余分な皮脂が溜まりやすくなり、古い角層や汚れとともに毛穴に詰まって、角栓となってしまうのです。
皮脂には液体脂と固体脂があり、角栓に多く含まれるのは固体脂です。
固体脂は固まりやすいため、一度毛穴に詰まってしまうとなかなか落としにくく、適切なケアをしなければ、肌のザラつきや白いポツポツ、黒いブツブツ(いちご鼻)などの原因となります。
ここでは、代表的な3つの角栓の種類を挙げ、それぞれの原因と対処法について詳しく説明します。
■白い角栓
鼻やあご、おでこや目のまわりにできる白いポツポツは、余分な皮脂と古い角層、メイク汚れなどが毛穴に詰まってできた角栓です。
毛穴に詰まって硬くなり、ザラザラとした肌ざわりになります。
原因
白い角栓は、皮脂の過剰分泌が原因でできるケースが多いです。
皮脂の過剰分泌は、肌の乾燥や間違ったスキンケア、生活習慣の乱れなどによって、肌のバリア機能が低下したときに起こりやすくなります。
また、年齢とともに変化するホルモンバランスの影響によって、皮脂が過剰に分泌することもあります。
肌の新陳代謝であるターンオーバーも、加齢とともに周期が遅れやすくなります。
ターンオーバーの周期が遅れると、古い角層が肌表面から排出されず、毛穴に詰まりやすくなるため、30代になると毛穴の角栓が気になる方が増えてくるのです。
対処法
白い角栓ができてしまったときは、早めの対処が必要です。
放置してしまうと空気に触れて酸化し、黒ずんでしまうことがあります。
まずはクレンジングや洗顔の方法を見直して、毛穴に詰まった皮脂や古い角層、メイク汚れをしっかりと落とすことが大切です。
また、丁寧な保湿ケアで肌にうるおいを与えて、乾燥による肌のバリア機能の低下、皮脂の過剰分泌が起こらない肌へと整えてあげましょう。
ホルモンバランスやターンオーバーの周期の乱れを防ぐためには、規則正しい生活を心がけ、栄養バランスの良い食事や質の良い睡眠がとれるように意識することも大切です。
■黒い角栓
黒い角栓は、毛穴に詰まった白い角栓が空気に触れて酸化し、黒ずんでしまった状態です。
顔のなかでも特に鼻の頭にできやすく、黒いブツブツが目立ってしまうため、「いちご鼻」と呼ばれることもあります。
原因
黒い角栓ができる原因としては、白い角栓を放置してしまった、または間違った方法で除去しようとした可能性が考えられます。
例えば、以下のような角栓ケアには注意が必要です。
- 指で角栓を押し出す
- ピンセットで角栓を取る
これらのケア方法は毛穴を強く刺激するため、逆効果となる可能性が高いです。
かえって毛穴を広げてしまったり、肌を傷つけて炎症を起こす場合もあるので避けるようにしましょう。
対処法
黒い角栓は、白い角栓が毛穴に詰まってから、さらに時間が経過した状態です。
毛穴の中で角栓が硬くなっているため、洗顔の前にまずは蒸しタオル(ホットタオル)やスチーマーを使って肌をやわらかくし、毛穴を広げてあげると良いでしょう。
また、硬くなった角栓は頑固で落ちにくいため、角栓をふやかしてくれるクレンジングや洗顔料を使用するのがおすすめです。
■コメド
コメドとは、ニキビの初期段階で見られる症状のことです。
小さな角栓が毛穴に詰まった状態で、微小なコメドは肌の表面に出てこないため、見た目ではわからないこともあります。
ただし、放置してしまうと毛穴の中でニキビの原因菌であるアクネ菌が繁殖し、炎症を起こしてしまうため、早めの対処が必要です。
原因
コメドができる原因は、白い角栓と同じです。
皮脂の過剰分泌やホルモンバランスの乱れ、ターンオーバーの乱れなどによって、皮脂や古い角層が毛穴に詰まってコメドができます。
対処法
コメドは見た目ではわからないことも多いため、普段から適切なスキンケアを行うことが大切です。
肌は乾燥するとかえって皮脂を分泌しようとするため、毛穴が詰まりやすくなります。
肌の水分と油分のバランスを整えることが大切なので、クレンジングや洗顔料を使って汚れや皮脂を洗い流した後は、化粧水や乳液でしっかりと保湿ケアを行いましょう。
毛穴の角栓の取り方は? 30代におすすめのスキンケア化粧品を紹介
毛穴の角栓を取り除き、毛穴が目立ちにくい肌の状態を維持するには、毎日のスキンケアがとても重要です。
ここからは、毛穴の角栓ケアの基本的なやり方、30代におすすめのスキンケア化粧品をご紹介します。
■毛穴ケアの基本ステップ
毛穴ケアの基本ステップは、以下の通りです。
①クレンジング
②洗顔
③化粧水
④乳液
クレンジングや洗顔料は、肌の表面に残った皮脂やメイク汚れはもちろん、毛穴に詰まった角栓をオフできるかどうかを確認しましょう。
ただし、洗浄力が高すぎるクレンジングや洗顔料は、肌に必要な皮脂やうるおいまで落としてしまう可能性があります。
洗浄力と保湿力がバランス良く配合された、肌にやさしいものを選ぶのがポイントです。
クレンジングと洗顔で皮脂や汚れを落とした後は、化粧水と乳液でしっかりと保湿ケアをして乾燥を防ぎましょう。
■STEP①マイルドクレンジング オイル
「マイルドクレンジング オイル」は、累計売上本数が1億本を超える※ファンケルの大人気商品です。
まるで美容液のようなテクスチャーで、メイク汚れはもちろん、余分な皮脂や角栓もまとめてオフできます。
ファンケル独自の熟成ホップエキスが、角栓の70%を占める角層をふやかし、落としやすくしてくれるのが特徴です。
また、緑茶エキスが毛穴まわりの肌をキュッと引きしめ、洗い上がりの毛穴も気になりません。
汚れをすっきりと落としながら、肌本来のうるおいはしっかり守ってくれるため、使い続けるほど肌の水分量がアップし、乾燥による小ジワも目立たなくしてくれます※。
■STEP②泥ジェル洗顔
「泥ジェル洗顔」は、ファンケルがおすすめする毛穴ケア用の洗顔料です。
厳選配合された3種類のクレイが、角栓の原因となる古い角層や汚れを吸着し、すっきりと洗い上げます。
また、アロエベラ葉エキスやヨーグルトエキス、コメ由来の乳酸菌などのうるおい成分も配合され、洗顔料としてだけではなく、マッサージやパックとしてもお使いいただけます。
■STEP③モイストリファイン 化粧液・乳液
「モイストリファイン 化粧液・乳液」は、インナードライに着目したファンケルのうるおいケアラインです。
「モイストチャージコラーゲン」と「アクティブセラミド」という2つのうるおい成分が、肌の乾燥を防ぎ、つるんとキメの整ったなめらかな肌に導いてくれます。
さらに、乳液には保湿成分「ホホバオイル」が配合され、うるおいを逃さずキープして、ぷるぷる肌に整えてくれます。
添加物(防腐剤・合成香料・合成色素・石油系界面活性剤・紫外線吸収剤)はいっさい配合されていないため、毎日の保湿ケアにおすすめです。
毛穴の角栓は適切なスキンケアで除去しよう!
30代になると、ホルモンバランスやターンオーバーの周期が乱れやすくなるため、20代の頃に比べて「毛穴の角栓が気になりだした」と感じる方も多いでしょう。
肌のザラつきや白いポツポツ、黒いブツブツなどが気になるときは、できるだけ早めに対処することが必要です。
毛穴に詰まった角栓を除去するのはもちろん、毛穴が目立ちにくい肌を維持するためにも、毎日のスキンケアはとても重要です。
肌のうるおいを守りながら毛穴の角栓ケアができるスキンケア化粧品を使って、キメがふっくら整った、透明感のあるみずみずしい肌を目指しましょう。