
研究員が新事実を解説!大人ニキビの原因、「ゆさぶり因子」と「毛穴蓋」って?
大人ニキビにもっと根本からアプローチするために。「なぜ、ニキビが繰り返しできてしまうのか」、研究員がそのメカニズムを解明しました! 新事実&新発見と、ニキビケアのポイントを大公開しちゃいます。
新事実と新発見を、私が解説します!
ファンケル総合研究所
池田 麻里子
未熟な角層を産み出すたんぱく質「ゆさぶり因子」が存在した︕
大人ニキビの研究を進めると、表皮のいちばん深い層に、未熟な角層の過剰産出を促すたんぱく質「CCN1」があることにたどり着きました。それが、「ゆさぶり因子」です。「CCN1」は、もともと肌に存在するものですが、乾燥や紫外線ダメージ、睡眠不足、ストレスを受けたときなどに増加。肌に悪影響を与えていたのです。
つまり
「ゆさぶり因子」が増えるとバリア機能に関わる細胞が減ることもわかりました。バリア機能が低下すると、ニキビができるだけでなく、ハリも低下してしまうことに...。
未熟な角層が毛穴をふさぎ、「毛穴蓋」になっていた!
紫外線などでダメージ受けた肌は、「ゆさぶり因子」が急増。早く回復しようと新陳代謝をぐんぐん早め、新しい角層を大量に産み出します。しかし、そのスピードに追いつけない角層は未熟な状態のままで蓄積してしまい、毛穴をふさぐ「毛穴蓋」に。これが繰り返しできるニキビの原因だったのです。
つまり
未熟な状態で生まれた角質は、うるおいを保つ力が弱くなってしまいます。すると、肌のバリア機能が、ますます低下してしまうのです。
美白有効成分としても知られる「トラネキサム酸」は、ニキビケアにも
「トラネキサム酸」はシミのもととなるメラニンの生成を抑える働きがあることでも知られる成分です。独自の研究で、ニキビによる肌あれのケアも期待できることが判明しました。
研究者がレクチャー!
ニキビケアQ&A
Q.ニキビケア以外のアイテムを併⽤してOK︖
A.他のケアと併用しても問題ないですよ。例えば、洗顔料や化粧液などはニキビケア用を使って、美容液は美白アイテムを使う、とか。ただ、ニキビが繰り返しできるようなら、落ち着くまではニキビケアアイテムで、集中的にケアするのがおすすめです。
Q.ニキビがおさまったら、ニキビ予防のスキンケアは使わなくてもいいの?
A.表面上はおさまっても、肌の中ではまだニキビの原因がくすぶっていることも。ニキビケアを継続するのがおすすめです。殺菌剤などが入っていないものは肌に負担がかからないので、ニキビのできにくい状態を常にキープできますよ。
「ゆさぶり因子」と「毛穴蓋」にアプローチして、つるんとなめらかなニキビレス肌に!
まず、「ゆさぶり因子」の働きを抑えること。次に「毛穴蓋」を作らせず、バリア機能を守ってゆらがない肌を保つこと。この2つが、大人ニキビが繰り返しできるのを防ぐためには重要だったのです! 大人ニキビにアプローチできる正しいアクネケアを続けて、ニキビレスな"つるつる美肌"を目指しましょう!
アクネケア トータルセット
6,820円(税込)●アクネケア 洗顔クリーム〈医薬部外品〉 90g×1本
●アクネケア 化粧液〈医薬部外品〉 30mL×1本
●アクネケア ジェル乳液〈医薬部外品〉 18g×1本
●アクネケア エッセンス〈医薬部外品〉 8g×1本