
美肌になるには? 美肌を叶える生活習慣と年齢・肌質別のスキンケア方法を解説
健康的でうるおいやハリ・弾力がある美肌にはいくつになっても憧れますよね。美肌になるには、毎日のスキンケアと生活習慣を見直しましょう。この記事では、美肌を叶えるために意識したい生活習慣のポイント、年齢・肌質別のスキンケア方法を解説します。
「いつまでも不調やゆらぎのない美肌でありたい」と思いながらも、何から始めれば良いか分からないという方も多いのではないでしょうか。
年齢を重ねても、健康的でツヤのある美肌を叶えるためには、毎日のスキンケアはもちろん、生活習慣の見直しなど肌をいつくしむ習慣も大切です。
この記事では、美肌を叶えるために意識したい生活習慣のポイントや、年齢・肌質別のスキンケア方法について解説します。
美肌ってどんな肌?
多くの人が美肌と聞いてイメージするのは、うるおいやハリ・弾力がある肌ではないでしょうか?
年齢を重ねても、シミやシワがなく、なめらかでハリ感とうるおいがある肌を保ちたいという方は多いでしょう。
10代・20代の若い世代は肌細胞が活発に働くため、コラーゲンやエラスチンなどの美肌成分が順調に生成され、肌のハリや弾力を維持することができます。しかし、年齢を重ねるとともに美肌成分の生成量は減少します。
肌細胞の生まれ変わりであるターンオーバーの周期も遅れがちになるため、シミやシワ、たるみ、乾燥などの肌悩みを感じやすくなるでしょう。
いつまでも健やかで美しい肌の状態を保つには、適切なスキンケアや生活習慣を見直し、美肌成分の生成と肌のうるおいをサポートすることが大切なのです。
美肌を叶える7つの生活習慣
健康的でツヤや透明感のある美肌は、肌が本来持つバリア機能やターンオーバーが正常な状態に保たれています。
肌のバリア機能には、乾燥や紫外線、摩擦など、さまざまな外的刺激から皮膚を保護する役割があります。また、ターンオーバーの周期が正常に整えば、余分な皮脂や古い角層、シミの原因となるメラニンなどが排出されやすくなり、肌トラブルが起こりにくい健康的な肌になれるのです。
美肌を叶えるために重要なのは、生活習慣を整えて毎日のスキンケアを欠かさず丁寧に行うことです。
具体的には、以下の7つのポイントを意識しましょう
- 食生活を見直す
- 運動習慣を身につける
- 十分に水分補給をする
- ぬるめのお風呂につかる
- 質の高い睡眠をとる
- 紫外線対策を徹底する
- 日々のスキンケアを欠かさない
肌は、私たちが食事から摂る栄養素でつくられています。美肌を保つためには、無理な食事制限をせず、肌のターンオーバーを整えるために役立つたんぱく質やビタミン、ミネラル、そして適度な脂質などをバランス良く摂取することを心がけましょう。
また、毎日の生活に適度な運動を取り入れることも必要です。筋トレなどの無酸素運動で筋肉量を増やしたり、ウォーキングやランニングなどの有酸素運動で血液の循環を高めることで、基礎代謝アップにつながります。基礎代謝が向上すると、肌がきれいになるためのサイクルが整うため、美肌を育むことができるのです。
ほかにも、水分補給をして内側からうるおいを与えることも大切です。1日1~1.5リットルを目安に、水をたっぷり飲むようにしましょう。
また、お風呂の熱いお湯は肌の乾燥を悪化させてしまうため、乾燥肌を防ぐには、お風呂の温度を38~40℃程度のぬるま湯にするのがおすすめです。
また、質の高い睡眠をとることも、美肌を叶える大事な要素です。
もちろん、1年を通して紫外線対策やスキンケアは徹底しましょう。
美肌を保つスキンケアのポイント【基本】
美肌を保つスキンケアの基本は、朝と夜の1日2回+週1~2回のスペシャルケアです。
ここからは、それぞれのスキンケアについて、目的や手順、美肌を叶えるポイントをご紹介します。
朝のスキンケア
朝のスキンケアの主な目的は、以下のとおりです。
- 寝ている間にかいた汗や皮脂による汚れを落とす
- 日中の外的刺激から肌を守るために保湿ケアをする
- 紫外線対策をする
具体的には、以下の手順でケアしましょう。
- 洗顔
- 化粧水
- 乳液
- 日やけ止め
朝のスキンケアは、洗顔からスタートします。
寝ている間にも汗や皮脂は分泌されているため、洗顔料を使ってしっかりと洗い流しましょう。時間がない方には、泡タイプの洗顔料がおすすめです。
小鼻まわりなど皮脂が溜まりやすい部分は、クレンジングを使うとメイクのノリが良くなります。
また、スキンケアの基本ステップは、化粧水・乳液の2つです。乾燥や刺激から肌を守るためにも、丁寧な保湿ケアを心がけてください。
朝のスキンケアの最大のポイントは、最後に日やけ止めを使用することです。1日の紫外線ダメージを防ぐためにも、顔や首、デコルテにまでしっかりと日やけ止めを塗りましょう。
夜のスキンケア
夜のスキンケアの主な目的は、以下のとおりです。
- メイク汚れや皮脂汚れをしっかりと落とす
- 日中にダメージを受けた肌をやさしくいたわる
具体的には、以下の手順でケアしましょう。
- クレンジング
- 洗顔
- 化粧水
- 美容液
- 乳液
夜のスキンケアは、メイク汚れを落とすクレンジングからスタートします。クレンジングの後は、洗顔料をしっかりと泡立てて、やさしくなでるように洗いましょう。
夜のスキンケアで積極的に取り入れたいのが、美容液です。もちろん、美容液は朝のスキンケアで使っても問題ありません。美容液を使う順番は、化粧水の後、乳液の前が基本です。
美容液は、肌悩みに合わせて選びましょう。乾燥が気になる場合は高保湿成分、シミやくすみ※1が気になる場合は美白※2有効成分など、美容液にどんな成分が配合されているかを確認するのがポイントです。
有効成分が一定の濃度で配合されている「医薬部外品」を選ぶのもおすすめです。
※1 「くすみ」とは、乾燥によるものです。
※2 「美白」とは、メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ効果のことをいいます。
スペシャルケア
美肌を叶えるためには、週1〜2回のスペシャルケアも取り入れましょう。
美容保湿成分をしっかりと肌に届けてくれるシートマスクや、肌の表面に蓄積された角層だけを除去してくれるパックなど、肌の状態に合わせたスキンケアをしましょう。
美肌を保つスキンケアのポイント【年齢別】
美肌を叶えるために重要なターンオーバーは、年齢によってサイクルが異なり、年齢を重ねるほど周期は長くなります。そのため、年齢に合ったスキンケアを行うことが大切です。
続いては、美肌を保つために心がけたい年齢別のお手入れと、スキンケア化粧品の選び方をご紹介します。
20代のスキンケア
20歳を過ぎると、ターンオーバーの周期は少しずつ遅れ始めます。
肌の状態には個人差があるものの、生活習慣が乱れている場合など、20代から肌悩みを抱えるケースも珍しくありません。
20代が美肌を保つには、化粧水や乳液を使ったスキンケアを徹底することはもちろん、洗顔のやり方を見直してはいかがでしょうか。
脂の分泌量が多い10代の頃は、すっきりと落とし切るために、洗浄力の高い洗顔料を使っていたという方もいるかもしれません。しかし、20代になると心と体のバランスが乱れることで肌がゆらぎやすくなる方も多いため、年齢に合わせたスキンケアの見直しが大切です。
洗浄力の高すぎる洗顔料を使ったり、ナイロンタオルなどで力強く洗うことは避け、低刺激な洗顔料をたっぷりと泡立てるなど、やさしくケアすることを心がけましょう。
30代のスキンケア
30代になると、ターンオーバーの周期が乱れやすくなります。それによってバリア機能が低下し、乾燥や紫外線などの外的刺激によるダメージを受けやすくなってしまいます。
シミやくすみ、毛穴目立ちなど、これまでは気にならなかった肌悩みを感じやすくなったり、繰り返す大人ニキビに悩んだりする方もいるかもしれません。
特に、乾燥はさまざまな肌トラブルを引き起こします。肌の乾燥を防ぐには、できるだけ低刺激なスキンケア化粧品を選び、十分に保湿しましょう。
肌悩みに合わせた美容液やシートマスクなどを使ったスペシャルケアも有効です。
40代のスキンケア
40代になると、ほとんどの方が何らかの肌悩みを抱えています。特に多いのが、シミやくすみ、シワやゆるみです。40代以降も美肌を保つには、スキンケア化粧品の見直しが必要かもしれません。
20代・30代の頃と同じものを使い続けるのではなく、保湿力が高く、肌のハリやうるおいをおぎなうエイジングケア※用のスキンケア化粧品を選ぶのがおすすめです。
また、防腐剤、殺菌剤、石油系界面活性剤などの添加物が含まれたスキンケア化粧品は、バリア機能が低下しがちな40代の肌には負担となってしまう可能性があります。配合成分にも気をつけてスキンケア化粧品を選びましょう。
※「エイジングケア」とは、年齢に応じたお手入れのことです。
美肌を保つスキンケアのポイント【肌質別】
美肌のためのスキンケアは、年齢だけでなく肌質によっても変える必要があります。ただし、美肌にとって最も大切なのは「保湿」です。脂性肌の原因となる多くは、水分不足により皮脂が過剰分泌されることであるため、すべての肌質で保湿ケアは徹底しましょう。
そのうえで、肌質に合ったお手入れのポイントやスキンケア化粧品の選び方を押さえておくことが大切です。
乾燥肌
乾燥肌とは、水分と油分がどちらも不足した状態の肌を指します。
乾燥肌のスキンケアは、肌に刺激を与えないことが重要です。例えば、洗浄力の高すぎるクレンジングや洗顔料、熱すぎるお湯は肌にとって刺激となり、本来必要な皮脂まで洗い流してしまいます。
肌への刺激となる可能性のある添加物が含まれたスキンケア化粧品は避け、たっぷりの泡とぬるま湯でやさしく洗うようにしましょう。
乾燥が気になる部分には化粧水や乳液を重ねづけし、お手入れの最後はやさしくハンドプレスをして、保湿成分を肌に押し込むのもポイントです。
混合肌(インナードライ)
「Tゾーンはテカりやすいけど、頬は乾燥している」など、混合肌のスキンケアは、肌の状態に合わせてケア方法を変えるのがポイントです。
皮脂の分泌量が多い部分は乳液のみ、乾燥しやすい部分は乳液にクリームを加えるなど、部位別に丁寧なケアを心がけましょう。テカリやベタつき、乾燥が特に気になる部位には、美容液を使ったスペシャルケアもおすすめです。
肌のうるおいと弾力をサポートするコラーゲン、水分を保つ働きがあるセラミドなど、インナードライに着目したスキンケア化粧品を選ぶと、理想の肌に近づくことができるかもしれません。
脂性肌(オイリー肌)
皮脂が過剰に分泌される脂性肌(オイリー肌)の場合、「テカリやベタつきがあるから、乳液はやめておこう」と考える方もいるかもしれません。しかし、皮脂の過剰分泌は水分不足が原因の可能性もあります。
化粧水と乳液を使った基本のスキンケアを徹底したうえで、乾燥しがちな部位には重ねづけをしたり、美容液を使ったスペシャルケアを取り入れましょう。ニキビを防ぐ有効成分や肌にやさしい植物性の保湿成分などが配合されたスキンケア化粧品を選ぶのもポイントです。
また、脂性肌(オイリー肌)のスキンケアで特に見直したいのが、クレンジングです。
皮脂を落とそうと洗浄力の強いクレンジングを使用することで必要な皮脂まで落としてしまい、かえって皮脂の過剰分泌の原因になることがあるため、不要な汚れ・皮脂だけをしっかり取り除くことが大切です。
汚れ・皮脂を落とす力の高いオイルタイプのなかでも、低刺激で、肌に必要なうるおいを残してくれるものを選ぶと良いでしょう。
肌は一生もの! ファンケルが追求する「サステナブルスキン」とは?
今も、この先の未来もずっと自分の肌を好きでいられるように、「サステナブルスキン~その場しのぎじゃない、一生ものの素肌~」を追求し、肌へのストレスを40年以上徹底的に研究しているファンケルでは、肌への負担を考慮し無添加※1スキンケアにこだわっています。
10年後、20年後はもちろん、その先もずっと自分の肌を好きでいられるように、年齢や肌悩みに合わせて選べる4つのシリーズを展開しています。
無添加※1スキンケアシリーズ |
おすすめの方 |
シワ改善におすすめのエイジングケア※2ライン |
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繰り返す大人ニキビ予防におすすめのニキビケアライン |
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シミ・くすみ※3ケアにおすすめの美白※4ケアライン |
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乾燥やキメの乱れが気になる方におすすめの保湿ケアライン |
※1 防腐剤、合成香料、合成色素、石油系界面活性剤、紫外線吸収剤を一切使っていません。
※2 「エイジングケア」とは、年齢に応じたお手入れのことです。
※3 「くすみ」とは、乾燥によるものです。
※4「美白」とは、メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ効果のことをいいます。
エンリッチプラス 化粧液 II しっとり<医薬部外品>
30mL1,870円(税込)シワ改善有効成分(*1)を配合した薬用化粧液。肌奥の真皮層までしっかり浸透しコラーゲンの産生を促すから、本格的にシワを改善。さらにコラーゲンの「質」にこだわった独自のトリプルハリ肌成分(*2)で、押し返すようなハリ・弾力肌を叶えます。
*1 ナイアシンアミド
*2 加水分解コラーゲン液-4、エクトイン、メマツヨイグサ抽出液(保湿)
アクネケア 化粧液<医薬部外品>
30mL1,650円(税込)毎日のお手入れで繰り返す大人ニキビを防ぎ、みずみずしいうるおいで満たす化粧液。「ゆさぶり因子」と「毛穴蓋」に着目。肌バリアを根本から整えます。ゴワついた肌にもスッとなじみ、ゆらぎにくいなめらかでツルツルの肌に。
詳しくはこちらブライトニング 乳液 II しっとり<医薬部外品>
30mL1,870円(税込)有効成分に加えて高いエモリエント力を叶える植物性スクワランを配合した、無添加の薬用美白乳液。ベタつくことなくなめらかにのび、肌をラッピング。シミ・くすみを防ぎながら、やわらかで透きとおる素肌へ。普通肌、混合肌、乾燥肌の方におすすめのしっとりタイプ。
詳しくはこちらモイストリファイン 乳液 II しっとり
30mL1,540円(税込)乾燥やキメの乱れなどの複合的な肌悩みの原因、肌奥*のインナードライをうるおいで満たす高保湿ライン。保湿成分ホホバオイルを配合した乳液が肌を包み込み、うるおいをキープ。乾燥から肌を守り、ぷるぷる肌に整えます。普通肌、混合肌、乾燥肌の方におすすめです。*「肌奥」とは角層まで。
美肌を叶えるにはスキンケアが大事! 一生ものの素肌を大切にしよう
肌に本来備わったバリア機能は、何もしなければ年齢とともに少しずつ衰えてしまいます。一生ものの素肌をこの先もずっと好きでいるためには、毎日のスキンケアの積み重ねが重要です。
30代・40代になっても美肌を保つには、基本的なスキンケア方法を見直すとともに、年齢や肌質に合ったスキンケア化粧品を使用しましょう。
ファンケルの無添加※化粧品は、乾燥による「肌あれ」、繰り返す「大人ニキビ」、年齢とともに気になる「シミ」や「シワ」など、肌のゆらぎに寄り添いながらも、それぞれの肌悩みをクリアにするスキンケアラインをそろえています。
ファンケルの無添加※化粧品で一生ものの素肌を大切に、いつまでも健やかで美しい肌を目指しましょう。
※ 防腐剤、合成香料、合成色素、石油系界面活性剤、紫外線吸収剤を一切使っていません。