
髪が乾燥する原因は? パサつき対策におすすめのヘアケア方法を紹介
「髪がパサつく」「枝毛が増えてきた」など、髪の乾燥が気になる方もいるのではないでしょうか。 髪が乾燥してパサパサすると、うまくまとまらなかったり、ツヤが失われたりなど、さまざまな悩みの原因となります。 髪の乾燥が気になり始めたら、シャンプーやトリートメントなどのヘアケアアイテムや、ヘアケア方法を見直してみるのがおすすめです。 この記事では、髪の乾燥やパサつきが気になる方におすすめのヘアケア方法をご紹介します。
髪が乾燥するのはなぜ? 4つの原因
髪が乾燥してしまうのは、キューティクルがはがれ、開いた状態になっているからです。
キューティクルとは、髪の1番外側を覆う組織のことで、表面がうろこ状になっているのが特徴です。さまざまな外的刺激から髪を守り、水分量を保持する役割を担います。
キューティクルは髪が濡れているときにダメージを受けやすいため、洗い方や乾かし方に注意が必要です。また、紫外線や摩擦などの外的要因、加齢に伴う髪質の変化が原因で乾燥することもあります。
まずは、髪のキューティクルを傷めてしまう主な原因について、詳しく説明します。
髪の洗い方・乾かし方
髪が濡れた状態で摩擦を起こすと、キューティクルにダメージを与えてしまいます。そのため、以下のような洗い方・乾かし方はNGです。
- シャンプーを泡立てず髪を直接こする
- 力強くこすりながらタオルドライをする
- ドライヤーを使用せず、自然乾燥している
シャンプーを泡立てずに髪を直接こすったり、力強くこすりながらタオルドライをしてしまうと、摩擦によってキューティクルを痛めてしまう可能性があります。
また、髪が濡れた状態のまま長く過ごすことは避け、できるだけ早く乾かすことが大切です。
ただし、ドライヤーの熱が髪にダメージを与えることもあります。ドライヤーをかける前にヘアオイルやアウトバストリートメントを付けて、熱から髪を保護してあげましょう。
カラーやパーマのダメージ
美容室でのカラーやパーマも、髪にダメージを与える原因の1つです。カラーやパーマを何度も繰り返すと、キューティクルがはがれやすくなり、髪の乾燥やパサつきを感じやすくなります。
また、自宅でスタイリングをするときにコテやヘアアイロンを使う方も注意が必要です。濡れた髪に高温の熱を加えたり、髪を引っ張ったりすると、乾燥を悪化させてしまいます。
紫外線によるダメージ
紫外線を浴びると髪のキューティクルが傷つき、水分を保持できなくなって、髪が乾燥してしまいます。
紫外線は1年中降り注いでいるため、日傘や帽子による紫外線対策は、夏だけではなく冬にも必要です。ヘアケアによる乾燥対策についても、季節を問わず1年中続けましょう。
加齢に伴う髪質の変化
髪質は、年齢とともに変化します。10代・20代の頃と同じヘアケアをずっと続けている場合、30代・40代になって髪の乾燥が気になり始める方も多いです。
髪のパサつきやツヤ不足が気になり始めたら、ヘアケアアイテムやお手入れの方法を見直すタイミングかもしれません。
髪が乾燥するとどうなる?
髪の乾燥を、何もケアせず放置していると、どうなってしまうのでしょうか。ここからは、髪が乾燥したときに起こる症状、うるおいが失われているサインについて説明します。
パサパサしてツヤがない
手で触ったときにパサつきを感じたり、ツヤ感が減ってしまった状態は、髪が乾燥しているサインです。キューティクルが傷つき、はがれて、水分やたんぱく質が流出しやすくなっている可能性が高いです。
そのまま放置すると、髪の水分量が少なくなり、ツヤも失われてしまいます。また、枝毛や切れ毛が増え、修復が難しくなる場合もあるでしょう。
広がる・絡まる
髪に指を通したときに、広がったり、絡まったりするのは乾燥のサインです。
乾燥によりキューティクルが剥がれてささくれのようになると、膨張したり、うねりがでたりして、スタイリングをしても髪がまとまりにくくなってしまいます。
キューティクルが乱れると髪の水分が蒸発しやすくなる一方で、余分な水分が入り込みやすくもなるため、特に梅雨など湿気の多い時期は、髪のうねりや広がりが気になる方も多いでしょう。
抜ける
髪だけではなく頭皮が乾燥すると、毛が抜けやすくなってしまいます。
乾燥により血行が悪くなると、髪にとって必要な栄養や酸素が行き届かなくなります。そのため、成長しきれなかった髪が抜け落ちてしまうのです。
頭皮の乾燥は、洗浄力の強すぎるシャンプーが原因で起こる場合もあります。
髪の乾燥を防ぐには、髪や頭皮にとって本来必要なうるおいは残したうえで、汚れだけを洗い流せる低刺激なシャンプーを選ぶことが大切です。
髪の乾燥対策におすすめのヘアケア方法
髪の乾燥やパサつきが気になるときは、ヘアケアアイテムやお手入れの方法を見直してみましょう。ここからは、髪の乾燥対策におすすめのヘアケアアイテム、正しい洗い方や乾かし方の手順を紹介していきます。
STEP1:シャンプー&トリートメント
ヘアケアの基本といえば、シャンプー&トリートメントです。基本のヘアケアアイテムは、できる限り低刺激で、うるおい成分が配合されたものを選びましょう。
また、洗い方にもポイントがあります。
- 【ブラッシング】髪の表面についたホコリや髪に絡まっている抜け毛を落とす
- 【予洗い】髪全体をしっかり濡らし、予洗いする
- 【洗い】シャンプーを軽く手のひらで泡立ててから、頭皮を揉み込むように洗う
- 【すすぎ】シャンプーが残らないよう、ぬるま湯でしっかり洗い流す
ダメージを与えないように、正しい洗い方で髪と頭皮を整えましょう。熱いお湯で流すと乾燥を悪化させる場合があります。38~40℃のぬるま湯で、やさしく洗い流すことを意識してみてください。
髪の乾燥やパサつきが気になる方には、低刺激で頭皮にもやさしいシャンプー&トリートメントがおすすめです。
ツヤゴロモ ミネラルリペアシャンプー&トリートメント
各1本5,225円(税込)髪のエイジングケア※におすすめのヘアケアアイテムです。シルクエキスが配合されており、乾燥によるパサつきや毛先の広がりをしっかりケアできます。
こんな人におすすめ!
●乾燥によるパサつきや広がりが気になる方
●年齢による髪質の変化が気になる方
※「エイジングケア」とは、年齢に応じたお手入れのことです。
マイルドクレンジング シャンプー&リペアエッセンス トリートメント
各1本2,985円(税込)うるおいを守りながらも、汚れをしっかり落としたいときにおすすめのアイテムです。特に、シャンプーは、ファンケルの人気商品「マイルドクレンジング オイル」の処方研究を活かして開発されたこだわりの商品です。
こんな人におすすめ!
●髪の汚れが気になる方
●ヘアワックスやオイルを使う方
乾燥敏感肌ケア シャンプー&トリートメント
各1本3,344円(税込)髪だけでなく、頭皮のケアも考えて開発されたアイテムです。独自のスキンバリア成分が、洗髪によって低下しがちな頭皮のバリア機能を保ちます。
こんな人におすすめ!
●頭皮の乾燥が気になる方
●かゆみ・フケなどのトラブルがある方
●低刺激なシャンプー&トリートメントを探している方
STEP2:ドライヤーで髪を乾かす
こすりながらのタオルドライや自然乾燥は、髪や頭皮の乾燥を悪化させる場合があります。ドライヤーで髪を乾かすのがおすすめですが、ドライヤーの熱でダメージを与えないように意識しましょう。
ドライヤーで髪を乾かすときは、ファンケルの2層式ヘア美容液「シルキーヘアエッセンス」を使用してみるのはいかがでしょうか。
朝のヘアケアでは、パサつきが気になる部分にエッセンスをなじませてあげましょう。
シルキーヘアエッセンス
60mL1,989円(税込)オイル層と美容液層が外と内からダメージ補修。
髪の表面をなめらかにするオイル層と、うるおいで深部から補修する美容液層を振って混ぜる、2層式ヘア美容液。髪の芯までうるおいを与えながら、植物由来成分が表面をなめらかに補修・コーティング。ベタつきのないサラサラの手ざわりと軽やかな指通りを叶えます。日常のダメージに負けない、美しいツヤ髪に。
STEP3:マッサージで頭皮の血行を促進
抜け毛やフケなど、頭皮の乾燥が気になる方は、マッサージで血行を促進してあげましょう。
頭皮マッサージにおすすめしたいのが、ファンケルの「ツヤゴロモ スカルプエッセンス<医薬部外品>」です。
ツヤゴロモ スカルプエッセンス<医薬部外品>
60mL3,850円(税込)すこやかな髪の成長を促す、ヘアサイクルに着目。ボリュームや分け目が気になる女性のための育毛剤です。酵母ペプチドと、華北山椒エキスを独自技術で配合しました※。頭皮を健やかに保つ植物由来のうるおい成分が、地肌を整えます。液だれしにくい押し出しタイプ。
※酵母エキス-1、サンショウエキス(保湿)
髪の乾燥・パサつきは毎日のヘアケアで対策しよう
髪の乾燥やパサつきが気になり始めたら、ヘアケアアイテムを見直すタイミングです。配合成分にも着目しながら、髪と頭皮をやさしく整えてくれるアイテムを選びましょう。
ファンケルでは、シャンプーやトリートメントだけでなく、お悩み別に活用できるヘアエッセンスやスタイリング剤など、プラスアイテムもご用意しています。
髪の乾燥・パサつき対策に、ぜひ試してみてください。