
今すぐできる紫外線対策とは? 基礎知識や効果的な4つの方法、そして紫外線を浴びてしまったときのケア方法を解説
紫外線対策は、天気や季節に関係なく、1年を通して行なうことが大切です。 この記事では、日焼け止めや日傘・帽子など、今すぐできる紫外線対策の方法、紫外線を浴びてしまったときの対処法について紹介します。
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紫外線は1年を通して降りそそぎ、私たちの肌に深刻なダメージを与えます。
シミやシワ、乾燥などの肌トラブルを防ぐためには、紫外線対策をしっかり行なうことが大切です。
この記事では、今すぐできる紫外線対策の方法、紫外線を浴びてしまったときの対処法について解説します。
紫外線に関する基礎知識
紫外線とは、地上に届く太陽光のなかで最も波長が短く、目に見えない光のことを指します。
殺菌作用やビタミンDの合成をサポートする役割がある一方で、肌への影響を与えやすく、日焼けやシミ、シワなどの原因となるため注意が必要です。
紫外線には、「UV-A(紫外線A波)」と「UV-B(紫外線B波)」の2種類があります。
いわゆる日焼けの原因となるのがUV-Bで、非常に強いパワーで肌の表面に影響し、紫外線にあたった数時間後から赤くなったり、炎症を起こしたりします。
また、赤みが消えた後、数週間から数ヶ月間、肌が黒っぽくなるのが特徴です。
シミの原因にもなるため、注意しましょう。
一方で、UV-Aは、UV-Bに比べてパワーは弱いものの、浸透力が高いため、肌の奥の真皮まで届いてコラーゲンやエラスチンに影響を与えます。赤みや炎症が起きにくいため、気づかないうちに肌ダメージが蓄積されてしまうのが特徴です。
UV-Aによる紫外線ダメージが蓄積されると、ハリや弾力が失われ、シワやたるみができやすい肌になってしまいます。
紫外線と天気の関係
紫外線の強さは、天気と密接に関係しています。
基本的には、「晴れ>曇り>雨」の順に紫外線は強くなりますが、曇りの日でも雲の状態によっては紫外線が強くなることもあります。
また、雨の日も紫外線がゼロになるわけではありません。
肌へのダメージを最小限に抑えるなら、天気に関係なく、毎日紫外線対策をすることが大切です。
紫外線と季節の関係
紫外線の強さは季節によっても異なります。
基本的には、「夏>春>秋>冬」の順に紫外線は強くなりますが、冬の日も紫外線がゼロになるわけではありません。
そのため、紫外線対策は夏だけすれば良いというものではなく、1年中必要だと覚えておきましょう。
今すぐできる! 紫外線対策におすすめの方法
続いては、今すぐできる紫外線対策におすすめの方法をいくつか紹介します。
日傘・帽子で紫外線を遮る
日傘や帽子には、紫外線を遮る効果があります。
特に、日差しの強い日中に外出する場合、紫外線も強くなるため、日傘・帽子でしっかりと対策を行ないましょう。
紫外線対策のために日傘・帽子を選ぶときは、紫外線遮蔽率をあらわす「UPF」の値に注目するのがポイントです。
UPFには、15・20・25・30・35・40・45・50・50+の9つの段階があり、数値が大きくなるほど紫外線を遮る力が高いことを示しています。
日焼け止めは正しく塗る
日焼け止めを塗る際には、正しい塗り方を意識することが重要です。
例えば、顔に日焼け止めを塗る場合、両手に広げてから顔につけるよりも、額・鼻・両頬、あご先に5点置きして、面ごとにのばすことで塗りムラが出にくくなります。
また、日焼け止めの効果は時間がたつと弱まってしまうので、2〜3時間おきに塗り直すことをおすすめします。
毎日使うものだからこそ、肌に負担がかかりにくい日焼け止めを選ぶことも紫外線対策のポイントです。
日焼け止めは毎日塗る
紫外線対策は、天気や季節に関係なく、毎日行なうことが大切です。
先ほど説明したとおり、雨の日にも冬の日にも、紫外線は降りそそぎ、肌にダメージを与えます。
メイク前には日焼け止めを塗ることを毎日の習慣にしましょう。
衣類やカーテンで遮る
紫外線のなかでも、シワやたるみの原因となるUV-Aは、衣服や窓ガラスを透過して肌にダメージを与えます。
そのため、「服を着ているから」「室内にいるから」と安心して、紫外線対策を怠るのはNGです。
最近は、UVカット加工が施された紫外線対策用の衣類やカーテンも販売されているので、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
日焼け止めの選び方
前章でも説明したとおり、紫外線対策には日焼け止めを毎日塗ることが大切です。
毎日使うものだからこそ、自分の肌に合うものを選ぶようにしましょう。
続いては、日焼け止めの選び方のポイントについて紹介します。
肌に負担となる成分が入っていない
日焼け止めを選ぶときは、肌に負担となる防腐剤や紫外線吸収剤などの成分が入っていないものを選びましょう。
紫外線吸収剤とは、紫外線を吸収して熱などのエネルギーに変換し、紫外線が肌に直接届くのを防いでくれる成分のことです。
UVカット効果は高いものの、肌の上で化学反応を起こすことから肌への刺激となることがあるため、肌が敏感な方は紫外線吸収剤が含まれていないノンケミカル処方のものを選ぶのがよいでしょう。
また、保湿成分や美白有効成分など、日焼けした肌をケアしてくれる成分が配合されているものを選ぶのもおすすめです。
紫外線を防ぐ効果が高い
日焼け止めは、使用シーンや肌のコンディションに応じて、十分に紫外線を防ぐ効果があるものを選ぶことも大切です。
紫外線防止効果を確認するには、日焼け止めの「SPF」と「PA」の値を確認しましょう。
「SPF」は「Sun Protection Factor」の略であり、日焼けによる肌の赤みやシミの原因となるUV-Bを防ぐ効果を数値であらわしたものです。
また、「PA」は、「Protection Grade of UVA」の略であり、シワやたるみの原因となるUV-Aを防ぐ効果を4段階(+、++、+++、++++)で示しています。
SPFは数字が大きくなるほど、PAは「+」の数が多くなるほど紫外線防止効果は高いですが、どちらも効果が高ければ高いほどよいというわけではありません。
効果が高いものほど肌への負担も大きくなるため、使用シーンや肌のコンディションに合わせて、適切な数値の日焼け止めを使い分けるのがおすすめです。
以下は、シーン別のSPFとPAの目安を表であらわしたものです。
シーン |
日常生活(散歩、買い物など) |
屋外でのスポーツやレジャーなど |
強い日差しの中でのスポーツやレジャーなど |
SPF |
10~20 |
15~30 |
30~50 |
PA |
+、++ |
++、+++ |
++、+++、++++ |
水や汗に強い
せっかく日焼け止めを塗っても、水や汗で落ちてしまっては意味がありません。
日焼け止めを選ぶときは、水や汗に強いかどうかもチェックするようにしましょう。
特に、スポーツやアウトドアといった屋外での活動時や、汗をかきやすい夏場の紫外線対策には、落ちにくいウォータープルーフの日焼け止めを選ぶのがおすすめです。
ただし、ウォータープルーフの日焼け止めは落とすのも大変です。
日焼け止めが肌に付着したままだと肌への負担となるため、しっかりとクレンジングなどを使用して落とし、肌に残らないようにしましょう。
おすすめの日焼け止め
以上を踏まえて、おすすめの日焼け止めを2つ紹介します。
ファンケルの日焼け止め「サンガードシリーズ」は、安全性と肌へのやさしさを考えた日焼け止めで、防腐剤や紫外線吸収剤などを使用せず、肌への負担を考慮したノンケミカル処方です。
肌が敏感なときでもお使いいただけます。
紫外線はもちろん、スマートフォンやPCによるブルーライト、乾燥、大気汚染など、シミやシワの原因となるダメージから肌をしっかりとガードしてくれます。
スキンケア成分も配合されていて、肌への負担を減らしながら紫外線対策を行うことができるので、紫外線の季節でも健やかな肌を育みたい方におすすめです。
サンガード50+ プロテクトUV(SPF50+・PA++++)
ファンケルの「UVサンガード50+ プロテクトUV(SPF50+・PA++++)」は、SPF50+・UV耐水性☆☆なのに加え、あらゆる外的刺激からの「守り」を極めた日焼け止めです。
Wのヒアルロン酸が肌のバリア機能を高め、乾燥を防いでくれます。
そのほかにも、肌あれを予防する「グリチルリチン酸ジカリウム」が配合されており、スキンケア効果が伴った日焼け止めとなっています。
サンガード50+ プロテクトUV(SPF50+・PA++++)
60mL2,750円(税込)サンガード30 ブライトニングUV<医薬部外品>(SPF30・PA+++)
ファンケルの「サンガード30 ブライトニングUV<医薬部外品>(SPF30・PA+++)」は、SPF30の「攻めの美白」にアプローチした薬用日焼け止めです。
美白有効成分である「トラネキサム酸」や、ブライトケア成分の「アクティブビタミンC α」が配合されており、ブライトニング効果が期待できる日焼け止めとなっています。
サンガード30 ブライトニングUV<医薬部外品>(SPF30・PA+++)
30g2,475円(税込)紫外線を浴びてしまったときはどうする?
しっかり対策をしていても、紫外線による肌ダメージをゼロにすることは難しいかもしれません。
「日焼け止めを塗り忘れてしまった」「日焼け止めの塗り直しができなかった」など、うっかり紫外線を浴びてしまうこともあるのではないでしょうか。
続いては、そんな紫外線を浴びてダメージを受けてしまった肌のスキンケア方法について解説します。
冷やして炎症を抑える
紫外線を浴びた肌が赤く火照っている場合、まずは冷やしてクールダウンさせることが最初のステップです。
具体的には、以下のような方法で、肌を冷やしてあげましょう。
- 洗面器に冷たい水をはり、肌にやさしく水をかける
- 濡らしたタオルで冷やす
- 保冷剤で冷やす
紫外線によって炎症を起こした肌には、刺激を与えないことが大切です。
スキンケアは、熱が冷めてから行なうようにしましょう。
ビタミンCを摂取する
シミの原因となる色素沈着を防ぐには、ビタミンCが有効だとされています。
シミは、日焼け後の代表的な肌トラブルの一つです。
紫外線によって肌の内部にあるメラノサイト(色素細胞)が活性化し、メラニンという黒色の色素が過剰に生成されます。
生成されたメラニンが肌に沈着すると、シミになってしまうのです。
ビタミンCには、メラノサイトの活性化を抑える働きがあります。
また、生成されたメラニンを無色化する還元作用もあるため、ついうっかり紫外線を浴びてしまったときは、ビタミンCを積極的に摂るのがおすすめです。
シミ対策とビタミンCについては、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:ビタミンCはシミ対策に有効?効果や働き、取り入れ方を解説【コスメコンシェルジュ監修】
美白ケア化粧品を使う
日差しに当たった日だけでなく、室内にいても知らず知らずのうちに紫外線を浴びてしまうこともあります。
紫外線量の増える春前頃から、普段の化粧水・乳液を美白※1ケア化粧品にすることもおすすめです。
シミの原因となるメラニンの生成を抑える有効成分が配合された美白ケア化粧品を選ぶのはもちろん、日焼けをしてダメージを受けた後のデリケートな肌には、できるだけ刺激の少ない肌にやさしい化粧品を使うことも大切です。
紫外線を浴びてしまったときのスキンケアにおすすめなのが、ファンケルの美白※1ケア化粧品「無添加ブライトニングシリーズ」です。
ファンケルの無添加ブライトニングシリーズには、美白有効成分の「持続型ビタミンC誘導体」や保湿成分「ブライトコントローラー」、肌あれ予防の有効成分「グリチルリチン酸ジカリウム」などが配合されています。
シミ予防・くすみ※2・肌あれの3つの肌悩みに同時にアプローチできる人気シリーズで、みずみずしい感触の化粧液、ベタつかない乳液、透明感を高めてくれるエッセンスと、スペシャルケアのマスクの合計4アイテムをラインナップしています。
紫外線によるダメージを受けた肌をすこやかに整えて、透明感のある肌に導く美白ケアが可能です。
※1 「美白(ホワイトニング)」とは、メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ効果のことをいいます。
※2 「くすみ」とは、乾燥によるものです。
ブライトニング 化粧液 II しっとり<医薬部外品>
30mL×1本(約30日分)1,870円(税込)ブライトニング 乳液 II しっとり<医薬部外品>
30mL×1本(約30日分)1,870円(税込)ブライトニング エッセンス<医薬部外品>
18mL×1本(約30日分)3,300円(税込)ブライトニング マスク<医薬部外品>
21mL×6枚3,300円(税込)紫外線対策は1年中天気に関係なく必要! 正しい知識を身につけよう
紫外線は、天気や季節を問わず、毎日降りそそいでいます。
肌ダメージの蓄積によるシミやシワ、乾燥などを防ぐには、1年を通じて日焼け止めを塗るなど、紫外線対策を徹底しましょう。
また、うっかり紫外線を浴びてしまったときは、肌にやさしい美白ケア化粧品で対策を行なうことも大切です。
ファンケルには、肌への負担を考慮した無添加※1処方の日焼けけ止めや、成分にこだわった美白※2ケア化粧品などさまざまなラインナップがあります。
※1 防腐剤・合成香料・合成色素・石油系界面活性剤・紫外線吸収剤を一切使っていません。
※2 「美白(ホワイトニング)」とは、メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ効果のことをいいます。
毎日の紫外線対策や美白ケアに、ぜひファンケルのスキンケア化粧品をご活用ください。