知りたい!美容と健康Tips ビューティ

 1. 目元が乾燥しやすい理由 

顔の中で目元が乾燥しやすいのは、理由があります。目元の乾燥対策を行なう前に、まずは目元が乾燥しやすい理由を知っておきましょう。

皮膚がとても薄い

目元の皮膚は顔の中で最も薄く、非常にデリケートです。さらに、目元には皮脂を分泌する皮脂腺が少ないため、うるおいを保つための油分が不足しがちに。そのため、目元は体の他の部分よりも乾燥しやすくなるのです。

外部刺激に弱い

目元の乾燥は外部からの刺激も大きく影響します。例えば、目をこすったり触ったりすることや、紫外線、シャワーの熱いお湯、アイメイクやクレンジングによる摩擦などが挙げられます。また、季節による乾燥や、夏場のエアコンの使用も目元を乾燥させる外部刺激となります。

加齢による影響

年齢を重ねると新陳代謝が低下し、肌の再生速度が遅くなります。その結果、肌のうるおいを保つバリア機能が弱まり、外部の刺激や乾燥から肌を守る力が低下してしまうのです。このように、加齢によって肌の保湿力が弱まり、特に目元は乾燥しやすくなります。



 2. 今日からはじめる!目元の乾燥対策6つ 

それでは、目元の乾燥対策を6つご紹介していきましょう。どれも今日からすぐにはじめられる方法ですので、ぜひ毎日の生活に取り入れてみてくださいね。

目元はできるだけ触らない

乾燥しやすい理由でも説明したように、目元の皮膚は非常に薄くデリケートな部位です。こすったり触ったりするとその刺激が乾燥を引き起こす原因となります。摩擦によって肌のバリア機能が損なわれ、うるおいを保つ力が低下するので、目元を強くこするなど、できるだけ刺激を与えないように注意しましょう。

洗顔やメイク落としはやさしく行なう

洗顔やメイク落としの際には、高温のお湯や強い水圧を避け、35度以下のぬるま湯を使いましょう。
洗顔時には洗顔料で濃密な泡を作り、直接肌をこすらないようにします。泡のクッションが肌への摩擦を減らし、目元が乾燥するリスクを抑えられます。

メイク落としの際は、マスカラやアイライナーは目元専用のポイントメイク落としを使いましょう。コットンに適量を含ませ、目元を軽く押さえてからやさしく拭き取ります。決してゴシゴシこすらないように気を付けてください。

顔全体は、厚みのあるテクスチャーのクレンジングオイルがおすすめ。こすらずにスルスルとメイクが落とせるので、肌への負担を抑えることができます。

また、洗顔後の水分を拭き取るときは、タオルでこすらず、軽く押さえるようにして水分を取りましょう。これにより、洗顔やメイク落としの際に肌への刺激を最小限に抑え、乾燥を防ぐことができます。

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紫外線対策を徹底する

紫外線は目元の乾燥を引き起こす原因の一つであるため、紫外線対策を徹底することが大切です。

日焼け止めを少量手に取り、薬指の腹を使って目元に軽くトントンと置きます。内側から外側へやさしく広げていき、強くこすらないようにしましょう。日焼け止めを塗った後は少し時間を置いて、肌になじませます。しっかりとなじませることで肌に密着し、日焼け止めの効果を高めることができます。

その後、余分な油分をティッシュで軽く押さえると、表情の変化でよれやすい目元もよれにくくなります。また、日焼け止めの上から薄くフェイスパウダーを重ねることで、化粧崩れを防ぎながらUV対策ができます。

日焼け止めと同時に美白対策を行ないたい人には、サンガード30 ブライトニングUV<医薬部外品>がおすすめです。美白有効成分に加え、ブライトケア成分が配合されていて、肌になじませると自然なトーンアップ効果も。気になる目元のくすみもカバーしてくれます。紫外線カット力はSPF30・PA+++で、日常的に使いやすい日焼け止めです。

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生活習慣を整える

生活習慣を整えることも目元の乾燥を防ぐ方法の一つです。生活習慣が乱れると血流が悪くなり、肌の代謝が滞ることで、乾燥の原因となります。以下の方法で生活習慣を整え、目元の乾燥を予防しましょう。

①バランスの取れた食事を心がける
肌の再生には欠かせないビタミンやミネラルを豊富に含む食材を積極的に取るのがおすすめです。適度な水分補給も忘れずに行ないましょう。


②十分な睡眠を確保する
質の良い睡眠は肌の再生を助け、乾燥を防ぎます。お肌の健康に睡眠不足は大敵です。夜更かしは避け、できるだけ早い時間に眠るよう心がけましょう。

③ストレス管理をする
ストレス管理も大切です。ストレスは血行不良の原因となり、肌の乾燥を引き起こします。リラックスできる時間を作り、ヨガや瞑想などで心身をリフレッシュしましょう。

④定期的に目を休める
仕事などで目を酷使する場合は、適度に休息を取ることが必要です。1時間ごとに5~10分の休憩を入れ、目を休めるようにしましょう。パソコンやスマートフォンの使用を控えめにすることも効果的です。

これらの習慣を取り入れることで、目元の乾燥を防ぎ、健康な肌を保つことができます。

メイクオフの日をつくるか低刺激のコスメを使う

メイクは日常の一部だと思いますが、たまには肌に休息を与える「メイクオフの日」をつくるのもおすすめです。

また、毎日のメイクで肌への負担を軽減するために、低刺激のコスメを選ぶのも効果的。成分を確認して合成色素や合成香料が含まれていないコスメや、敏感肌用のコスメを選びましょう。

アイメイクには、デリケートな目元をケアする美容保湿成分が配合されているシアー アイカラーがおすすめです。

メイク時には柔らかいブラシやスポンジを使用し、肌への負担を減らすことも大切です。アイカラーパレット用 チップ&ブラシアイカラーパレット用 チップ大小は、やさしい使い心地でおすすめです。

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アイクリームやアイセラムで保湿する

目元は他の部分と比べて皮膚が薄くデリケート。そのため乾燥しやすく、他の部分と同じケアでは保湿が不十分な場合があります。目元には専用のアイクリームやアイセラムを使って保湿をしましょう。

アイクリームやアイセラムは、目元のケアに特化した成分が含まれています。朝晩のスキンケアに取り入れて目元の乾燥対策を徹底し、美しい目元を保ちましょう。

続いてはアイクリームやアイセラムの選び方、使い方を詳しくご紹介します。自分の肌状態に合ったものを選び、効果的に目元の乾燥を防いでいきましょう。



 3. 目元の乾燥を徹底的に防ぐ!アイクリームやアイセラムの選び方と使い方 

それでは、目元の乾燥を徹底的に防ぐために、アイクリームやアイセラムの選び方や使い方をご紹介します。

自分の肌状態に合ったアイクリームやアイセラムを選ぶ

アイクリームやアイセラムを選ぶ際には、成分を確認し、保湿成分(ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲンなど)が含まれているかを確かめることが大切です。また、使用感も考慮し、軽いテクスチャーのものかリッチなものか、自分の好みに合ったものを選びましょう。

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アイクリームやアイセラムは、肌の悩みに対応した製品を選ぶことも大切。特に乾燥が気になる場合は保湿効果の高いものを、ハリ不足が気になる場合はエイジングケア効果のあるものを選びましょう。

アイセラムは軽いテクスチャーで、肌になじみやすいのが特徴です。特に乾燥がひどく、目元のハリ不足が気になる場合に適しています。アイセラムには、肌に美容保湿成分を与え、潤いを保つ効果があります。

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アイクリームはアイセラムよりもリッチなテクスチャーで、油分が多いのが特徴です。より長い時間の保湿に適しています。目元の乾燥による小じわが気になる人におすすめです。アイクリームは、夜のスキンケアの最後に使用すると効果的です。

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デイリーケアとして軽い保湿が必要な場合には、テクスチャーが軽めのアイクリームを選ぶと良いでしょう。使い心地が軽めのアイクリームは油分が少なめのため、メイク崩れの心配も少なく、日中も快適に使えます。

適量・丁寧・心地よくを心がける

目元の乾燥を徹底的に防ぐためには、アイクリームやアイセラムの使い方にもポイントがあります。
目元の皮膚は薄く敏感なので、使う量が多すぎると負担をかけることも。説明に記載されている通りの適量を使うようにしましょう。

アイクリームやアイセラムを塗るときは、一番力がかからない薬指の腹を使い、やさしくなじませます。適量を丁寧に、触れていて心地よいくらいのやさしさを心がけましょう。顔全体を手の平でハンドプレスするのと同様に、薬指の腹で目元をやさしくおさえてプレスするのもおすすめです。

どうしても乾燥が気になる場合は重ねづけを

アイクリームやアイセラムをつけても乾燥が気になる場合は、重ね付けをしましょう。重ね付けをする前に、一度目が肌にしっかりとなじむまで1~2分間置いてください。その後に、上記で説明した通りの方法で、再度目元にアイクリームやアイセラムをなじませます。

アイクリームとアイセラムを両方使う場合は、アイセラムを先に塗り、その後にクリームを重ねます。油分の多いクリームを後に塗ることで、うるおいの蓋を作り、保湿成分の蒸発を防げるため、より目元の乾燥を防ぐことができます。

重ね塗り以外にも、蒸しタオルを使って目元を温めるのも効果的です。血行が促進され、美容保湿成分が浸透しやすくなります。アイクリームは夜しか使わないという人もいるかもしれませんが、乾燥が気になる場合は夜だけでなく、量を調整しながら、朝も使うようにしましょう。



 4. まとめ 

デリケートで乾燥しがちな目元は、ケアをしている人と、していない人とで差が現れやすい部分です。今回ご紹介した目元の乾燥対策6つは、どれも日常的に取り入れやすい方法ばかり。今日からしっかり乾燥対策をして、うるおいを保ち、若々しい目元をキープしましょう。

監修飯塚 美香(いいつか みか) 美容家

メイク本「45歳から始める10歳若見えメイク」の著者。コスメコンシェルジュ、美容薬学、薬膳マイスター、ダイエットインストラクター等数々の美容資格を生かし、神奈川県内のカルチャーセンターをはじめ、全国各地でセミナー・講座を開催。また、美容メディア「キレイナビ」を運営する他、通販番組出演、化粧品プロデュースなど美容家として幅広く活動中。

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