首のシワやゆるみは、年齢を感じさせる要因の一つです。

顔は丁寧にスキンケアしていても、首のケアは意外と見落としていたという方も多いのではないでしょうか。

年齢とともに気になり始める首のシワやゆるみは、その原因を理解して、適切なケアを取り入れることが大切です。

この記事では、首のシワやゆるみの原因と対策を詳しくご紹介します。

首のシワ・ゆるみの原因5つ

　まずは、首のシワやゆるみができる主な原因を5つご紹介します。

うるおい不足

　首の皮膚は顔に比べて皮脂腺が少なく、乾燥しやすい部位です。

乾燥によって肌の水分量が低下すると、肌のキメが乱れ、シワやゆるみができやすくなります。

空気が乾燥しがちな冬の季節はもちろん、夏もエアコンの影響で肌は乾燥するため、1年を通して注意しましょう。

弾力（ハリ）不足

　首の弾力（ハリ）不足も、シワやゆるみの原因です。

弾力を維持するために重要なコラーゲンやエラスチンは、加齢や紫外線によるダメージで減少します。

コラーゲンやエラスチンが減少するとハリを保てなくなり、重力に負けてしまうため、シワやゆるみができてしまうのです。

広頚筋（こうけいきん）の衰え

　広頚筋（こうけいきん）とは、あごから首、胸もとにかけて皮膚のすぐ内側に広がる薄い筋肉のことです。

表情筋として、あごや鎖骨周辺の皮膚を引き上げる役割を担っています。

広頚筋は、年齢を重ねるとともに自然と衰え、皮膚を十分に支えられなくなります。

あごから首にかけての皮膚が緩むと、首にシワやゆるみがあらわれるようになるのです。

姿勢の癖や習慣

　首のシワやゆるみは、日々の姿勢や習慣によってできることもあります。

例えば、スマートフォンやパソコンを使用する際に猫背などのうつむきがちな姿勢を長時間続けると、首に深いシワができやすくなります。

また、高すぎる枕で寝ることも、首の前面にシワができる原因の一つです。

首まわりの脂肪

　首まわりに脂肪が付きすぎると、広頚筋で支えきれなくなり、重力によって垂れ下がってしまいます。

一方で、もともと付いていた脂肪が急激に減少すると、余った皮膚がたるんでシワになることもあるため、急激なダイエットにも注意が必要です。

首のシワ・ゆるみの対策方法

　顔やボディを若々しく保っていたとしても、首にシワやゆるみがあるだけで、実年齢よりも年上に見られる場合があります。

首もとは、メイクで隠すことが難しい部分でもあるため、日常生活やスキンケアでしっかりと対策しましょう。

ここからは、首のシワやゆるみの具体的な対策方法をご紹介します。

保湿ケアを徹底する

　首のシワやゆるみが気になる方は、顔だけでなく首にも十分な保湿ケアが必要です。

シワ改善のための有効成分が配合された医薬部外品のスキンケアアイテムを使用すると良いでしょう。

ファンケルでは、シワ・ゆるみケアにおすすめのスキンケア化粧品を展開しています。

エンリッチプラス ＜医薬部外品＞

　「エンリッチプラス ＜医薬部外品＞」は、シワ改善有効成分「ナイアシンアミド」が配合されたスキンケアシリーズです。コラーゲンの産生を促して、本格的にシワを改善します。

実際にご使用いただいているお客様からは以下のようなうれしいお声をいただいています。

年代：非公開　肌質：混合肌　肌悩み：シワ／くすみ／シミ

 ※ファンケルオンラインの口コミ1373件（2024年9月時点）より抜粋

サインズエフェクター ＜医薬部外品＞

　「サインズエフェクター ＜医薬部外品＞」は、シワ改善有効成分「ナイアシンアミド」が、肌奥の真皮層まで浸透し、コラーゲンを産生し集中的にシワを改善する美容液です。

ホエイエキスや酵母エキスなどの贅沢な保湿成分も配合されており、角層深部の弾力の要にアプローチするため、圧倒的なハリ美肌を目指す方におすすめのアイテムです。

乳液の後に、気になる箇所のシワを指で伸ばしながらやさしく塗り込むように使用することで、内側からハリのあるしっとりなめらかな肌へと導きます。

首だけでなく、目もとや口もとのシワに効果を感じている方も多いです。

コアエフェクター

　「コアエフェクター」は、美肌の要となるたんぱく質「チオレドキシン※1」の働きを最大限に発揮する「活性型」に着目した先行型美容液です。

洗顔後何もついていない肌に使用することで角層深部まで美容サポート成分が浸透し、土台からハリのある肌へ整えてくれるのが特徴です。

乾燥による小ジワなどを防ぎ、なめらかな肌に導いてくれます。

※1 サッカロミセス/コメ発酵液（保湿）

徹底的にエイジングケア※3をしたい方は、化粧液・乳液の基礎スキンケアだけでなく、スペシャルケアとして成分面で親和性の高い美容液を取り入れてみましょう。

※3「エイジングケア」とは、年齢に応じたお手入れのことです。

紫外線対策は1年中行う

　紫外線によるダメージは、肌の弾力（ハリ）を維持するために欠かせないコラーゲンやエラスチンを破壊してしまいます。

紫外線は1年中降り注いでいるため、季節を問わず紫外線対策を徹底しましょう。

特に首は顔に比べて紫外線ケアを怠りがちな部分なので、日常的に首まで日焼け止めを塗ることを意識してみてください。

毎日塗る日焼け止めは、肌への負担が考慮された成分が使用されたものを選ぶことも大切です。

サンガード30 ブライトニングUV ＜医薬部外品＞（SPF30・PA+++）

　「サンガード30 ブライトニングUV ＜医薬部外品＞（SPF30・PA+++）」は、ファンケルならではの無添加※1処方で、肌が敏感なときにも使える日焼け止めです。

美白※2有効成分「トラネキサム酸」やブライトケア成分が配合されており、くすみ※3のない透明感のある肌へ導いてくれます。

※1 防腐剤、合成香料、合成色素、石油系界面活性剤、紫外線吸収剤を使っていません。

※2 「美白（ホワイトニング）」とは、メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ効果のことをいいます。

※3 「くすみ」とは、乾燥によるものです。

ストレッチ・マッサージをする

　首のシワ・ゆるみの対策には、筋肉を衰えさせないことも重要です。

自宅で簡単にできる首のストレッチやリンパマッサージを日々の習慣に取り入れ、筋肉をほぐしながら、シワ・ゆるみの予防を目指しましょう。

ここでは、簡単にできる首マッサージの方法をご紹介します。

1. 頭を左右に数回ぐるりと回し、軽くほぐす。このときワキの下ももむと、全身の血のめぐりが良くなる。
2. マッサージクリームや美容オイルなどを塗って、指のすべりが良くなるよう準備する。
3. 鎖骨の中央部分のくぼから外側に向かって流し、鎖骨の下側を軽く押す。力を入れず、3〜4回程度なでるように行う。
4. 耳の付け根から下方向に3〜4回、デコルテまで流す。
5. 軽くあごを上げた状態でシワの部分に両手を添え、それを上下に軽く引き伸ばすイメージで4〜5回マッサージする。
6. 軽くあごを上げた状態でシワの部分に両手を添え、それを横方向に軽く引き伸ばすイメージで4〜5回マッサージする。

首マッサージを行う際は、力を入れすぎず、皮膚を強く引っ張らないことが大切です。

正しい姿勢を意識する

　首のシワやゆるみは姿勢の悪さからも引き起こされます。

常に背すじを伸ばし、デスクワークの際は机と椅子、パソコンのディスプレイの高さを調整するなどして、正しい姿勢を心がけましょう。

また、寝るときは自然な高さの枕を選び、首に負担をかけない工夫が大切です。

生活習慣を改善する

　首まわりに脂肪が付くのを防ぐには、栄養バランスの良い食事や適度な運動を取り入れることも重要です。

規則正しい生活習慣を意識することが、長期的な首のシワやゆるみ予防につながります。

首のシワ・ゆるみはスキンケアと生活習慣で対策しよう

　首のシワやゆるみの予防には、毎日のスキンケアと生活習慣を見直すことが大切です。

また、姿勢や筋肉の衰えにも注意して、若々しい首もとを保ちましょう。

ファンケルでは、肌が敏感なときにも使えるスキンケアアイテムを多数展開しています。

今回紹介した首のシワ・ゆるみ対策におすすめのアイテムもぜひチェックしてみてください。

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