
コンシーラーでクマなどの肌悩みを隠すコツや選び方を紹介
シミやクマをカバーしてくれるコンシーラーは、メイクには欠かせないベースアイテム。気になる肌トラブルをきれいにカバーできれば、その日1日の気分が上がります。
でもコンシーラーは種類が多くて、どんなタイプのものを使えばいいんだろう?、どんなカラーを選べばいいんだろう?、悩みをうまく隠せない…、と悩んでいる方も多いのでは?
そこで今回は、コンシーラーの選び方や使い方を詳しく解説します。
1. コンシーラーの種類&選び方
コンシーラーはファンデーションよりもカバー力が高く、気になるシミやクマなどをピンポイントでカバーできるベースアイテムです。
また、コンシーラーは肌トラブルを隠すだけでなく、ハイライトとして使用できるものもあります。肌を明るく見せることで光を集め、シワを見えにくくさせる効果もあります。
コンシーラーにはさまざまな形状があり、シミの濃さや大きさ、ニキビ跡などの肌悩みで使いわけができます。
●リキッドタイプ(液体)
水分量が多く肌なじみが良いので使用量が調整しやすく、初心者さんにおすすめ。リキッドタイプはのびがよく、薄いシミや大きめのシミ、色むらなどをカバー。サラッとしているためオイリー肌(脂性肌)にも使いやすい。
●スティックタイプ(固形)
リップスティックのような形状でカバー力が高め。肌に滑らせながら広範囲のシミやクマ、肝斑(かんぱん)などをカバー。お直し時にも使いやすく携帯に便利。油分が多いことから乾燥肌の方におすすめ。
スティックコンシーラー [レフィル](SPF25・PA++)
全2色1,320円(税込)●クリームタイプ(練り)
密着力があり小さなシミや濃いシミ、濃いニキビ跡をピンポイントでカバーしたいときに便利。乾燥肌や混合肌の方にもおすすめ。
スポッツカバーコンシーラー(SPF25・PA++)
全2色1,980円(税込)●パウダータイプ
ナチュラルな仕上がりでメイクのお直しにも使える。さまざまな肌悩みに対応できる複数カラーのパレットコンシーラーも。
リキッドタイプやパウダータイプは全肌質に使いやすく、乾燥肌には密着しやすいスティックタイプやクリームタイプがおすすめです。
2. コンシーラーの基本の使い方
【コンシーラーの基本的な使い方】
コンシーラーは、気になる箇所に塗って、指やスポンジでなじませていくのが基本的な使い方です。
コンシーラーには、リキッドタイプ、スティックタイプ、クリームタイプ、パウダータイプと種類があるため、それぞれの特徴に合わせて使い分けていきましょう。
リキッドタイプ:気になる箇所に少量乗せて、指やスポンジなどで薄く伸ばして肌になじませます。
スティックタイプ・クリームタイプ:気になる箇所に直接塗って、指でスポンジなどでぼかすようになじませます。厚塗りが気になる場合は、ブラシやスポンジにコンシーラーをとってから肌になじませることで自然な仕上がりになります。
パウダータイプ:フェイスパウダーなどでベタつきを抑え、肌がサラサラの状態になったら、コンシーラーをブラシにとって気になる箇所にトントンと重ねつけしていきましょう。
また、使用するファンデーションのタイプにより、コンシーラーを塗る順番が異なります。
【固形ファンデーションの場合】
固形ファンデーションを使用する場合は、メイク下地を塗った後に、気になる箇所にコンシーラーを塗ります。肌に密着しやすくなり、カバーした部分が崩れにくくなります。
コンシーラー、ファンデーションで仕上げた後、悩みが隠しきれていない場合はパウダータイプのコンシーラーを気になる箇所に重ね付けするとカバー力がアップします。
- メイク下地
- コンシーラー(リキッド、スティック、クリーム)
- ファンデーション
- パウダータイプのコンシーラー(※必要に応じて)
- フェイスパウダー
【リキッド・クッション・クリームファンデーションの場合】
リキッド・クッション・クリームファンデーションを使用する場合は、メイク下地とファンデーションの後にコンシーラーを塗ります。
- メイク下地
- ファンデーション
- コンシーラー(リキッド、スティック、クリーム、パウダー)
- フェイスパウダー
コンシーラーを使う順番を間違ってしまうと、メイク崩れの原因にもつながってしまうので注意しましょう。
3. クマをコンシーラーで隠す方法
コンシーラーでクマをカバーするには、自分のクマのタイプに合ったカラーを選ぶことが大切です。それぞれのクマの特徴に合わせた色やテクスチャーの選び方、使い方をご紹介します。
青クマ
青クマは血行不良が原因でおこり、皮膚の下にある静脈が透けて青っぽく見えます。疲れや寝不足が重なると広範囲に広がることもあります。
- 色選びのコツ:オレンジや明るめのベージュがおすすめ。
- テクスチャー選びのコツ:薄く広範囲をカバーできるパウダータイプ、のびのよいリキッドタイプだと自然になじみやすい。
茶クマ
茶クマの原因はメラニンの過剰生成によるものです。紫外線だけでなく摩擦によってもおこります。
- 色選びのコツ:イエローや暗めのベージュがおすすめ。
- テクスチャー選びのコツ:リキッドタイプや柔らかめのクリームタイプだと摩擦の刺激が生じにくい。
黒クマ
黒クマは目の下にできるたるみの影が原因で黒く見えるため、上を向くと消えるのが特徴です。
- 色選びのコツ:オレンジやピンクがおすすめ。
- テクスチャー選びのコツ:影を消すためにしっかりフィットしやすいリキッドタイプや直塗りできるスティックタイプが使いやすい。
4. 肝斑(かんぱん)をコンシーラーで隠す方法
肝斑はホルモンバランスの乱れや紫外線の影響でできるといわれており、頬骨周辺に左右対称にできるのが特徴です。40代以降の女性に多く、広範囲にあらわれることもあります。
- 色選びのコツ:肝斑の色と同じくらいのカラーが肌の色になじみやすくおすすめ。
- テクスチャー選びのコツ:肝斑をカバーするには、広範囲に塗れるカバー力の高いスティックタイプが使いやすい。
【肝斑をカバーするコンシーラーの使い方】
- 肝斑の箇所にスティックをすべらせる
- スティックを塗った箇所を指やスポンジで密着させる
- コンシーラーのまわりをぼかす
(※ベース、ファンデーションの順序は「コンシーラーの基本の使い方」を参考にしてください。)
5. そばかす(雀斑)をコンシーラーで隠す方法
そばかすは遺伝や紫外線等が主な原因で、鼻を中心に小さな点状で広がっているのが特徴です。一つひとつは小さいものの、そばかすが重なると濃く見えてしまいます。
- 色選びのコツ:肌の色よりもやや暗めのカラーがおすすめ。
- テクスチャー選びのコツ:塗り広げやすいリキッドタイプや、ポイント使いができるスティックタイプが使いやすい
【そばかすをカバーするコンシーラーの使い方】
- そばかすが濃い部分を中心にコンシーラーをのせる
- そばかすの色と肌の色が同じになるように、指やスポンジでなじませる
(※ベース、ファンデーションの順序は「コンシーラーの基本の使い方」を参考にしてください。)
あえてコンシーラーを使わず、そばかすを活かしたメイクも魅力的です。そばかすメイクは、日本のおしゃれな女性の間でも支持されています。そのため、そばかすを隠さずにナチュラルに仕上げ、可愛さを引き立てるメイクもおすすめです。
6. シミをコンシーラーで隠す方法
シミをコンシーラーで隠すには、シミと肌の色をうまくなじませるのがコツです。シミの大きさや濃さでコンシーラーを選び、自然に仕上げましょう。
- 色選びのコツ:シミのまわりの肌色に合わせて選ぶのがおすすめ。
- テクスチャー選びのコツ:小さなシミはピンポイントで使えるクリームタイプ、大きなシミは広範囲に使えるリキッドタイプかスティックタイプが使いやすい。
【シミをカバーするコンシーラーの使い方】
- シミの上にコンシーラーをのせる
- コンシーラーの輪郭を肌と一体化するようにスポンジや指でなじませる
(※ベース、ファンデーションの順序は「コンシーラーの基本の使い方」を参考にしてください。)
リキッドコンシーラーやクリームコンシーラーなら、コンシーラーブラシを使うのもおすすめ。ブラシで濃さを調整しながら程よくぼかし、最後はフェイスパウダーでサラッと仕上げましょう。
7. コンシーラーに関するよくあるお悩み
最後に、コンシーラーを使うときによくあるお悩みに回答します。コンシーラー使用時にありがちな悩みや疑問点を解決しましょう。
Q.コンシーラーを使うと余計に悩んでいる部分が目立ちます。
A.コンシーラーを使うと余計に悪目立ちする場合、カラーや形状が合っていないことが考えられるため、肌悩みに合っているかを見直してみましょう。
シミ隠しに肌よりも明るいカラーを使うとシミがより濃く見える、動きやすい目もとにこってりしたクリームコンシーラーを使うとヨレの原因になることも。カバーしたい肌の悩みに合わせたカラーと塗る場所に合わせて形状を使い分けましょう。
例えば、動かす回数が多い口もとや目もとには柔らかさのあるリキッドタイプやクリームタイプのコンシーラーを使用するのがおすすめです。
Q.コンシーラーを使ってもクマが消えません。
A.クマは皮膚の薄い目もとに使うことから、なるべくヨレにくいリキッドタイプがおすすめです。クマに合わせたカラーを選び、コントロールカラーなども併用すると、厚塗り感なくカバーできます。
ただし、たるみによる黒クマは影が生じて黒く見えるため、影が薄くなるような明るめのカラーがベスト。目の下全体に塗るのではなく、黒く影になっている部分に明るめのカラーをおけば、光の反射で目立たなくすることが可能です。
Q.コンシーラーのあとにパウダーは必要ですか?
A.コンシーラーを塗ったあとにパウダーを使用するとヨレや崩れを防げるため、ぜひ取り入れましょう。パウダーはパフにもみこみ、上からポンポンと押さえるように塗布します。パウダーが余分な皮脂を吸着し崩れを防ぐだけでなく、キメ細かな透明感ある肌を演出します。
また、パープルカラーのパウダーは肌のくすみをカバーするのにおすすめです。よりきれいに仕上げるならパウダーにもこだわりましょう。
ファンケルの「フィニッシュパウダー エクセレントリッチ」は、パープルパウダーが大人のくすみをカバーし、透明肌を演出。軽やかな使用感でメイクをキープし、うるおいのあるツヤ肌になります。パウダーだから厚塗り感ゼロに仕上がるのも魅力。いつものメイクを底上げしたい方におすすめです!
フィニッシュパウダー エクセレントリッチ[レフィル]
20g パフ1枚付3,300(税込)8. まとめ
クマやシミは、ファンデーションを厚塗りするよりも、コンシーラーをうまく取り入れるのがおすすめです。コンシーラーには、リキッドやスティック、クリーム、パウダーなど、さまざまな種類があります。肌悩み別に色やテクスチャーを使い分けて、なりたい肌を目指しましょう。
この記事を参考にコンシーラーを上手に使いこなしてくださいね!