
リキッドファンデーションの塗り方のポイントを紹介!塗る際の注意点や選び方について
リキッドファンデーションを普段から愛用しているけれど、正しい塗り方や、より肌をきれいに見せるコツを知らないという方は少なくないのではないでしょうか。
この記事では、リキッドファンデーションの塗り方のポイントや注意点、選び方をご紹介します。
1. リキッドファンデーションの特徴
ファンデーションにはさまざまな種類がありますが、最も水分量が多いものがリキッドファンデーションになります。リキッドファンデーションは伸びがよく塗りやすいテクスチャーのファンデーションです。
肌に密着しやすくて、厚塗り感がでにくく、ナチュラルメイクながらも、気になるシミや色ムラをカバーしみずみずしい肌を演出します。
保湿力がある商品も多く、透明感のある仕上がりを求める方にはぴったりのファンデーションです。
2. 【パフ・スポンジ】リキッドファンデーションの塗り方やポイント
リキッドファンデーションの使用量は1円玉程度の大きさが目安です。ディスペンサーの場合は1プッシュが目安ですが、商品により異なるため、使用量を事前に確認しておきましょう。
顔全体へ均等に塗ると、のっぺりしたり、厚塗りになったりするため、塗る量を調整したり、スポンジなどをうまく活用しましょう。パフやスポンジを使うことで、リキッドファンデーションがムラにならず、均一に塗ることができます。また、余分なファンデーションを吸収してくれるため、薄づきで自然な仕上がりにできます。
ここでは、パフやスポンジできれいに仕上げる塗り方をご紹介します。
おでこ・両頬・鼻・あごに点でおく
リキッドファンデーションを手の甲に取り、指でおでこ・両頬・鼻・あごの5点におきましょう。頬は面積が広いため多めにおき、鼻とあごは少なめにおくのがポイントです。
外側に向かってなじませていく
面積の広い頬とおでこは内側から外側に向かって、パフの場合は滑らすようになじませていき、スポンジであればポンポンと広げていきましょう。
また、鼻とあごにおいたファンデーションも同じように塗り広げていきます。最後に、残ったファンデーションで小鼻や口元、目元まで塗っていきましょう。
口元や目元は、顔の中でもよく動く箇所でメイクがヨレやすいため、厚塗りにならないように薄めに塗りましょう。目元や小鼻はパフやスポンジの角を使用すると塗りやすいのでぜひ試してみてください。
目の二重部分、目尻、ほうれい線にファンデーションが溜まらないように、パフやスポンジのファンデーションがついていない面で押さえておくと、シワに溜まらずヨレにくくなるのでおすすめです。
ティッシュオフ、もしくはパウダーで仕上げる
リキッドファンデーションを塗り過ぎた場合や、ベタつきが気になるときは、ティッシュオフするかフェイスパウダーで仕上げるとサラサラになります。
フェイスパウダーは、パフについたパウダーを揉みこみ、均一にしてから頬やおでこの広い部分から塗り、細かい部分はやさしく押さえるように塗るときれいな仕上がりに。フェイスパウダーをつけておくと、皮脂を吸収し崩れ防止効果も期待できるため、皮脂崩れしやすい方におすすめです。
3. 【ブラシ】リキッドファンデーションの塗り方やポイント
ブラシを使って塗ると、薄付きでつや感のあるナチュラルな仕上がりになるのが特徴です。上級アイテムと思われがちですが、塗り方をマスターすればムラなく手ばやく仕上がるので、ぜひ挑戦してみてください。
手の甲にファンデーションを出して5点おき
手の甲にリキッドファンデーションを出し、スポンジで塗るときと同様に、おでこ・両頬・鼻・あごの5点におきます。ブラシは、毛先がフラットになったリキッドファンデーションブラシを使用します。
顔の中心から外側に向かってのばしていく
頬の内側から外側にブラシをすべらせ、ファンデーションをフェイスラインに向かってなじませましょう。広い部分を塗ったら、小鼻、目元の細かい部分は、ブラシをトントンと軽く叩き込みように塗り、毛穴が気になる部分はブラシをクルクル回して塗りましょう。
シミや色ムラが気になる部分は、ファンデーションを手の甲に少量出し、重ね付けしてカバーします。
最後に余分な油分をとってパウダーで仕上げる
フェイスパウダーは、テカリや皮脂崩れを防止したい方、メイクを長持ちさせたい方におすすめです。
ブラシで仕上げたあとは、余分な油分をティッシュオフしてフェイスパウダーで仕上げましょう。フェイスパウダーは、少量をふたに取り出してパウダーブラシにつけ、ティッシュや手の甲などで余分なパウダーを落としてから塗るとムラになりません。ブラシは寝かせるようにして肌に当てて塗るのがきれいに仕上がるコツです。
4. リキッドファンデーションを塗る際の注意点
リキッドファンデーションは、ちょっとした工夫でぐっときれいに仕上がります。リキッドファンデーションを塗る際の注意点もチェックして、よりきれいに塗るコツをつかみましょう。
皮脂が出やすい箇所・動く箇所は厚塗りしない
リキッドファンデーションは、顔全体に均等に塗るのではなく、皮脂が出やすいTゾーンや表情により動きやすい目元や口元は薄く塗るのが基本です。皮脂で崩れやすい部分は厚塗りしない方が、テカリやメイクくずれを防ぐことができます。
また、表情によりシワが出やすい部分は、リキッドファンデーションが溜まらないように薄く塗っておくと、塗りたてのきれいな状態がキープしやすくなります。
ツヤっぽく仕上げたいけれど崩したくないという方は、Tゾーンのみフェイスパウダーで仕上げたり、薄づきでツヤ感をキープできるパウダーを選んだりすると、つやと崩れにくさの両方が叶うのでおすすめです。
顔と首の色みを確認する
リキッドファンデーションは、塗り過ぎたり肌色に合わないカラーを使用したりすると、顔だけ浮いたように見えてしまうため要注意です。
リキッドファンデーションを選ぶ際には、顔と首の色みに差がないか確認をしましょう。
自分の肌色に合うカラーを選び、フェイスラインから首もとにぼかして塗ると、自然に仕上がります。リキッドファンデーションを塗ったら遠目で鏡を見て、顔と首の色がなじんでいるか再確認しましょう。
塗るときに力を入れすぎない
肌は摩擦に弱く、パフやスポンジ、ブラシで塗るときに力を入れると、肌への刺激が生じやすくなります。また、力を入れて塗るとリキッドファンデーションがヨレたりムラになったりすることも。
特に、皮膚の薄い目のまわりに力を入れると、シワや色素沈着の原因になりかねません。
リキッドファンデーションを塗るときは、赤ちゃんの肌に触れるときのようにやさしく塗りましょう。
使ったパフやスポンジ、ブラシはしっかりと洗う
使用したパフやスポンジ、ブラシは清潔に保つことが大切です。リキッドファンデーションは水分量が多いことから、使用後のスポンジやパフには雑菌が繁殖しやすくなります。毎日きれいなものを使えるように数を多めに用意にしておく、使い捨てのパフを使用するなどの工夫をしてみましょう。
ブラシは使用後にティッシュオフやスプレークリーナーで汚れを取り除き、2~3週間に1回程度洗うのがおすすめです。ぬるま湯に専用クリーナーか中性洗剤を溶かし、振り洗いしたあとにすすいでしっかり乾かします。
メイクアップパフクリーナー
120mL1,122円(税込)メイク前のスキンケアも大事
リキッドファンデーションをきれいにフィットさせ、持ちを良くさせるには、メイク前のスキンケアが大切です。洗顔料で就寝中の汚れをオフし、化粧水や乳液などでしっかり保湿ケアをしましょう。乾燥しやすい目元や口元は専用クリームで保湿するのもおすすめです。
スキンケアのあとは少し時間をおき、肌になじんでからメイクを始めましょう。
5. 【肌質別】リキッドファンデーションの選び方
リキッドファンデーションを使いたいけど「私の肌に合う?」「どれを選んだらいいの?」とお悩みの方に、肌質別の選び方をご紹介します。
脂性肌の人
脂性肌の方には、つや感のあるタイプよりもマットな仕上がりのリキッドファンデーションがおすすめです。マットタイプのリキッドファンデーションはパウダーの配合量が多く、皮脂を吸収しやすく持ちがいいのが特徴。さらにフェイスパウダーを重ねると、より崩れにくくなります。
乾燥肌の人
乾燥肌の方は、つや感のあるオイルベースのリキッドファンデーションがおすすめです。ファンデーションのオイル成分が肌の水分蒸発を防ぎ、みずみずしさをキープします。ファンデーションだけに頼らず、事前のスキンケアもしっかり行ないましょう。
敏感肌の人
敏感肌の方は、紫外線吸収剤不使用のタイプや、防腐剤・香料無添加の商品がおすすめです。ノンケミカルでも、普段使いならSPF30程度あれば十分です。肌負担にならないよう、なるべく落としやすいリキッドファンデーションを選びましょう。
混合肌の人
混合肌の方は、セミマットな質感のリキッドファンデーションがおすすめです。つやとマットの中間であるセミマットなら、乾燥にも皮脂崩れにも対応できます。Tゾーンのみフェイスパウダーをなじませておくとベスト!
6. まとめ
リキッドファンデーションは、美しい肌を演出するのにもってこいのアイテム。薄く塗りたい部分、しっかりカバーしたい部分の使い分けがしやすいのもうれしいポイントです。リキッドファンデーションの塗り方をマスターして、みずみずしい肌見せを叶えましょう。
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