洗顔は、肌トラブルを起こさないために必要なスキンケアの基本です。

しかし、敏感肌の方が間違った方法で洗顔を行ったり刺激の強い洗顔料を使ったりしてしまうと、かえって赤みやかゆみ、乾燥などの肌トラブルを引き起こす原因になる場合があります。

「洗顔後に肌がつっぱる」「肌がヒリヒリする」という方は、使用している洗顔料が肌に合っていないのかもしれません。

この記事では、敏感肌の方でも使える肌にやさしい洗顔料の選び方と正しい洗顔方法をわかりやすく解説します。

 

敏感肌の肌状態は? 

  

敏感肌とは、肌のバリアが低下し、わずかな刺激にも過敏に反応してしまう状態を指します。

乾燥や紫外線、大気中のほこり、花粉、洗顔料の成分など、普段は気にならないような刺激がダメージとなり、赤みやかゆみ、ヒリつきなどの肌トラブルが起こりやすいのが特徴です。

　敏感肌の原因はさまざまで、気温や湿度の変化、花粉、洗顔、摩擦といった「外的要因」に加え、ストレスや睡眠不足、ホルモンバランスの乱れといった「内的要因」も複合的に関係しています。

特に洗顔料は、肌の汚れを落とすだけでなく、必要な皮脂まで奪ってしまうことがあり、敏感肌を悪化させる原因になりかねません。

そのため、自分の肌状態に合わせて低刺激でやさしく洗える洗顔料を選び、正しい洗顔を行うことが重要です。

  敏感肌向けの洗顔料選びで見るポイント

洗顔は、スキンケアのファーストステップでありながら、敏感肌の方にとっては肌トラブルの引き金になることもあります。

だからこそ、毎日使う洗顔料は肌へのやさしさを第一に考えて選ぶようにしましょう。

ここでは、敏感肌の方が洗顔料を選ぶ際に注目したい5つのポイントをご紹介します。

洗浄成分

　洗浄力が強すぎる洗顔料は、敏感肌にとって刺激となります。洗浄成分をしっかりとチェックして、肌にやさしい洗顔料を選びましょう。

アミノ酸系の洗浄成分なら、マイルドな洗浄力で汚れを落としつつ、肌のうるおいはキープしてくれます。

 

保湿成分

　乾燥は、敏感肌を悪化させる大きな原因の一つです。

ヒアルロン酸やセラミド、グリセリン、コラーゲンなどの保湿成分が配合された洗顔料なら、洗顔後のつっぱり感や乾燥を防ぎ、しっとりとした仕上がりになります。

テクスチャー

　洗顔料のテクスチャーも肌へのやさしさに関係しています。

洗顔料にはクリームタイプやフォームタイプ以外にも、ミルクタイプやパウダータイプ、ジェルタイプなどさまざまな種類があります。

肌をこすらずに済むよう、泡立ちの良さやすすぎやすさにも注目しましょう。

　敏感肌には、ふんわりと泡立つフォームタイプや摩擦が少ないジェルタイプがおすすめです。

安全性テスト実施の有無

　肌への刺激をできるだけ避けるために、「パッチテスト済み」「アレルギーテスト済み」「スティンギングテスト済み」など、安全性テストが実施されているかどうかにも注目してみてください。

パッケージにテスト済みの表示がある洗顔料は、肌への刺激が少なく、敏感肌でも使いやすいものが多いです。

 

添加物の有無

　合成香料や合成着色料、アルコールや防腐剤などの添加物は、敏感肌にとって刺激となる場合があります。

「無添加」と表示された洗顔料を選ぶ際には、何が無添加なのかを確認し、自分の肌に合わない成分が含まれていないかをチェックしましょう。

なかには「パラベンフリー」「アルコールフリー」など、具体的な表示があるものもあります。

敏感肌の方必見！ 正しい洗顔方法

敏感肌のケアで大切なのは、洗顔そのものが肌への刺激にならないよう、正しい方法でやさしく行うことです。

摩擦や熱いお湯、過剰な洗顔は、肌のバリアを低下させ、乾燥や赤みなどの原因になります。

【正しい洗顔方法】

1. 清潔な手で洗顔料をしっかり泡立てる
2. キメ細かい泡をたっぷり取り、Tゾーンから順に泡を転がすようにやさしく洗う
3. 水またはぬるま湯（32℃以下）で丁寧にすすぎ残しがないよう洗い流す
4. 清潔なタオルや使い捨てのフェイスタオルを顔に軽く当て、水分を押さえるように拭き取る

洗いすぎず、こすらず、やさしくを心がけることが、敏感肌を守る洗顔の基本です。

洗顔後はなるべく早く保湿を行いましょう。

【敏感肌向け】おすすめの低刺激洗顔料

ファンケルは、創業以来「無添加」に徹底してこだわり、防腐剤・合成香料・合成色素・石油系界面活性剤・紫外線吸収剤など、肌に刺激となり得る成分を使わない設計を採用しています。

特に洗顔料は、肌へのやさしさと洗浄力のバランスに配慮された、敏感肌でも使用できるアイテムが多数揃っているのが魅力です。

今回は、そのなかでも特におすすめしたい5つの洗顔料について、特徴や魅力をご紹介します。

スキンコンディショニング洗顔（クリーム状洗顔料）

　「スキンコンディショニング洗顔（クリーム状洗顔料）」は、肌の水分保持に着目した設計により、洗顔時のうるおいを守りながら、みずみずしく透明感のある肌に整える保水洗顔です。

弾力のあるキメ細かな泡が、肌をやさしく包み込む心地よいテクスチャーとなっています。

　洗顔後の驚くほどのしっとり感を実現するため、研究に3年以上もの月日を費やしたファンケルの自信作です。

 

乾燥敏感肌ケア 洗顔リキッド<

　「乾燥敏感肌ケア 洗顔リキッド」は、乾燥や刺激に弱い敏感肌のために開発された低刺激処方の洗顔料です。

たっぷりの泡が、肌に必要なうるおいは残しながら、不要な皮脂や汚れだけをやさしく洗い流します。軽いメイクも落とせるのもポイントです。

　皮膚科専門医監修による使用テスト※を実施しています。

※すべての方にアレルギーや皮膚刺激が起きないというわけではありません。

 

やわ肌ミルク洗顔＜朝用ミルク状洗顔料＞

　「やわ肌ミルク洗顔＜朝用ミルク状洗顔料＞」は、朝の肌状態を考えて開発された、乳液発想のミルク状洗顔料です。

良い皮脂は残したまま悪玉化した皮脂だけをオフし、しっとりやわらかな洗い上がりを実現します。

角層をやわらかくするバオバブオイルや発酵ヨーグルトエキスが配合されており、朝の肌をふっくらなめらかに整えてくれるため、メイクのノリもアップします。

　さらに、肌あれ予防のための有効成分グリチルリチン酸2Kが配合されているのもポイントです。

泡立て不要でなじませてすすぐだけなので、朝の時短ケアにも活躍するでしょう。

 

ピュアモイスト 泡洗顔料

　「ピュアモイスト 泡洗顔料」は、簡単にふわふわ泡が出てくる、プッシュ式の洗顔料です。

アミノ酸系の洗浄成分に加え、2種類のセラミドやヒアルロン酸が配合されており、うるおいを守りながら洗い上げてくれます。

　さらに、肌あれ予防のための桃の葉エキスやアラントインが配合されているのもポイントです。

1本で約60回分と大容量で、手軽に使えるため、お子様と一緒に使用するのもおすすめです。

 

メン フェイス ウォッシュ

　「メン フェイス ウォッシュ」は、男性向けのプッシュ式泡状洗顔料です。

アミノ酸系洗浄成分が配合されており、テカリやベタつき、皮脂汚れはしっかりオフしつつ、洗い上がりはつっぱりません。

クリーミィでキメ細かい泡なので、安全カミソリでのひげ剃りにも使えます。

やさしい洗顔料で肌をケアしよう

洗顔は、肌の汚れや余分な皮脂を落とし、スキンケアの効果を高めるための重要なステップです。

しかし、敏感肌の方にとっては、洗顔料に含まれる洗浄成分や添加物が刺激となり、赤みやかゆみ、乾燥などの肌トラブルを引き起こすこともあります。

そのため、低刺激で肌にやさしい洗顔料を選び、正しい方法で洗うことが大切です。

ファンケルでは、無添加※処方にこだわった洗顔料を多数展開しています。

肌質や生活スタイルに合った1本を見つけて、毎日の洗顔で肌をやさしくケアしましょう。

※防腐剤、合成香料、合成色素、石油系界面活性剤、紫外線吸収剤を使っていません。