FANCL CLIP

6/10 「無添加の日」特別寄稿
正直品質を貫くファンケルの40年とクリーンビューティーの未来

齋藤 薫 特別寄稿

6/10 「無添加の日」特別寄稿
正直品質を貫くファンケルの40年とクリーンビューティーの未来

6月10日は「む(6)てん(10)か」(無添加)の日。無添加の良さや大切さをより多くの人に知ってもらうことを目的に、ファンケルが2007年(平成19年)に制定しました。この記念すべき日にあたり、ファンケルの無添加への姿勢と軌跡について、美容ジャーナリストの齋藤薫さんが語ってくださいました。

2021.05.17

6/10 「無添加の日」特別寄稿
正直品質を貫くファンケルの40年と
クリーンビューティーの未来

齋藤 薫さん

文 齋藤 薫

プロフィール/美容ジャーナリスト。コスメや美容の魅力を情緒豊かな言葉で綴り、美しさのあり方や、女性の生き方を紐解くエッセイ記事も多く執筆。数々の媒体で連載を持ち、著書も多数。

40年間も「無添加」に
こだわり続けた信念

今、食べものに関しては「自然」「無添加」「天然」の文字を目にしただけで反射的に手に取る人が少なくない。余分なものを口にしたくない、排除したいという意識の流れは、もう止めようがないのだ。

でも先行してその大切さを謳ったのは化粧品。すでに1980年代に「無添加コスメ」旋風が吹き荒れている。その勢いは今の食べものの比ではなく、ある種の社会現象にもなったほど。いうまでもなく「ファンケルの誕生」がもたらした意識革命だった。その入魂のキャンペーンは「無添加=ファンケル」を世に知らしめるとともに、ファンケルをトップブランドに押し上げる。

でもその知識がいきわたる頃になると、「無添加」も次々訪れる新しいトレンドに飲み込まれていった。結局のところ「無添加」も一つのトレンドに過ぎず、多分にマーケティング的な戦略の一つではなかったかと見る向きさえあったのだ。

*1982年、わずか5mLのバイアル瓶に詰めた初めての無添加化粧品を発売。

ところが今、そういう見方が明らかに間違いだったことが分かってくる。なぜなら、あれから40年間、ファンケルは一度も立ち止まることなく「無添加」をずっと提唱し続け、今なお全身全霊で「無添加」研究に取り組み続けているからなのだ。それこそ香料入りのスキンケアがもてはやされ、流行とは逆行しても、信念をわずかも曲げることがなかった。スキンケアも大きなトレンドが支配する世界だけに、それはとても勇気あること。そこまでの強さを支えたものとは一体何だったのか?

ファンケルがなかったら永遠に解明されなかったこと

一つには「正直品質」を自ら前面に掲げるほどの清廉潔白さ。哲学から、研究、開発、商品、販売まで、すべての工程において、限りなく誠実であろうとする。ある意味〝夢を売る化粧品〟の世界において、〝嘘をつかないこと〟にここまで胸を張れるブランドって、ほかにあるのだろうか。まさに正直であろうとするからこそ、どんな時代も「無添加」を地道に地道に訴えてこられたのだろう。究極の正直品質として。

そしてもう一つ、ファンケルは「無添加」には確かに力があると本気で信じたから。そして研究の過程で「無添加」それ自体に驚くべき事実を突き止めたからなのだ。長年の無添加研究から、防腐剤が肌に与える影響は大きく、肌に蓄積することで肌のエイジングに関係しているという研究結果も発表されている。無添加であること、肌に負担をかけないことが美しさへの近道なのだ。さらに、無添加スキンケアを使い続けるほど肌がきれいと言われるのは、40年もの間、無添加が美肌につながるという想いを貫いてきたファンケルの信念を物語っている。

これはスキンケア史上最大の発見! それこそどんな時代にあっても、「無添加」を追究し続けたから到達できた結果! もしもファンケルが研究の手を止めていたら永遠にたどり着けなかった発見だったといえないか。

エイジングケアでも美白でも発揮する力

いや、それでは終わらない。ファンケルはさらに40年の研究の結実として、「チオレドキシン」という成分に着目し、エイジングケアにも効果のある重要な働きが含まれることを発見する。「コアエフェクター」は使い始めてわずか5日後の肌をしっかり見てほしい。美容成分を届ける単純な話ではない、あくまでもストレスから解放された肌だけに許された手ごたえ。

さらなる発見は、ホワイトニングにも及んでいた。なんと無添加にこだわったからこそ、美白有効成分の効果も発揮されるという研究結果も見出したのだ。無添加美白はこれからますます価値を高めていくはずだ。いやそれどころか、無添加にはまだ解明されていない可能性がたくさん眠っていそう。その解明は、もちろんこの先もファンケルの情熱に掛かっている。

6月10日を無添加の日に制定したのも、自らの手で新たな扉を開くというファンケルの宣言であり覚悟なのだと思う。クリーンビューティがコスメ界の新たな常識となった今、ファンケルにしか切り開けないクリーンビューティの未来を見せて欲しい。今強くそう思っている。

CATEGORY