1日3分の健康トレーニング ヘルスケア

ちょっとした旅行の計画を立てたり、新しい料理にチャレンジしたり。いつもと違うことを考え、具体的に調べてみるだけで、脳は刺激を受けて活性化。趣味や好きなことを活かして脳を若々しく保つ、一石二鳥のトレーニングです。

01. 旅行企画トレーニング

実際に旅行の予定がなくても、雑誌やスマートフォンで情報を収集しながら、宿泊先や現地でのスケジュールなど、旅行のプランを考えてみる。

ワンポイントアドバイス

●海外でも国内でもOK。気軽な日帰り旅行でも、近所でまだ行ったことがない場所でもOKです。
●旅行先や外出先を思い浮かべて楽しむだけでも、脳の活性化につながります。



02. 新しい料理トレーニング

いつも作り慣れた料理ですませず、ときどき新しいメニューを調べて挑戦してみる。

ワンポイントアドバイス

●雑誌やスマートフォンで料理の画像を見て、何を食べたいかを考えるだけでも脳は活性化します。
●できれば食器や盛りつけも工夫して、料理を楽しみましょう。



● トレーニングの効果

脳には、膨大な数の神経細胞(ニューロン)があり、複雑につながりあった神経回路を構成して、情報の伝達と処理を行っています。この神経細胞(ニューロン)と神経回路が多ければ多いほど、脳の情報量が多く、司令塔としての機能もしっかり発揮できる状態。脳に刺激を与えるトレーニングによって、新しい神経細胞(ニューロン)と神経回路が増え、脳の機能を高める効果が期待できます。



4つのテーマに分けてお届けした
「健康トレーニング」は、これで修了です。

自分に合ったケアを続けて、
これからも元気な毎日を過ごしましょう。


監修白澤 卓二 先生 白澤抗加齢医学研究所所長 医学博士 お茶の水健康長寿クリニック院長 国際予防医学協会理事長 Residence of Hope館林代表

千葉大学医学部卒業、同大学大学院修了。専門は寿命制御遺伝子の分子遺伝学、アルツハイマー病の分子生物学。アスリートの遺伝子研究。講演活動、テレビ出演・取材など、多方面で活躍。著書は、『脳とこころのアンチエイジング 100歳までボケない101の方法』(文藝春秋)、『長寿脳 120歳まで健康に生きる方法』(ダイヤモンド社)、『1分脳活----脳が10歳若返る!』(自由国民社)など多数。

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