
セレン&ヨウ素 プロフィール
若々しさと健やかさを支える海のミネラル
名前:セレンちゃん
ギリシャ神話の月の女神セレネが名称の由来ともいわれているセレンちゃん。あざとかわいい小悪魔系キャラで、美貌を生かして読者モデルをしています。ビタEとは美容仲間(※1)で、切磋琢磨し合い美を追求。ミネラル保育園のヨウ素園長の仕事をボランティアで手伝い(※2)、あざとかわいさを発揮しています。
※1 セレンには、ビタミンEと同様に抗酸化作用があります。
※2 ヨウ素は甲状腺ホルモンの構成成分。セレンは甲状腺ホルモンの代謝にかかわっています。
セレンの特徴は?
特徴01.若々しさと健康をサポート
セレンは、活性酸素の害から細胞を守る作用のある酵素の構成成分です。抗酸化作用により、健康な体を維持することで注目されています。
特徴02.甲状腺ホルモンの代謝にかかわる
甲状腺ホルモンの代謝にかかわる酵素の構成成分として、セレンは重要な働きをしています。
セレンが含まれる主な食品
摂り方説明書
魚介類や卵などに多く含まれています。抗酸化作用の高いビタミンEと一緒に摂ると、抗酸化力がアップ。通常の食生活で過剰症や欠乏症が起こることはほとんどありません。
名前:ヨウ素園長
ミネラルタウンの海辺(※1)にある保育園で、園長をしているヨウ素。子供たちの健やかな成長をサポート(※2)しています。見た目は地味ですが、中身は滋味溢れる性格で、園児だけでなく老若男女に好かれて信頼(※3)されています。仕事を手伝ってくれるセレンちゃんのあざとさを知らずに好意を抱く、天然な一面も。
※1 ヨウ素は、昆布をはじめ海産物に多く含まれています。
※2 ヨウ素は甲状腺ホルモンの構成成分で、成長期の発育に不可欠です。
※3 甲状腺ホルモンは幅広い年代の健康にかかわります。
ヨウ素の特徴は?
特徴01.新陳代謝を促す甲状腺ホルモンの構成成分
ヨウ素は70~80%が体内の甲状腺に存在。甲状腺ホルモンの構成成分として、エネルギー代謝やたんぱく質の合成、細胞の活動などにかかわっています。成長期の発育にも欠かせないミネラルです。
ヨウ素が含まれる主な食品
摂り方説明書
海藻類や魚介類に多く、特に昆布に高濃度で含まれています。日本人の食生活では不足しにくい栄養素です。長期的な過剰摂取で甲状腺の健康に悪影響を及ぼすリスクは高まりますが、一般的な食生活では問題になることはありません。
管理栄養士が教える!
セレン&ヨウ素が摂れるメニューMEMO
※写真はイメージ
セレンが多く含まれる乾麺のスパゲティと、ヨウ素が豊富な海苔を使った、簡単パスタをご紹介。味付け兼具材には、セレンとヨウ素がともに含まれる食材のたらこをチョイス。ゆでた麺に、薄皮から取り出したたらことバター、ゆで汁を和えて、塩で味を調え、刻み海苔をトッピングすれば完成です! お好みで青じそや、みつばなどの野菜を加えてもおいしいですよ。
摂取基準data①
セレンの1日の推奨量
女性 25㎍(18歳以上の場合。妊婦は+5μg、授乳婦は+20μg)
男性 30㎍(18歳以上の場合)
*セレンの食事摂取基準(「日本人の食事摂取基準2020年版」より)
例えばスパゲティ(乾麺)の場合:約40g
*18歳以上の女性の1日の推奨量で算出
摂取基準data②
ヨウ素の1日の推奨量
130μg(18歳以上の男女の場合。妊婦は+110μg、授乳婦は+140μg)
*ヨウ素の食事摂取基準(「日本人の食事摂取基準2020年版」より)
例えば焼き海苔の場合:約6g
知ってるとうれしいセレン&ヨウ素のヒミツ
ヨウ素は海水中に多く存在し、セレンも海産物に多く含まれています。昆布でダシを取り、海藻類や魚を多く活用する日本食は、セレンとヨウ素の宝庫なのです。
漫画・キャラクター制作:なかきはらあきこ