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プロテオグリカン プロフィール
 しなやかに活躍する健脚の女神 

 名前:プログリ姫 

ハツラツとした魅力にあふれる健脚の女神・プログリ姫。足の健康にまつわる悩みを抱える民の間で密かに崇められている、知る人ぞ知る存在です。相棒である「鮭」(※1)は、プログリ姫の神秘の力の源。ひざへの違和感を感じたり、歩くのがおっくうで困っている人々に、の鼻を撫でてナンコツパワーを授け、元気を後押ししてくれます。

趣味はパトロールを兼ねた異空間ウォーキングで、天界と人間界、栄養素ちゃんワールドを軽やかに行き来。栄養素ちゃんワールドのカルシウム大臣、マグネシウム親方(※2)とも親交があり、2人のクッション役(※3)として良き関係を築いています。

 名前:カルシウム大臣   

 名前:マグネシウム親方   

※1 鮭の鼻軟骨から高純度のプロテオグリカンが抽出されます。
※2 カルシウム、マグネシウムとともに、骨の健康にかかわっています。
※3 プロテオグリカンは軟骨でクッションのような役割を果たします。


プロテオグリカンの特徴は?

特徴01.骨同士をつなぐ軟骨部分の構成成分

プロテオグリカンは、プロテイン(たんぱく質)とグリカン(多糖類)が結合した複合体で、人や動物の体内に存在する成分です。特に皮膚や軟骨、関節などに多く含まれています。

特徴02.ひざ関節の違和感をやわらげる

プロテオグリカンは、保水性と弾力性にすぐれ、衝撃を吸収する働きがあると考えられています。軟骨ではクッションのような役割を果たし、ひざ関節の違和感をやわらげる働きがあります。階段の上り下り、歩く・しゃがむなどの日動動作で、ひざの健康が気になる方におすすめの成分です。


プロテオグリカンが含まれる主な食品


摂り方説明書

プロテオグリカンは魚介類や肉類の軟骨に含まれ、中でも鮭の鼻軟骨に多く含まれています。熱に弱く、消化・吸収されにくい性質のため、食品から直接摂るのはやや難しく、サプリメントを活用するのがおすすめです。加齢とともに減少しやすい成分のため、関節や骨の健康が気になる中高年以降は積極的に摂ると良いでしょう。




管理栄養士が教える!

プロテオグリカンが摂れるメニューMEMO

氷頭(ひず)なます

※写真はイメージ

北海道や東北で、お正月によく食べられている郷土料理「氷頭なます」をご存じですか? 氷頭とは、鮭の鼻先の軟骨部分のことで、氷のように透きとおっていることが由来。
熱に弱いプロテオグリカンの摂取メニューとして、豊富に含まれた鮭の鼻軟骨を加熱せずに仕上げる"なます"はまさに理想的。
鮭の頭を調理するのは難易度が高いため、カットされた鮭の頭入りのアラや、加工された氷頭を利用するのもおすすめです。

≪つくり方≫
生鮭の頭の軟骨部分のみを切り分けてよく洗い、薄くスライスします。塩でもみ、水洗いしたら、たっぷりの酢に30分以上浸しておきます。
酢と砂糖=2:1に少し塩を加えた漬け汁に入れて、味がしみたら完成です。
手軽に食べたい方は、甘酢漬けの氷頭がインターネットなどで購入できますので、大根やニンジンのなますと合わせたり、イクラを添えるなど、お好みでアレンジをしてもおいしいですよ。



知ってるとうれしい
プロテオグリカンのヒミツ

プロテオグリカンが発見された19世紀末当時、抽出は牛を使っていて莫大な労力と費用がかかっていました。1998年頃に弘前大学の研究で鮭の鼻軟骨から安全で簡便に抽出できる技術が確立。健康食品や化粧品などに一気に活用されるようになりました。



監修篠塚 明日香(しのつか あすか)先生 管理栄養士・分子栄養学カウンセラー。分子栄養学を一般の人にもわかりやすく伝えるセミナーや、個別の栄養相談に従事。ダイエット指導や企業商品の考案にも携わる。

機能性成分ちゃん


人間の女の子・栄養素ちゃんをそっと空から見守る守護天使のような存在。天界に住んでいて、栄養素ちゃんのピンチを感じると、さまざまな機能性成分に栄養素ちゃんのサポートをお願いしてくれる。


※機能性成分とは、役割・機能を持つ食品成分の総称。5大栄養素と区別され、必要な栄養素ではないものの、摂取することで健康の維持・増進などの働きが期待される健康サポート成分です。さまざまな機能性成分が、さまざまな食品に含まれていることが日々の研究で明らかになってきています。

漫画・キャラクター制作:なかきはらあきこ

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