肌のうるおいや弾力を保つ コラーゲンペプチド
現代人の健康のお悩みを助ける機能性成分たちの、知られざる役割をご紹介。
今回は、健康的な肌を内側からバックアップするコラーゲンペプチドが登場します!
コラーゲンペプチド プロフィール
肌の内側から弾力を支える縁の下の力持ち
名前:トリ・ペプ・チド
トリ・ペプ・チドは、3人一組で行動をともにする美のエンジェル。とっても小さな体にピュアなパワーを秘めており、お肌の健康に悩む人々の心と肌の奥深くに素早く入り込んでサポートするのがお仕事です。宿敵である「加齢」&「紫外線」をキャッチすると、大勢のトリ・ペプ・チド仲間とともに、肌の地下帝国(真皮)に潜入。地上(表皮)を支えるスプリングをサポートすることにより、健康な肌を内側からバックアップ。うるおいや弾力の低下が気になる人々の救世主として、イキイキとしたハリのある毎日を応援します。
コラーゲンペプチドの特徴は?
特徴01.コラーゲンを小さく分解した成分
コラーゲンは肌の真皮に存在している大きな分子で、例えるならベッドのマットレスのように、肌を内側からしっかりと支える役割を果たしています。そのコラーゲンを小さく分解したものがコラーゲンペプチドです。3つのアミノ酸からなるトリペプチド、4つのアミノ酸からなるテトラペプチドなどがあります。
特徴02.肌の弾力やうるおいを維持する
コラーゲンペプチドは分子が小さいため、体内で素早く吸収。肌のうるおいと弾力を維持して肌の健康に役立つことがわかっています。紫外線や加齢などにより、肌の健康が気になる方におすすめの成分です。
知ってるとうれしい
コラーゲンペプチドのヒミツ
一般的な低分子コラーゲンペプチドは、アミノ酸が100個ほど連なり、そのままでは吸収されにくい大きさです。「トリペプチド」はアミノ酸3個の大きさでそのまま吸収できるサイズのため、体内に吸収されやすいのが特徴。また、アミノ酸の組み合わせによって機能も異なります。
コラーゲンが含まれる主な食品
摂り方説明書
食品としてのコラーゲンは、牛・豚・鶏肉や魚の、特に皮や骨の部分に多く含まれ、分解によって小さく低分子化されたものがコラーゲンペプチドです。体内のコラーゲンは日々生まれ変わっているため、吸収に優れたコラーゲンペプチドが含まれるサプリメントなどを活用すると効率的です。
管理栄養士が教える!
コラーゲンが摂れるメニューMEMO
手羽元のトマトスープ
※写真はイメージ
コラーゲンを効率よく摂取できる、「手羽元のトマトスープ」をご紹介。本来、水に溶けにくく弾力があるコラーゲンですが、長時間加熱することで、肉に含まれるコラーゲンがゼラチン化しスープに溶け出します。この調理工程(ゼラチン化)により肉質が柔らかく食べやすくなり、コラーゲンの消化吸収も良くなります。
≪ つくり方(2人分)≫
鶏手羽元4本、スライスした玉ねぎ1/2個、つぶしたにんにく1片、トマト水煮1缶、水500ml、コンソメ小さじ2杯を鍋に入れ、ふたをして弱火で約20~30分煮込みます。肉質が柔らかくなったら、塩こしょうで味を調え、パセリを散らして完成です。煮込むときに、にんじんやセロリ、ローリエを加えてもよく合います。
機能性成分ちゃん
人間の女の子・栄養素ちゃんをそっと空から見守る守護天使のような存在。天界に住んでいて、栄養素ちゃんのピンチを感じると、さまざまな機能性成分に栄養素ちゃんのサポートをお願いしてくれる。
※機能性成分とは、役割・機能を持つ食品成分の総称。5大栄養素と区別され、必要な栄養素ではないものの、摂取することで健康の維持・増進などの働きが期待される健康サポート成分です。さまざまな機能性成分が、さまざまな食品に含まれていることが日々の研究で明らかになってきています。
漫画・キャラクター制作:なかきはらあきこ