ファンケル情熱STORY ヘルスケア
開発担当研究員高橋 里実 ファンケル総合研究所 機能性食品研究所



「アレルサポート」とはどんなサプリメントですか?

私たちの体は、環境の変化に負けないよう体の中でバランスを保っています。日常生活や季節の変化で、そのバランスがくずれるというお悩みを抱えている方は少なくありません。変化する環境の中でバランスを保つには、体の中からのアプローチが大切です。
そこで着目したのが、麹菌発酵大豆。みそ作りの技術をヒントに独自の方法を用いて大豆を麹菌で発酵させたものです。大豆には食物繊維やオリゴ糖などおなかの健康に良いとされている成分が含まれていますが、発酵させることで、麹多糖類やペプチド類、植物性乳酸菌などが生成され、栄養が豊富になります。さらに麹多糖類だけでなく、ある目的で2種のビフィズス菌を加えました。
実は、このサプリメントの開発に携わった研究員は、自身の家族が悩みを抱えていました。体内からのアプローチでさまざまな素材を試していたところ、麹菌発酵大豆とビフィズス菌が目に留まり、商品化を提案、「アレルサポート」が誕生しました。

※「B.longum」と「B.breve



発売までに、かなり時間がかかったそうですね。

なんと、6年もの歳月がかかりました。安心して摂っていただける確かな裏付けが必要だと考え、素材の選定や作用確認に時間を要しました。特に臨床試験は、最初は麹菌発酵大豆のみで、次にビフィズス菌2種類を加えて行っています。
臨床試験というのは、準備や結果の分析に、多くの時間がかかるもので、実はなかなか大変です。今回の臨床試験は24週間と長期間でしたが、麹菌発酵大豆の働きは2種類のビフィズス菌が加わることでより強化されることもわかりました。



最も苦労したのはどんな点ですか?

固まりにくい粉末原料を、飲みやすい錠剤にするところです。賦形剤というものを加えて粉末を錠剤にしますが、お客様にお届けするまでに形がくずれないよう、しっかり固める必要があります。加えて、体に吸収されるよう、体内では細かく壊れないといけません。粒が大きくなったり、1回に摂る粒数が多いと摂り続けにくいため、そこもクリアするために、賦形剤の種類を変更したり、配合割合を変えたりしながら何十回と試作を重ね、やっと商品化にこぎつけました。長年着目していた麹菌発酵大豆を使い、数年がかりで開発しただけに、完成したときは感慨深いものがありました。
お悩みのあるお子様をおもちの親御さんは、このサプリメントによって心理的負担が軽くなることを願っています。お子様は1日4粒程度からお試しください。また、みそなどの発酵食品の良さを感じながらも塩分が気になる方も必要外の塩分をカットして作った「アレルサポート」で麹菌の良さをとり入れていただければと思います。

アレルサポート

30日分2,700円(税込)

大豆×麹菌とビフィズス菌がバランスを整える

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