
「フロントコア・バックコア」のトレーニング【約2分】 | 12ヵ月ストレッチチャレンジVol.10
1年後の「しなやかな体」を目指し、自宅でできるストレッチ動画を毎月紹介する「12ヵ月ストレッチ計画」。4クール目・コアトレーニングの1回目は、体の中心軸をぶらさずに、体の前面と体の背面を鍛えるトレーニング「フロントコア・バックコア」です。トレーナー杉浦さんと一緒にチャレンジしましょう!
12ヵ月計画のスケジュールは・・・
教わったのは・・・
「フロントコア・バックコア」2STEPトレーニング
コアトレーニング※の3ヵ月:パーツごとにコアを鍛えます。
※コアトレーニングとは?
体の中心軸を鍛え、腕や脚の筋肉・関節に余計な力を入れなくても、精度の高い動きができるようになるためのトレーニング。
STEP1:レッグローワリング
1.マットに仰向けに寝て、両脚を浮かせ、股関節とひざをそれぞれ約90度に曲げます。
2.片脚を床スレスレの位置までゆっくり前に伸ばし、ゆっくり元の位置に戻します。
3.反対側の脚も同様に、脚を伸ばしてから戻す動作を左右交互に行います。
*2・3の動作を、左右合計10回行います。
*脚と床の距離は、無理のない可能な範囲で調整してください。
● POINT
脚を前に伸ばした時に、腰がマットから浮かないように気をつけましょう。ひざを伸ばす動作が辛い方は、「脚の角度を約90度に保ったまま、かかとを床近くまで下げて上げる動作」を行ってください。
● GOOD
お腹周りの引き締めや、反り腰の予防・改善に効果的です。
STEP2:プランク
1.マットにうつ伏せになります。肩の真下に両ひじをつき、両脚は後ろに伸ばします。
2.つま先を立て、耳からかかとまでが一直線になるイメージで姿勢を保ち、そのまま30秒間キープします。
*痛みがある場合は無理せずに!
● POINT
お尻が上がりすぎたり、腰が反りすぎたりしないように。お腹に力を入れてぎゅっとしめ、ひじで床をぐっと押すことを意識し、まっすぐの姿勢をキープします。
体勢が辛い方は、ひざをついて行います。
● GOOD
じっくり全身の筋肉に負荷をかけることで、筋力アップ・姿勢改善・肩コリ腰痛の緩和などの効果が期待できます。続けることで基礎代謝が高まり、静止しているときもカロリーを消費しやすい身体づくりにつながります。
●フロントコア・バックコアトレーニングまとめ
体の中心軸が整うことで、腕や脚・全身の基礎動作の精度が上がり、正しい姿勢を保ちやすくなります。姿勢が正しくなると、筋肉から余計な力が抜け、リラックス状態を保てるので、肩・首コリ、腰~背中の不調解消も期待できます。
トレーニング前後のストレッチも重要です。今までにご紹介した、筋膜リリース・アクティブストレッチ・関節モビリティで身体をほぐし、可動域を広げることで、「体が動かしやすくなった・安定してきた」「トレーニングの秒数を増やせるようになった」がより実感できるかと思います。
次回はコアトレーニングの2回目、「バックコア・サイドコア」です。お楽しみに!