
キンミズヒキの可能性を最⼤限に引き出すための4つのMISSION
独自に植物の選定からスタートさせたキンミズヒキ成分を最高の形でお客様にお届けしたい! 商品開発チームが多くのミッションをクリアして導いた、「ウェルエイジ プレミアム」誕生までの軌跡をお届けします。
キンミズヒキは原料を一から集める
ファンケル初の試み
お客様に安全で安心な商品を届けることが、商品開発チームの大事なミッション。「ウェルエイジ プレミアム」の完成を振り返り、櫻田研究員はこう話します。
「商品開発にあたり、原料となる植物の選定からスタートするのは、ファンケルでも初めての挑戦。私たちも期待が大きく、何としてもこのミッションを成功させるぞという強い気持ちで臨みました」
まずは、原料となるキンミズヒキの安定的な供給体制を築くため、国内外の協力企業とともに原材料の調査を開始。品質の安定した契約農家の栽培品にたどり着きました。また、機能成分の含量を高める製造方法を開発し、安全性も慎重に慎重を重ねて確認しました。
数々の試行錯誤の末に誕生した小さな1粒。この中には、研究員たちの熱い思いが詰まっています。
< MISSION 01 >
良質なキンミズヒキを調達せよ!
同じ植物でも育つ地域が違えば、含まれる成分やその量が微妙に違ってきます。また植物の生育は天候などにも左右されます。つまり、植物由来の原料をつくるには、品質の振れが少ない植物をいかに安定的に入手できるかが最大のカギ。そこでまずは、海外市場で流通しているさまざまな地域の原料を取り寄せて品質を検証。
「ところが、別の植物が混ざっていたり選別が不十分だったりと、品質にバラつきがあったため、契約農家を選定して一から栽培してもらうことに。収穫、乾燥、選別方法から、農薬や異物の混入防止対策まで入念に確認しました」(櫻田研究員)
< MISSION 02 >
機能成分を効率良く抽出する方法を探求せよ!
健康茶として親しまれていたキンミズヒキですが、渡邉研究員が機能を発見した「アグリモール類」は、水に溶けにくい脂溶性の成分。そこで抽出条件をいろいろ変え、安定して成分を抽出できる最適な条件を導き出すことに。
「ここでは、渡邉研究員に各条件のエキスを評価してもらいながら、二人三脚で進めていきました」(櫻田研究員)
また、同じ植物でも、根や茎、葉、花などの部位によって含まれる成分の割合が変わるので、部位ごとに抽出の程度を調べました。その結果、より安定的かつ効率的にアグリモール類を抽出するには、葉のみを使うのが最適であることを見つけ出しました。
< MISSION 03 >
機能成分の含量を高めよ!
MISSION 02でアグリモール類を効率的に抽出する条件を見つけ出しましたが、お客様の摂取負担をより減らすために、機能成分の濃縮を検討。
「結果、機能成分をさらに数倍濃縮した原料をつくることに成功し、より少ない摂取量で多くの機能成分を摂れるようになりました」(櫻田研究員)
< MISSION 04 >
安全性をしっかり確認せよ!
キンミズヒキは食薬区分※では食品に分類されますが、機能成分を濃縮したエキスを摂取した際の安全性データはありませんでした。
「そこで、微生物、農薬、重金属汚染の確認に加え、過剰摂取試験など、さまざまな試験を積み重ね、安全性の確認を行いました」(櫻田研究員)
また、製剤加工によって有効成分を1粒まで集約することに成功。過酷な温度、湿度条件での品質変化も検証し、裏付けデータも取得しています。
※食品と医薬品の境界を判断する基準のこと
< すべてのミッションをクリア! >
私たち研究員の情熱を結集させた
「ウェルエイジ プレミアム」に
ご期待ください!
イラスト:内山 弘隆