知ってて良かった!健康への第一歩 ヘルスケア

女性ホルモンの減少により皮膚のたるみが起こり毛穴がゆがむのが原因です。

年齢を重ねると女性ホルモンが減少し、それにより肌の弾力が失われ、皮膚と同じように頭皮もたるみます。頭皮のたるみの影響で起こる毛穴のゆがみが髪のうねりの原因のひとつです。また、女性ホルモンの減少によって髪のツヤやコシが失われることも、うねりが目立つようになる原因と考えられるでしょう。それ以外にも栄養バランスの乱れや運動不足、睡眠不足による代謝(ターンオーバー)の低下も原因に。さらに、紫外線ダメージは、頭皮の乾燥と髪質の低下をまねいて、うねりが出やすくなります。
髪のうねりを改善するためには、これらのどれかひとつを改善するのではなく、生活全体を見直すことが重要です。体の内側と外側の両方から、しっかりと対策を行っていきましょう。




髪のうねりに関するあれこれ


生活習慣で気をつけることはありますか?
食事・運動・睡眠、トータルでの対策が重要です。

食事では、動物性・植物性ともにさまざまなたんぱく質食品をこまめに摂取することを心がけましょう。髪や頭皮の原材料となるだけでなく、たんぱく質食品に含まれるミネラルやビタミンは、髪の毛をつくる毛母細胞が元気な状態を維持するために不可欠だからです。同時に、抗酸化作用に優れる緑黄色野菜をたっぷりとることも大切です。さらに新陳代謝を上げるために適度な運動も重要ですが、紫外線は髪のうねりの一因となるため、帽子を忘れないように。また、髪を育てる成長ホルモンは深く寝ている間に分泌されるため、睡眠の質も大切です。眠りが浅い場合は、寝具の見直し、寝る直前までスマートフォンの光を浴びないなどの工夫をしましょう。




うねり予防のために日常的にできるヘアケアはありますか?
頭皮マッサージやブラッシングで血行を良くしましょう。

マッサージやブラッシングをして頭皮をほぐすことで、血行が良くなり、頭皮に栄養がいきわたりやすくなります。ハリのある髪を育むことにつながりますので、毎日のシャンプーのときに行うようにして習慣化しましょう。
また、過度のドライヤーの使用は、頭皮の乾燥につながります。ドライヤーをかけるときは頭皮ではなくなるべく髪の根もとから。ブラシなどで髪をのばしながら風を当てるようにすると、髪がまとまりやすくなります。




うねりを予防するためのシャンプーの選び方を教えてください。
保湿力の高いシャンプーを選びましょう。

頭皮の乾燥は髪のうねりにつながるので、シャンプーはうるおいを守って洗える、美髪成分が配合されているものを選びましょう。頭皮が乾燥しづらくなり、すこやかな髪の成長を促すため、うねり予防になります。頭皮を清潔に保つことは、健康な頭皮と髪の基本です。また、髪は眠っている間に育つので、寝る前に汚れを落とすことは重要です。洗髪はマッサージ効果もありますので、できるだけ毎日行いましょう。
入浴後はスカルプエッセンスを使うのもおすすめです。頭皮につけることで、乾燥予防になります。髪の乾燥やダメージが気になる人は、毛先にオイルをつけると良いでしょう。




コラム

カラーやパーマにより
うねりが出やすくなる

パーマなどの施術を繰り返すと、髪だけでなく頭皮もダメージを受け、それによりうねりが目立つようになります。うねり対策で縮毛矯正をする人もいますが、髪へのダメージが大きいので注意が必要です。髪の分け目や結び目が常に同じ場合も毛穴のゆがみを助長するので、定期的に位置や方向を変えましょう。





今月の監修者田路 めぐみ(たじ めぐみ)先生 松倉クリニック表参道医師。育毛外来(育毛治療)担当、日本抗加齢医学会専門医、日本形成外科学会専門医/1997年東京大学医学部卒業。美容形成外科、形成再建外科、抗加齢・予防医療が専門。育毛に関する著書『東大医師が教える最強の育毛革命~ラーメンやめれば髪は勝手に生えてくる』(集英社)もある。

イラスト:本田佳世

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