
みんなは、どんなサプリを摂っているの?
サプリメント選びの基準は人それぞれ。でも、他の人がどんなサプリメントを摂っているか、ちょっと気になりますよね。そこで今回は、みんなが摂取しているサプリメントの種類や、もっと上手なサプリメントの活用法を探究。楽しく、効率良く、元気とキレイを保つために、ぜひ参考にしてみてください。
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■ 日本人の3人に1人が、サプリメントを摂取
厚生労働省の調査によると、日本のサプリメント摂取者の割合は約3人に1人。20代から70代以上まで、幅広い年齢層で毎日の健康づくりにサプリメントが活用されています。
その内訳を見ると、すべての年代で女性の方が多く、50代、60代の女性の摂取率は40%以上。健康だけではなく美容に役立つサプリメントが多いことも、女性の活用率が高い理由かもしれません。
■ ビタミン類、ミネラル類など、足りていない栄養素を補給するサプリメントが1位
どんなサプリメントを摂っているかを調査したデータを見ると、1位は「足りていない栄養素(ビタミン類、ミネラル類)の補給」。ドラッグストアやインターネットでも、最も多く見かける種類のサプリメントです。
この調査で注目したいのは、体全体のケアだけではなく、目、おなか、関節、筋肉、骨など、具体的なお悩みに対応した健康食品も上位に入っていること。人それぞれの目的に応じて、サプリメント選択の幅が広がっていることがわかります。
■ 栄養バランスが崩れやすい、忙しい世代
足りていない栄養素(ビタミン類、ミネラル類)の補給が1位になっていることからわかるように、多くの方にとって気になるのは栄養バランスの乱れ。日本人の食生活では、特にビタミン類、ミネラル類を多く含む野菜の摂取量が不足しがちです。厚生労働省が掲げている野菜の目標摂取量は1日350g。ところが実際の摂取量は、すべての年代で目標を下回っているのです。
健康のために大切だとわかっていても、毎日続けるのは意外と難しい、栄養バランスの良い食事。その原因として挙げられたのは、20代~50代共通で「仕事(家事・育児等)が忙しくて時間がないこと」でした。特に30代の女性では、約2人に1人が挙げています。仕事・家事・育児に忙しい方は、自分の食生活が後回しになっていないかどうか、ちょっと見直してみましょう。
忙しい世代にとって、足りない栄養素を手軽に補給できるサプリメントは便利ですが、あくまでもサポート役で、食事の代わりにはなりません。健康の基本である「食事・運動・休息」の3原則を忘れずに、まず食生活を整えながらサプリメントで上手にサポートすることが、健康への近道といえます。
■ 運動不足の解消も、元気とキレイを保つポイント
体力の維持、エイジングケア、ダイエットのためにサプリメントを摂取する方も多いと思いますが、元気とキレイを保つために、まず大切にしたいのは運動です。運動不足で筋肉量が減ってしまうと、将来、筋力や体の機能が低下しやすくなるからです。
文部科学省の調査によると、忙しい30代~50代は、もともと他の世代に比べて定期的なスポーツ実施率が低く、自粛生活が続いた令和3年度は、さらに減少しました。仕事や生活スタイルの変化に応じて、自分に合った運動不足の解消法を見つけて実践しながら、サプリメントを上手に活用してみましょう。軽い運動でも、アミノ酸を摂取しながら続けることで、筋肉をつくる力を効率良くサポートできます。
生活習慣の改善&サプリメントで、理想の自分へ!
元気とキレイを保つために生活習慣の改善は欠かせませんが、それでなくても毎日忙しいのに、食事や運動でストイックな目標を立てると、ストレスで逆効果になってしまうことも。おすすめしたいのは、無理のない範囲で生活習慣を見直して、臨機応変にサプリメントを活用すること。自分に合ったスタイルで「食事・運動・休息」の基本を整え、サプリメントを味方につけて、楽しく、効率良く、理想の自分を目指しましょう。
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