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ひざに関係する成分として、グルコサミンは聞いたことがあるものの、最近話題の「プロテオグリカン」の事を知っている方は少ないのではないでしょうか。

本記事では、プロテオグリカンとグルコサミンとの違いやプロテオグリカンの働き、プロテオグリカンを補給する方法等を解説します。

ひざに関係する成分として、グルコサミンは聞いたことがあるものの、最近話題の「プロテオグリカン」の事を知っている方は少ないのではないでしょうか。
本記事では、プロテオグリカンとグルコサミンとの違いやプロテオグリカンの働き、プロテオグリカンを補給する方法等を解説します。

1.プロテオグリカンとは

プロテオグリカンは、プロテイン(たんぱく質)とグリカン(多糖)の単語を組み合わせた複合語です。プロテオグリカンが発見・命名された1970年代の当時から注目の成分であったものの、抽出が難しく、実用には至っていませんでした。

しかし、最近では研究技術が進み、サケの頭からプロテオグリカンの抽出が可能になり、注目されています。

プロテオグリカンは本来、人の体内に備わっている成分です。人の軟骨を構成しているのは、水を除くほとんどが「プロテオグリカン」と「Ⅱ型コラーゲン」の2つの成分です(*1)。

プロテオグリカンはコラーゲンやヒアルロン酸と同じく、保水性に優れています。軟骨だけでなく、皮膚等体内に広く存在しており、保水性と弾力性を維持し、関節の衝撃から守る役割に関与しています。
*1:約70%は水が占める

プロテオグリカンとグルコサミンの違い

グルコサミンは、カニやエビ等の甲殻類の殻に多く含まれる成分で、プロテオグリカンはサケの鼻軟骨や牛や魚・鶏肉の軟骨等に含まれる成分という違いがあります。

グルコサミンはコンドロイチンやヒアルロン酸、プロテオグリカンの原料で、体内で自然に生成されます。

一方、プロテオグリカンは体が作り出したグルコサミンにより作り出された成分で、直接軟骨組織を形成します。

2.プロテオグリカンとひざ関節

プロテオグリカンには、ひざ関節の動きをサポートし、違和感を和らげるがあります。
例えば、以下のような場面でひざ関節が気になる場合は、プロテオグリカンの摂取がおすすめです。

・    階段の昇り降り
・   歩いているとき
・   しゃがんだとき
・   立ち上がったとき
・   正座をしたとき

3.プロテオグリカンを取り入れる方法

ひざ関節の動きをサポートするプロテオグリカンですが、取り入れる方法には、以下の3つがあります。

1.食事から摂取
2.運動により増やす
3.サプリメントでサポート

以下でそれぞれご紹介します。

プロテオグリカンを取り入れる方法1:食事から摂取

プロテオグリカンは牛や魚・鶏肉等の軟骨に含まれています。また、牛や魚・鶏肉等の軟骨にはプロテオグリカンだけでなく、コラーゲンやそのほかの関節に良い影響を与える成分も含まれているのが特徴です。

鶏肉の軟骨であればスーパー等でも手に入れやすく、料理にも手軽に取り入れることができるでしょう。旨味成分も多く含まれていますので、さまざまな料理で楽しみながら取り入れてみてください。

プロテオグリカンを取り入れる方法2:運動で増やす

ウォーキングやひざの曲げ伸ばしの運動等、体を動かすことで血流量が増加し、軟骨細胞に酸素や栄養が行き渡り、プロテオグリカンの増加が促進するとされています。また、ボール等を使ったバランス運動では、関節軟骨の変性を抑える可能性があるともいわれています。

反対に、運動不足になると、体自体がプロテオグリカンの必要性を感じなくなり、減ってしまいます。よって、適度な運動でプロテオグリカンが必要だと体に知らせることが大切です。

プロテオグリカンを増やすための運動は激しい運動ではなく、ウォーキングやストレッチ、バランス運動等の軽い運動が適切とされています。激しい運動はひざ関節の負担につながる可能性もあるため、なるべく注意しましょう。

3:サプリメントもうまく活用

プロテオグリカンは、元気なひざには大切な成分です。

しかし、毎日バランスの取れた食事の摂取や適度な運動は実践できないこともあります。

そのような場合、食事や運動と合わせてサプリメントを活用することもおすすめです。ただし、サプリメントは口から体内に入るものなので、選ぶときは成分だけではなく、GMP認証(*2)されているかどうかもチェックするとよいでしょう。

*2:医薬品を製造するための要件をまとめたもの。安全に、かつ一定の品質を保ち製造するための規範を遵守することが日本健康食品規格協会により認証されている。

4.プロテオグリカンでひざ関節のサポートに努めよう

プロテオグリカンは、人の皮膚や軟骨に存在するたんぱく質のひとつです。最近では研究の結果、鮭の頭から多く抽出できるようになり、食品や化粧品に使われるようになっています。

そして、プロテオグリカンは適度な運動により増やすことができ、牛や魚の軟骨を摂取することでも補給できます。

ひざ関節のサポートとして効率的に取り入れたい場合は、サプリメントを活用するのもおすすめです。規則正しい生活を送りながら、上手にプロテオグリカンを取り入れましょう。

監修川上洋平(かわかみ・ようへい) 医師・医学博士・整形外科専門医

神戸大学医学部卒業。米国ピッツバーグ大学留学、膝スポーツ疾患や再生医療を学び、北播磨総合医療センター、神戸大学病院、新須磨病院勤務を経て、患者さんにやさしく分かりやすい医療を提供することを目的に、かわかみ整形外科クリニックを開業。日本整形外科学会専門医、再生医療学会認定医。英文論文執筆多数。専門は膝関節外科、スポーツ障害、再生医療。かわかみ整形外科クリニック(https://kawakamiseikei.jp/)。 *医師が、特定の商品を推奨しているわけではありません


プロテオグリカン配合 ファンケルの「楽ひざ」をご紹介!

「楽ひざ」は軟骨を構成する成分を採用。1日の摂取目安量1粒を実現しています。

また、「楽ひざ」はサケ鼻軟骨由来プロテオグリカン・サケ鼻軟骨由来Ⅱ型コラーゲンの2つの軟骨成分を配合した、日本初の臨床試験実施済み機能性表示食品(*3)で、GMP認証済みの工場で製造されています。

ひざ関節の成分はプロテオグリカンとⅡ型コラーゲンが8割を占めている(水は除く)ため、この2つの成分が配合されているのはうれしいポイントといえます。

また、プロテオグリカンは今までの製法では体内で溶けるのに1時間以上かかりましたが、研究を重ねた結果、約17分と4.2倍もの溶けやすさを実現しました(*4)

サプリメントでプロテオグリカンの補給をサポートしたい方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

*3:臨床試験済み機能性表示食品で日本初(2019年9月20日)
*4:崩壊試験機に錠剤を入れ、錠剤が完全に溶けるまでの時間を計測(2017年ファンケル総合研究所調べ)



楽ひざ<機能性表示食品>

30日分2,695円(税込)

2つの軟骨成分「プロテオグリカン」「Ⅱ型コラーゲン」を配合した臨床試験実施済みの機能性表示食品。「摂りやすさ」「続けやすさ」にこだわり、ファンケル独自の製法で1日たった1粒に。

詳しくはこちら

*本品は特定保健用食品と異なり、消費者庁長官による個別審査を受けたものではありません。
*疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。
*食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。

【届出表示】
本品にはサケ鼻軟骨由来プロテオグリカン・サケ鼻軟骨由来Ⅱ型コラーゲンが含まれるので、ひざ関節の動きをサポートし違和感を和らげる機能があります。日常生活(階段の昇り降り、歩く、しゃがむ等)でひざ関節が気になる方に適しています。

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