総コレステロールが高めになる原因は?基準値や対策方法も解説
総コレステロールは、体内のすべてのコレステロールをまとめたもので、「TC」「T-CHO」と表されます。総コレステロールを下げるためには、食生活や運動不足を改善すると良いでしょう。この記事では、総コレステロールが高めになる原因や基準値、対策などを解説します。
総コレステロール値が高めと言われ、原因やケア方法が分からずお困りではありませんか。
総コレステロールは血液中のすべてのコレステロールを示し、体への影響は、そのほかのLDL(悪玉)コレステロールなどの数値も含めて判断します。
この記事では、総コレステロールの基礎知識や高めになる原因、対策方法を解説します。高めのコレステロール値を下げたい方や、健康を保ちたい方は参考にしてください。
1.総コレステロールとは
総コレステロールとは、血液中のすべてのコレステロール値をあらわします。LDLコレステロールなどの、いくつかのコレステロールをまとめた数値です。
「TC」や「T-CHO」と表されることもあり、体に起きる影響を図るために必要な指標です。増え過ぎると良くない影響を及ぼす可能性がありますが、適度であれば体内の構成成分として必要な物質です。
non-HDLコレステロールとは
non-HDLコレステロールとは、総コレステロール値からHDL(善玉)コレステロール値を引いた数値のことです。体内にあるLDL(悪玉)コレステロール値と、そのほかの悪玉コレステロール値が把握できます。
non-HDLコレステロールが高めの場合は、血管内に残っているLDL(悪玉)コレステロールやそのほかの悪玉コレステロールが多いことを表しているため、注意が必要です。
LH比との違い
LH比とは、LDL(悪玉)コレステロール値をHDL(善玉)コレステロール値で割った数値です。LH比では、体内のLDL(悪玉)コレステロールとHDL(善玉)コレステロールの比率がわかります。どちらが減りすぎても増え過ぎても良くないため、バランスを保つ必要があります。
2.総コレステロールの基準値
コレステロールの基準値は、140~199㎎/dlです。基準値よりも総コレステロール値が高めだと、全身の血管に何らかの影響を及ぼしている可能性も高くなります。
しかし、総コレステロールだけが高めの場合には、そのほかの数値も合わせて影響を考えます。血管や全身への影響を考える場合には、LDL(悪玉)コレステロール値やHDL(善玉)コレステロール値、先述したnon-HDLコレステロール値も参考にして、総合的に判断します。
3.総コレステロールが高めになる原因
総コレステロールが高めになる原因は、以下のとおりです。
- 食生活の乱れ
- 運動不足
- 加齢
- 喫煙
- アルコールの過剰摂取
- ストレス など
上記のような原因が積み重なり、総コレステロールが高めになるといわれています。
4.総コレステロール値を下げるための対策方法
総コレステロールはLDL(悪玉)コレステロールやHDL(善玉)コレステロールの総称です。
総コレステロールを下げるためには、LDL(悪玉)コレステロールを下げる必要があります。まずは、先述した原因となっている生活習慣を見直すことが大切です。この項目では、LDL(悪玉)コレステロール値を下げる対策として、以下を挙げて解説します。
- 栄養バランスの整った食生活を心がける
- 運動する習慣を身につける
- そのほかの対策
栄養バランスの整った食生活を心がける
LDL(悪玉)コレステロール値が高めの場合には、栄養バランスの整った食事を意識することが大切です。
特に食物繊維の多い食事を意識すると、高めのLDL(悪玉)コレステロール値を下げるためのサポートになるといわれています。食物繊維は、野菜やきのこ類、こんにゃく、海藻類などに多く含まれているため、意識して摂りましょう。
また、アルコールは過剰摂取にならないよう、適度な摂取に留めてください。
運動する習慣を身につける
高めのLDL(悪玉)コレステロールが気になる場合は、食事に加えて運動する習慣を身につけることも大切です。運動は高めのLDL(悪玉)コレステロールを下げるだけでなく、年齢とともに低下する筋力作りにも役立ちます。
運動はウォーキングのような有酸素運動がおすすめです。速歩やゆっくりめのジョギングを取り入れましょう。有酸素運動に加えて、さらに筋力トレーニングも行うと体のサポートになります。
一度ではなく継続が大切であるため、続けられる運動から始めてください。
そのほかの対策
食生活を見直し、できる範囲で運動を取り入れながら、さらにサポートがほしい場合はサプリメントを上手く活用する方法もあります。
食生活や運動習慣に気を配っていても、毎日の継続は難しい方もいると思います。LDL(悪玉)コレステロールを下げるための基本は食事と運動であることを忘れず、サポートとしてサプリメントを活用しましょう。
5.総コレステロール値を下げるには、食事管理や運動から始めてみよう
総コレステロールは体内のすべてのコレステロールのことで、総コレステロール値が高めなだけでは、体に良くない影響が起きているとは判断できません。
体への影響を判断するには、総コレステロール値以外にも、LDL(悪玉)コレステロール値やHDL(善玉)コレステロール値も参考にします。解説したnon-HDLコレステロール値やLH比も参考になる値です。
総コレステロール値が高めになる原因は、食習慣や運動不足、加齢などいくつかの原因がありますが、食生活を見直して運動習慣を身につけることが大切です。さらにサポートがほしい場合には、食事と運動をメインにしながらサプリメントを上手く活用する方法もあります。
日々の生活に気をつけて、いつまでも元気に過ごしてください。
LDL(悪玉)コレステロールが高めの方に、
ファンケルの「コレステサポート」をご紹介
LDL(悪玉)コレステロールが高めの方に、ファンケルの「コレステサポート」をご紹介。
年齢とともにLDL(悪玉)コレステロール値の変化が気になってきた、健康診断でLDL(悪玉)コレステロール値が高めと言われた、などの気になることはありませんか。
「コレステサポート」は、りんご由来のプロシアニジンによる働きでコレステロールの排出を促し、紅麹ポリケチドによる働きでコレステロールの合成を抑える、2つのメカニズムにより、高めのLDL(悪玉)コレステロールを下げるサプリメントです。
コレステロールは、約7~8割が体内で合成されるといわれており、バランスの整った食事と適度な運動に加えて、体内からのアプローチも大切です。
「コレステサポート」は、高めのLDL(悪玉)コレステロール値を下げるだけでなく、総コレステロールやLH比(*1)、non-HDLコレステロール(*2)、を下げる機能もあります。
カプセルタイプのサプリメントで、1日2粒目安の摂取で良いため、飲みやすく続けやすいのもポイントです。
食事と運動を生活の中心にしながら、さらに手軽にコレステロールに関するサポートをしたい場合には、「コレステサポート」をお試しください。
*1:LDL(悪玉)コレステロールとHDL(善玉)コレステロールの比率を示す値 臨床試験で高めのLDLコレステロール、総コレステロール、LH比、non-HDLコレステロールが4週目から下がることを確認!ファンケル独自の組み合わせの2成分が、高めのLDL(悪玉)コレステロールを下げます。 *本品は特定保健用食品と異なり、消費者庁長官による個別審査を受けたものではありません。 【届出表示】
*2:総コレステロールから、HDLコレステロールを引いた値
コレステサポート<機能性表示食品>
30日分2,700円(税込)
*疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。
*食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。
本品には紅麹ポリケチド・りんご由来プロシアニジンが含まれるので、LDL(悪玉)コレステロールが高めの方のLDL(悪玉)コレステロール、総コレステロール、LH比[LDL(悪玉)コレステロールとHDL(善玉)コレステロールの比率を示す値]、non-HDLコレステロール[総コレステロールからHDLコレステロールを引いた値]を下げる機能があります。コレステロールが高めの方に適しています。