ママのキレイと元気 ママ・パパ

育児休業から復職する際は、仕事についてはもちろん、慣らし保育はうまくいくか、子どもに寂しい思いをさせるのではないかと、これまで経験したことのない親としての不安が頭をめぐることと思います。今回は、16ヵ月の女の子のママが、仕事復帰にあたって準備したことや、復職から半年たった今の状況をお話しします。

あなたの子育てのヒントになりますように。


ママ1年生佐藤(20代後半)

2018年入社。化粧品の販売企画グループに在籍しています。休日は夫と娘と一緒にキャンプに行ったり、アウトドアを楽しんだり。貴重なひとり時間は、ドラマを観て過ごすのが好きです。

子どもが何歳のときに仕事復帰した?

娘が1歳1ヵ月になったタイミングで

1年育休を取得して、子どもが11ヵ月になったタイミングで復職しました。復帰する直前は、子どもと離れることがとても寂しくて、同時に不安な気持ちでいっぱいでした。

娘と家のことだけを考えている毎日から社会復帰して、すぐに仕事の感覚を取り戻せるのだろうか?本当に仕事と育児と家事を両立できるのかな?など、あらゆることが不安だったことを覚えています。


マイクを使って歌うことにハマっている愛娘です♪



復職前の不安はどうやって解消した?

上司に「これからの働き方」を相談しました

復職前に上司とランチをする機会があり、そこで悩みを聞いていただきました。復職後の働き方などを相談できたことで、不安が少し解消されました。また、料理の時間を確保するのが難しいから、冷凍のストックがあると便利だよ」など、先輩ママとしての実践的なアドバイスもいただけたので、とてもありがたかったです。

あとは、同期入社のメンバーと会って仕事の話を聞いたり、同じ会社に勤める夫から社内の様子を教えてもらったりして、復職後のイメージをしていました




復職に向けて準備したことは?

作り置きのルーティン化・パパと連携・PCの復習!

少しでも平日にキッチンに立つ時間を減らせるよう、2週間分の冷凍おかずを作り置きするようになりました。また、子どもがいてもサッと掃除ができるように、お部屋の整理整頓を心がけるように。

パパとは家事の分担をしっかり決めたり、子ども用の食材をどこに置いているか覚えてもらったりするようにしました。私が仕事で帰りが遅くなっても、夫が保育園へお迎えに行って、帰宅したら娘にごはんを食べさせられるようにしておかなくちゃ!と思ったんです。

仕事については、育休期間中に使うことのなかったパソコンのショートカットキーを復習して、感覚を取り戻すように意識しました。



仕事復帰から6ヵ月、娘さんの様子はどう?

保育園でグングン成長中!でもやっぱり寂しいみたい...

娘は保育園に通いだして半年経ち、初めての運動会では泣かずにかけっこや体操をやりきってメダルをもらえました!動物を触れるようになったり、ひとりで滑り台ができるようになったり、どんどんできることが増えてきています。


動物と触れあうことが好きみたい!


でも、ママにべったりの子なので、私の姿が見えなくなるとひたすら「ママ、ママ」といって後追いをするんです。お迎えのときは、私の顔を見たとたんに泣き出してしまうことが、いまだによくあり...。そんなときは、寂しい思いをさせて申し訳ないなと思いますが、その分、一緒にいられる時間はできるだけ娘のそばにいてあげるようにしています。


一緒にいられるときはたっぷり愛情表現を♪



仕事復帰して良かったことは?

社会とのつながりを感じられること。あと、お昼休憩の外食ランチも!(笑)

復帰前は不安が大きかったですが、今は「お仕事を再開して良かった!」と思っています。仕事でしか得られない充実感がありますし、社会とのつながりを感じられます。また、ランチタイムに好きなものを食べながら、同僚たちといろいろな話で盛り上がったりするのが、大切なリフレッシュタイムにもなっています。

それに、一緒にいられる時間が限られているからこそ、娘と過ごす時間がとても貴重に感じられ、より愛おしくなりました。本当に忙しい毎日ですが、日々の疲れは、娘と大好物のチョコレートに癒してもらっています♪


癒しタイムのお供は大好きなチョコレート♪



最後に...

娘が最近よく「ギュー」と言ってハグしてくれたり、カタコトですが「だいすき」と言ってくれるようになったんです!仕事を終えて娘に会うと、1日の疲れが吹っ飛びます!


仕事に復帰する前は不安なことがいろいろあるかもしれません。でも、周囲の方に相談したり頼ったり、家事や育児の負担を軽くしてくれるアイテムやサービスを使ったりしながら、自分にあったワークライフバランスを少しずつ見つけていけばいいのかなと思ってます。


思い返すと、育休は本当に特別な時間でした。仕事復帰の不安はあると思いますが、これから育休を迎える方も、育休中の方も、ぜひ子どもと今だけの"べったり時間"を楽しんでください。




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