ママのキレイと元気 ママ・パパ

子どもが成長するにつれ、親が感じるストレスの種類や強さは変わっていきます。子どもの性格や成長スピードは一人ひとり違うのに、つい他の子と比較してしまったり、ネットの情報に振り回されたり...一人でストレスを抱え込んでしまっていないでしょうか。

今回は、2歳と4歳の男の子を育てるママが、育児で経験したストレスや、実践しているストレス発散法についてお話しします。あなたの子育てのヒントになりますように。


ママ4年生磯田(30代後半)

メディカルコーディネートグループに在籍しています。遊び盛りの子どもたちと、新しい遊び場や公園を開拓するのが休日の楽しみです。たくましく、どんどんアクティブになる子どもたちの成長に、毎度感動させられると同時に、いつまでも遊んでもらえるように、体力づくりに励みたいと思っています!

乳児期の育児でストレスだったことは?

次男の寝かしつけに苦戦し、睡眠不足だったこと

長男は穏やかな性格で、寝かしつけも楽でした。ですが、抱っこ好きの次男が生まれてからは、なかなかハードな日々でした。

布団に寝かせると泣いてしまうので、夜明けまで抱っこしてユラユラ揺れながらリビングを何十周も歩いたことがあります。寝かしつけに苦戦し常に睡眠不足だったのが、一番のストレスでしたね...!

「二人の子どもを育てる大変さは、一人の2倍どころではないんだ」と知りました。とにかく大変だったことだけは覚えているのですが・・・今振り返ってみると、当時の記憶があまりありません(笑)。


笑いながら寝る長男(左)と、寝るのが苦手な次男(右)

これって"ママあるある"?
些細なことでパパにイライラ


結婚した当初は、家事が苦手でおっちょこちょいな夫をかわいいとすら思っていましたが、子どもが生まれてからは、「なんでこんなこともできないの!」と、些細なことでイライラしてしまうことがありました。


でも、チクチク・ブツブツと小言を言い続けていたら...自分から家事をするようになりました(笑)。今では朝の子どもたちの支度は、ほとんどパパがやってくれています!




最近は何にストレスを感じている?

子どもに対してより、自分への憤りが大きいかも

長男が4歳、次男が2歳になり、乳児期に比べると今はそれほどストレスを感じずに子育てができています。家事スキルがアップしたパパや、近くに住む祖父母、親戚の方たちの絶大なサポートも大きいです。

もちろん生活の中で小さなイライラはありますが、それは子どもに対するストレスよりも、自分への憤りが大きいかも。

仕事も育児も頑張りたいのにどちらも中途半端な気がして、自分に落ち込んだり、子どもたちの相手をちゃんとできていないのではないか...と、罪悪感を覚えたりすることがあります。


家族に支えられ、ストレスとうまく向き合って子育てができています!



自分なりのストレス解消法は?

子ども達のやさしさと大好きなビール!

キレイごとのように聞こえてしまうかもしれませんが、二人の成長を感じることが一番ストレス解消になるなぁと感じています。

ある日、私が自宅でぼんやりとため息をついてしまったら、ふいに長男が「おれがちゅーいてるぜー♪」と、アニメの歌を歌ってくれたんです!4歳なりに母親を気遣ってくれる頼もしさとやさしさが、とってもうれしくて。

こういったうれしい瞬間が、毎日とは言わずとも瞬間瞬間であります。こんなにかわいい子たちがそばにいてくれるなら、ストレスなんて吹っ飛びます!!


坂道を上る次男(手前)の成長、弟を見守る長男(奥)のやさしさに感動した日


あとは、大好きなお酒とお料理。子どもたちが寝た後にビールを飲んだり、翌日のおかずを作ったりするのが至福の時間です。

仕事・家事・育児を終えて、一日の終わりに飲む一杯は最高!!


これって"ママあるある"?
一人でお出かけしても、すぐ帰宅しがち


子どもたちのことは大好きですが、自分だけの時間が欲しくてウズウズすることも。そんなときはパパに子ども達を預けて、一人で出かけて気分転換をしています。


汚れや動きやすさを気にせず好きな服を着られるし、荷物も財布とスマホだけ。自分が行きたいところに行って食べたいものを食べる...なんていう、母親になるまでは当たり前だったことが、とっても幸せに感じられるんです!


でも、行先は子ども服のお店だったり、つい子どもが好きなキャラクターのグッズを探していたり。そんなことをしているうちに、無性に子どもたちに会いたくなって...足早に家へ帰ってしまうことがほとんどです。



小さい肩、ぷっくりほっぺ...このフォルムに会いたくなっちゃいます



まわりの子と比べちゃうことはあった?

歩き始めるのが遅く、不安で胸がいっぱいに

長男は、歩き始めるのが遅かったんです。気にしないでおこうと思っていても、同年代くらいの子どもが元気に歩く姿を見ると、無意識のうちに比べて焦ってしまい...。会社の先輩ママやパパたちに相談したり、夜通しネット検索したりして、心配で夜も眠れませんでした。

自治体からも検査をすすめられて、不安で胸がいっぱいになり発育相談へ連れて行くと...お医者さんから「本人にやる気がないだけですね」と言われました(笑)。想定外の診断に、唖然としたことを覚えています。


実はマイペースだっただけの長男(笑)


その後長男は、私の焦りが伝わったのか歩く練習をはじめ、ひょいひょいと歩けるように。4歳になった今も相変わらずマイペースなのですが、毎日楽しそうなので「まぁ、いっか!」と思えるようになりました。


おままごとに夢中な二人!マイペースに成長中



最後に...

大人の思いどおりに動いてくれない子どもたちに、ストレスを感じることもありますよね。私自身、偉そうにアドバイスできる立場ではありませんが、発想を切り替えてみてはどうでしょうか。


例えば、私は、子ども達の突飛な行動に翻弄されたときは、「親が子ども達に遊んでもらっているんだ!」と考えるようにしています。


寝不足で心身ともに疲れていた次男の乳児期も今となっては笑い話ですし、ごはんをこぼすのも、テーブルに落書きするのも、公園から帰りたくないと大泣きしちゃうことも、いつかきっといい思い出になるはず(なってほしい!!)


全国のママ・パパ、あまり頑張りすぎずに一緒に育児を楽しんでいきましょう!




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