キッズの生活 ママ・パパ

子どもの成長に合わせて、習い事の幅はどんどん広がっていきます。その中で「習い事は子どもの興味関心に任せっきりでいいの?」「親の希望はどこまで通すべき?」といった疑問が生まれることもありますよね。今回は9歳の男の子のママが、習い事選びのポイントや習い事を通じた親子の変化についてお話しします。

あなたの子育てのヒントになりますように。


ママ9年生原田(40代前半)

化粧品商品企画部に在籍しています。一人息子とはもはやバディのように、助け合い、ふざけ合いながら日々過ごしています。子どものサッカーの応援で日焼けしないように気をつけつつ、ブライトニング商品で美容メンテナンスも頑張っています。

これまでどんな習い事をした?

リトミック、体操、塾、スポーツなど16種類にトライ!

これまで16種類の習い事に挑戦してきました!現在は体操、水泳、絵画教室、朝ラン教室、サッカー、算数・英語教室に通っています。


~これまでに通った習い事~


0歳~3ヵ月 ベビーサイン教室
1歳~2歳 英語リトミック
2歳~4歳 ブロック教室
3歳~継続 体操
4歳 アメリカの教育プログラム
4歳~8歳 英会話
5歳~継続 水泳、絵画教室、朝ラン教室
5歳 学習塾、書写、ダンス
5歳~7歳 空手
6歳~継続 サッカー、算数・英語教室
6歳~7歳 リズムトレーニング


今はサッカーに夢中で、将来は日本代表になりたいと言っています。通う頻度は本人と話し合って、少年団は週24回、スクールは週3回。ダメだったらやめる判断期限も共有して、「自主的にどこまで頑張れるか」をテーマに取り組んでいます。


苦労している本人(息子)をフォローしながら見守り中!



習い事を始めるにあたって意識していることは?

まずはやってみる!

どこに可能性があるかわからないので、子どもが興味を持ったことにはチャレンジさせるようにしています。ただその中でも、子どもに伝えていることや、親として心に刻んでいる考えはあります。

◆子どもに伝えていること◆

◎とにかく何でもやってみる。
◎やるからには一生懸命頑張り、真剣に取り組む。
◎辞めるときは自分で決める。(一旦お休みするのもあり)

◆親の心構え◆

◎子どもと一緒に楽しむ。
◎習い事で出会った人たちととにかく話してみて、いろいろな考え方を知る。
◎子どもの習い事を通して、親も一つでも良いので何かを得る。


まずはチャレンジ!



やって良かった習い事は?

愛情いっぱいの先生に出会えた「体操教室」

3歳で始めた体操は、本当にやって良かったことの一つです。子どもにたくさん愛情を注いでくれる先生のもとで、心身の成長において重要な幼少期を過ごすことができました。

運動の基本動作を身につけるだけではなく、子ども達で協力したり、仲間を応援する経験をさせてもらったり、親同士もラフに交流したり、充実した時を過ごせたのも良かったです。現在も継続している、子ども自身が好きな習い事です。


体幹や様々な体の動かし方、走り方などの基本が身につきました!


子どもの習い事の「先生」について


多感な時期に子どもをよく見てくれるプロ(先生)の目が入ることは、親初心者な自分にとって非常にありがたかったです。特に子どもが保育園児だった頃は、習い事の先生とたくさん話をして、自分では気が付けないことを教えてもらったり、心配なことを伝えて子どもを見守ってもらったりしました。


習い事の先生には、「親の相談相手」も仕事の一つだと思ってくれている方が多いような気がします。そういった頼れる素敵な先生に出会えるのも、習い事の醍醐味かもしれません。



習い事を通して子どもはどう変わった?

新しいことを積極的に学ぶ姿勢が身についた!

息子は新しいことを学ぶのが好きなのですが、その姿勢は小さい頃からいろいろなことにチャレンジする機会を多く作ってきたからかな、と思っています。

家では気ままに過ごしがちなひとりっ子なので、習い事を通じて他者との関わり方を学ぶ機会が作れたことも良かったです。


手先を動かし、創造力を育むために通ったブロック教室(2歳~4歳)


体操や空手は個人競技ではありますが、教室では仲間と助け合うことや協力することの大切さを学んでいます。一方、団体競技のサッカーでは、自分の力だけではどうしようもできないことへの気持ちの持っていきかた、立ち振る舞いを学んでいると感じています。



習い事を通して親に変化はあった?

考え方の違いを学び、世界が広がりました

いろいろなタイプの指導者や親子と出会い、子どもとの接し方や家庭による考え方の違いを学べました。

基本的には子どもの将来を考えて習い事をしていますが、親も自分目線で「いろんな情報に触れられ、新しい気づきがあるかも?」と考えることで気持ちがラクになり、一緒に習い事を楽しめる気がします。

私は子ども以上にサッカーに入れ込んでおり、夜通し試合を見たり朝ランを始めたりと、世界が広がっています。


親子共に一生付き合える友人と出会えた空手教室(5歳~7歳)



最後に...

我が家はやりすぎなくらいの習い事を経験しましたが、「子どもに習い事をさせなくては!」と焦る必要は全くないと思っています。一緒に山を歩いてみたり、街に出かけてみたりするだけで、何か発見できるかもしれません。


習い事を始めるときも、構えすぎず、その時々で子どもが興味を持っていそうなことに寄り添って、それぞれのペースで取り組めばよいのかなと。挑戦してみて、やっぱり興味がなかったと気づく経験にも価値があるように思うんです。


人生は楽しいことがいっぱいで、たくさんの可能性を秘めていること、ただそのチャンスを得るためには努力が必要なことを、習い事を通じてこれからも伝えていきたいです。




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