
子どものおやつについて、「手づくりのものを食べさせたい」「チョコレートは大きくなってから」など理想があっても、思い通りにならないことってありますよね。家族で楽しく過ごすためにも、ある程度肩の力を抜いた日があってもよいのかもしれません。今回は、3歳と1歳の女の子ママが、子どものおやつについてお話しします。
あなたの子育てのヒントになりますように。
【長女3歳】普段はどんなおやつをあげている?
市販のお菓子や干し芋など
3歳の長女は、平日は保育園の後に習い事におやつを持参して行っており、そこではスーパーなどで売っている小袋が連なったおせんべいやクッキー(1袋ずつ)、ラムネを食べることが多いです。保育園で、おにぎりや手づくりのおやつなど健康や栄養バランスを考えたものを食べさせてくれていることが、習い事のときのおやつへの罪悪感を和らげてくれています。土日は、干し芋や果物を意識的に食べさせています。特にサツマイモが好きなので、干し芋は年中、冬は焼き芋をよく食べています。
しっかり栄養も摂ってほしいから、子ども用プロテイン(ココア味)を溶かした牛乳を毎晩食後に1杯飲ませています。実は長女は牛乳が嫌いなのですが、わが家では「チョコレートドリンク」と呼んで特別感を演出することで、積極的に飲んでくれるようになりました。さらに「親子de 鉄分」と「親子de カルシウム」は、毎日1粒ずつあげています。
姉妹で楽しく芋ほりタイム♪
【次女1歳】どんなおやつがお気に入り?
レーズンが好きみたい!でも個数を制限中!
1歳の次女は、ひたすら赤ちゃん用のおせんべいを食べていましたが、先日レーズンをあげてみると驚きの食いつきでした!ただ、歯医者さんから「レーズンは、糖度が高いから与えすぎに注意」と言われたので、食べすぎないように個数を制限しています。
他には、ウエハースやバナナをあげています。育児休業中はおやつを手づくりすることもありましたが、仕事を再開してからはもっぱら市販品に頼っています。とはいえ、できるだけ体に良いものをあげたい気持ちはあるので、毎回、添加物や原材料はしっかりチェックしています。
次女はバナナをパクパク食べてくれます
チョコレートやジュースなど、甘いおやつはいつ解禁した?
本当は5歳からの予定が、2歳半でデビュー...!
チョコレートやグミは5歳くらいで解禁しようと思っていましたが、年上のいとこの影響で存在を知り、2歳後半で口にしてしまいました。ただたくさん食べさせたくはないので、2ヵ月に1回、1粒ぐらいにしています。食後は即・歯磨きの習慣を守っています!
ジュースはいつ解禁したのか覚えていませんが、野菜と果物だけでつくったスムージーは1歳からほぼ毎日飲んでいました。今は2~3週間に1度、ジュースを飲ませています。ちなみに、妹はまだジュースデビューしていません。なんとか引き延ばしたいですが、お姉ちゃんが飲んでいるのを見ているし、時間の問題かなとは思っています...。
糖度が高いおやつは量を制限しているため砂糖の摂取量は控えめですが、レーズンをあげたりデザートに果物を出したりすることが多いので、果糖の摂取量はやや気になっています。
子どものおやつで困った場面はある?
まだ食べさせていないおやつをすすめられたとき
チョコレートやグミなど、まだわが家で解禁していないおやつを周囲からすすめられたとき、断れずにあげたことがありました。お友達が食べている姿を見た長女が欲しがってしまい、ここで「あなただけは食べられないよ」というのも違うかなと思い...。
相手の方も「アレルギーがなくて禁止していなければ、良かったらどうぞ」と、とても気を遣って声をかけてくれたのですが、「あの様なときは、どう対応するのが正解なんだろう...?」と、少し悩みました。
次女は、長女の時ほど気にしすぎないようにしたため、いろいろとおやつデビューが早まる予感がします(笑)。また、私自身が子どもが口にして欲しくないものはきちんと相手の方へ断ることができるようになったというのもあり、以前よりおやつと楽しく付き合えるようになっているように思います。
とはいえ、お姉ちゃんが自分の食べているおやつを妹に食べさせようとすることもあるので、目は離せません...!
お出かけ時のおやつはどうしている?
バリエーション豊富に&小分けで飽きさせない!
車や新幹線などで長時間移動をする際はバリエーション豊富に、量を多めに、かつ小分けにして持参します。多めといっても全部食べさせるわけではなく、TPOに合わせてあげるものを選べるようにしています。
ちなみに次女がお気に入りのレーズンは、タッパーに入れて本人に持たせることで時間稼ぎ&指先を使う訓練にもなって良かったです!
普段はおやつの内容や種類をある程度管理していますが、特別なときは"楽しい"を優先することを家族のルールにしています。
例えば、旅先でソフトクリームを食べたくなったときや、お友達とのおやつタイムに「あなたはダメ」と言って、子どもが悲しんだり嫌な思いが残ったりするよりも、非日常空間で特別に食べるソフトクリームのおいしさや、お友達と遊びながらおやつをシェアしたときの楽しい時間を記憶に残してほしいと思っています。