キッズの食 ママ・パパ

小さな子どもと一緒の外食は、いつもとは違う表情を見ることができて楽しい面もありつつ、ハラハラすることも多いですよね。ごはんに飽きて思いもよらない遊びを始めたり、触らないでほしいものに手を伸ばしたり。

今回は5歳の男の子を育てるママが、これまでの親子での外食で感じたことや楽しむコツをご紹介します。家族で楽しい食事の時間を過ごすヒントになりますように。


ママ5年生佐々木(30代後半)

2016年入社。通販営業本部に所属し、通販サイトの商品広告ページの制作などを担当しています。休日はもっぱら子どもと夫と三人でお出かけ三昧です!以前は夫に任せきりだった車の運転も少しずつマスターし、私が旅行時の戦力になりつつあります。




1歳~1歳半の時、子どもと外食をしていましたか?

コロナ禍で外食はほぼ無し。離乳食作りを頑張っていました

離乳食完了期の頃はコロナ禍真っただ中だったので、外食はほとんどしていませんでした。お出かけも近くの公園に行く程度で、おうちで離乳食作りに取り組んでいましたね。

息子は何でもよく食べてくれたので、湯むきしたトマト、細かく刻んだオクラなど、ひと手間かけていろんな食材を使った離乳食作りに挑戦していました。軽い卵アレルギーがあったので、毎日少しずつ卵をあげながら克服することも頑張っていました。

外食の機会こそ少なかったけれど、離乳食をいろいろ手作りできたのは良かったです!




外食デビューしたての頃、どんなお店を選んでいたの?

"うどんファースト"でお店をセレクト(笑)


子どもが好きな食べ物の筆頭がうどんだったので、お店選びの基準はうどんがあること!だから、定食屋さんやファミレスによく行っていました。加えて、おむつ替えができるスペースの有無は必ずチェックしていましたね。


上は、2歳でキャンプデビューした時の一枚です。子どもが食べられるメニュー(結局うどん (笑))と遊具が充実していれば、キャンプにも行けることが判明!お出かけの幅が広がって、夫婦で喜びました。


外食で最優先したのは、大人の食事に子どもを付き合わせるのではなく、家族みんなで楽しむこと。だから、やっぱり子どもファーストでお店を選ぶことが多かったです。

とはいえ、毎回必ずキッズフレンドリーなお店を選べるとは限らないので、そういうときは「例外」を楽しんでいました。

お店の選択肢がないときや、たまに親の行きたいお店を優先したいときは、脂っこそうで控えていた子ども用ではないスパゲッティや焼きそばを食べさせたり。まだデビューしていなかったアイスを、「おでかけだからね」と特別に注文したりしたこともあります。


1歳半)初アイスをご機嫌に食べていて、「甘いものはキケンだな」と感じました




3~5歳に成長して何か変化はあった?

平日の夜に親子2人で外食ができるようになったり、居酒屋や焼肉屋にも行けるように!

平日の夕食作りが大変なときは、保育園帰りに子どもと2人で近所のファミリーレストランに行って、ぱぱっと夕食を済ませたりしています。やはり、大手の外食チェーン店は、キッズメニューや食器セットなど子ども向けのサービスが充実しているので、快適に過ごせる点がお気に入りです。

3歳くらいになるとメニューの選択肢がぐっと増え、居酒屋や焼肉店なども子連れで利用できるようになりました。

3歳半)お店の選択肢は増えたけれど、ごはんを待つ間に遊び始めてしまう飽きっぽい性格



子どもとの外食、ストレスを感じていたことはある?

お食事グッズやおもちゃなど、準備物が多くて大変...

1~3歳の時は、色んなグッズをお店に持ち込んでいたので、毎回準備するだけで疲れていたのを思い出します。

また、その頃はスマートフォンを見せないようにしていたので、グズらないようパパと交代で食事しながらぬいぐるみで子どもをあやしていたものです。


2歳)泣いてますね...12歳はいつ泣くかわからない地雷を抱えている気持ちでした


あと気にしていたのが、ごはんを食べる時間帯ですね。子どもの生活リズムが乱れないように、普段からスケジュール管理にはとても気を遣っていたんです。だからいつもより食事の時間が遅くなった日は、「早く食べさせないと昼寝の時間がズレて、夜寝るのも遅くなっちゃう~!」って、私のほうがイライラ、ソワソワしちゃっていた気がします。



子どもは外食についてどう感じていると思う?

ごほうび感のある楽しいイベント!

「今日はごはん作りスキップしちゃおう!」と外食したときは、子どもも私も楽しい気持ちで食事をしています。ただ外食が続くと、子どもから「今日もお店で食べたい~」とリクエストされることも...。これが当たり前だと思われたら困るので、外食の頻度については日々葛藤しているところですね。


5歳)日帰り温泉へ出かけた後に夕食へ。家に帰ったら寝るだけなので、みんなハッピーです!




最後に...

大変なこともあった外食も、子どもが4歳ぐらいになると、大人も落ち着いて食事を楽しめるようになりました。子どもの機嫌を損ねないように気を遣いながら、パパママ交代制で子どもの相手をしながら食べていたころが、今となってはちょっと懐かしく思えます。


子どもが小さいころの外食は、「周りに迷惑がかからないかな」「子どもにとって外食続きでいいのかな」、なんて気になることは多いかもしれません。


でもやっぱり外で食事をするのって、家族みんなの楽しいイベントになるんじゃないでしょうか。子どももパパとママが笑顔だときっとうれしいと思うので、小さいお子さんを育てている方も、オフの日は全力で家族との外食を楽しんでほしいです!




バックナンバー BACK NUMBER

バックナンバー一覧