パパの子育て ママ・パパ

子どもの成長とともに、家庭や子どもとの向き合い方は変化します。保育園・幼稚園から小学校に上がると生活リズムが一変し、親にもさまざまな変化が求められて、戸惑いを覚えるママ・パパがいるかもしれません。今回は小学1年生(7歳)の娘を持つパパが、家事分担の工夫や子どもへの接し方で意識していることをお話しします。

あなたの子育てのヒントになりますように。


パパ7年生山本(40代前半)

通販営業本部に在籍しています。最近の休日の口癖は「お昼どうする?」「夕飯どうする?」だなと感じるくらい、ご飯のことで頭がいっぱいです。子どもがまだ小さいので、あちこち食べにだけ行くことはないのですが、いつか「食」のみを楽しむ家族旅行に行きたいです。

子どもが生まれて一番変わったことは?

より集中して仕事に取り組むようになりました

わが家は共働きで、娘を0歳のうちから保育園に通わせていました。実は当時、私の帰りが遅くなる日が多かったこともあり、妻にほぼワンオペで家事・育児をさせてしまう状況が続いていました...。

しかし、その状況のマズさに気づいてからは、「自分も家事・育児をやらねば!」と意識を改めることに。仕事の進め方を工夫して、少しでも早く会社を出るように"効率"を意識するようになりました。

職場の方にはいろいろサポートしてもらい、いつもとても感謝をしています。


この笑顔を見るために、工夫をしました!



子どもが小学生になって変わったことは?

親に少し余裕が生まれ、家事分担ルールが緩やかに

娘が小学生になり、常に見守っていなくては...!という精神的・肉体的緊張感から解放され、親に少し余裕が出てきました。そのためか、家事の担当は固定せずに、手の空いているほうが行うスタイルに落ち着きつつあります。

■例えば平日の夜なら...

夕ご飯の準備:妻
食器洗い:夫
娘とお風呂:妻
娘のドライヤー:夫
お風呂掃除:夫

■例えば休日は...

1週間分のおかずの作り置き:夫
娘の遊び相手:妻
掃除:主に妻
洗濯:二人で

変わらないこととしては、朝は娘と私が一緒に家を出ること。これは保育園時代から続いています。ほんの少しの時間ですが、コミュニケーションタイムにもなっていて、大切な時間です。




小学生の娘さんと2人っきりで1日過ごせる?

0歳から経験しているので問題なし!

娘が1歳になるまでは妻が土曜出勤だったこともあり、赤ちゃんの頃からふたりでよくお出かけをしていました。だから、ママがいなくても1日一緒に過ごせます!小さい頃は、電車を使って少し遠出をすることが多かったです。成長した今も2人でお出かけをしたり、家でテレビや動画を観たり、その時々で過ごし方を変えています。

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小学生になった娘さんへの接し方で心がけていることは?

叱る時は理由をきちんと説明します

イヤイヤ期ほどではないのですが、娘は自己主張が激しい時があります。7歳になってさらに口が達者になり、親子で口ゲンカになることもしばしば。私は妻よりも叱ってしまうことが多いため、最近は少し聞き流すようにして、注意しすぎないように心がけています。とはいえ、なかなか理想通りにはいきませんが...。

娘は今小学1年生ですが、周囲のことや物事をある程度理解し始めているので、叱る時はなるべくしっかりと理由を説明するように意識しています。その分、話が長くなってしまうことが多いかもしれません(笑)。


<奥様に聞いてみた!>ママから見て、どんなパパですか?

かなり心配症だけど(笑)、料理上手で愛情あふれるパパ

私から見ると「大丈夫だろう」と思う事柄に対しても、パパはよく不安がっています。「それほど娘のことが大切なのね」と思いますが、その心配っぷりには少し笑ってしまうことも。

パパはお出かけや旅行が好きなので、子どもが楽しめるイベントを積極的に探したり、おいしそうなお店をリサーチしたり、家族のお出かけプランをあれこれ考えてくれます。休日の料理担当はパパが多く、腕をメキメキと上げているのでとっても助かります。「おいしいご飯をありがとう!」と、いつも感謝しています。




最後に...

わが家は共働きということもあって毎日夫婦そろってバタバタ、クタクタになっていますが、子どもが新しくできるようになったことや体の調子などに、共に一喜一憂しています。娘の成長と家族のコミュニケーションが毎日に彩りを与えてくれているので、何事も頑張れている気がします。


子育ては思い通りにいかないことばかりで、心配ごとも多々あります。そもそも自分ではないので、思い通りにいく訳がないのですが。


ただ、正解の見えないことに向き合って子育てをしていくことで、今まで経験したことがないさまざまな出来事に触れることができています。これって実はとても幸せなことだよなぁと、感じています。




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