子育てTips ママ・パパ

1. ベビーマッサージとは

ベビーマッサージとは、赤ちゃんの肌に優しく触れてマッサージをすることで、親子の絆を深め、赤ちゃんのリラックスや発育を促すケア方法です。マッサージを通じて、赤ちゃんは安心感や快適さを感じることができ、ママ・パパと赤ちゃんとのコミュニケーションを深められます。

赤ちゃんだけでなく、ママ・パパにとっても良い効果が期待できるマッサージです。

2. ベビーマッサージの効果

赤ちゃんをなでてあげることにより、皮膚が刺激され、血行が促進されます。さらにマッサージによる適度な圧力は、赤ちゃんの筋肉の発達を促します。

マッサージでリラックス効果が高まった赤ちゃんはよく眠ると言われており、夜泣きでお悩み場合にもベビーマッサージはオススメです。

また、赤ちゃんと触れ合うことで、マッサージを行うママ・パパにも愛情ホルモンと呼ばれるオキシトシンが分泌され、日ごろのストレスの緩和も期待できます。

ベビーマッサージは赤ちゃんにも、ママ・パパにもお互いに良いことがあるので、気軽に取り入れていきたいですね。

3. ベビーマッサージに必要なアイテム

まずは必要なアイテムを揃えましょう。準備するものは2つだけ!!特別な準備は必要ありません。

今回ご紹介するマッサージはお洋服を着て行うので、オイルなども使わずに気軽に始めることができます。


ベビーマッサージに必要なアイテム

バスタオル

赤ちゃんの下に敷きます

お気に入りのおもちゃ

マッサージ中ご機嫌でいるのに役立ちます

4. ベビーマッサージのやり方

準備ができたらマッサージを始めましょう!実際のやり方を教えてくれるのはベビーマッサージ講師の佐藤先生です。

ベビーマッサージ講師佐藤 裕子 ヨガ講師歴7年目

ホットヨガスタジオにて10種類以上のグループレッスンを担当 その後、パーソナルインストラクターとして主に女性の身体の悩みに合わせた レッスン提供。自身の妊娠出産をきっかけに 産前産後のママ、赤ちゃん向けオンラインレッスン・自宅サロンを運営。マタニティフード協会アンバサダー/ヨガ雑誌モデルとして多くの人との関わり合いの中で学んだ知識を活かし、ベビママ専門インストラクターとして活動。

佐藤先生のWEBサイトはこちら


私の息子(1歳7か月)は生後3か月頃から夜通し眠るようになり、今でも午後7時~午前6時まで毎日ぐっすり眠っています。今回は特別に私が行っている2つのマッサージをご紹介します!

ここでのタッチは「やさしく・ゆったり」触れることがポイント。ゆっくり触れてゆっくり離すことを意識して行いましょう。


▼お腹のマッサージ

胸を広げ、呼吸器官や交感神経を活性化、気持ちをリフレッシュします。

おへその周りを時計回りに大きな円を描くようにマッサージしてあげましょう。

脳腸相関と呼ばれるように腸と脳は繋がっています。リラックスしている時はお腹が柔らかく、緊張状態が続くとお腹は硬くなります。赤ちゃんがグズってしまう時は、お腹が張っている可能性があります。

私は寝る前の合図として取り入れたり、お風呂上がりの保湿ケアと同時に行ったりしています。毎日触れることで、赤ちゃんのおなかの状態から体の変化に気付きやすくなりますよ。


▼足のマッサージ

体の中で一番触れられて嫌に感じない部分なので、習慣にしやすいマッサージです。

股関節から足先にかけて手のひらを滑らせたり、股関節を回して血行を促しましょう。

足は体の中で一番触れられて嫌に感じづらい場所なので初心者の方にもオススメ!血行が良くなると体がポカポカ温まり、自然と眠たくなります。夫が寝かしつける時は、いつも息子に足のマッサージをして朝までぐっすり眠っています。

おむつ替えのタイミングや抱っこ紐から下ろすタイミングで行うのもいいですね。

また、お風呂上りの保湿ケアと同時に行うことで、より血行が良くなり睡眠の質がアップするので夜泣きの改善も期待できるでしょう。

私が愛用している保湿ケアアイテムは、FANCLの「ベビーミルク」です。少量で伸びが良く、ベタつかないのにしっとり優しいテクスチャー。スクワラン、ホホバ油などの植物性成分が含まれ、水分と油分をバランスよく補えます!

ベビーミルク

120mL2,750円(税込)

高い保湿力で赤ちゃんの肌をしっかり保護し、肌あれを防ぎます。

詳しくはこちら

▼おでこのマッサージ

眠りを誘うのにとっておきの場所

眉間の奥には自律神経を司る脳下垂体があり、おでこの奥には思考を司る前頭葉があります。眉間から額に向かってゆっくり撫でると、それだけで何も考えられなくなって寝てしまうことがあります。

実際に、新生児のころの息子に効果ありでしたよ!

5. ベビーマッサージの注意点

簡単に取り組めるベビーマッサージですが、注意した方がいい点はいくつかありますので、参考にしてください。

● 授乳後や食後は45分程度間隔を空けましょう

● 予防注射後48時間は避けましょう

● 空腹時や体調、機嫌が悪い時は控えましょう

● 終わった後は水分補給を忘れずに行いましょう

6. まとめ

ベビーマッサージは、赤ちゃんの発達や健康をサポートしつつ、親子とのコミュニケーションを通じて絆を深めるのにぴったりな方法です。

マッサージをする際は必要なアイテムを用意し、安全に配慮して実践しましょう。無理に力を加えず、必ず赤ちゃんの体調や機嫌を確認しながら行うようにして下さい。お互いがリラックスをしながら行うことが大切です。

ベビーマッサージは赤ちゃんとの特別な時間を楽しみながら、色々な効果が期待できます。ぜひ日常の育児にベビーマッサージを取り入れて、健やかな毎日をお過ごしください。

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