四季美彩 レシピ・ライフ

テーマ:おうちのティータイム

下絵はこちらからダウンロードできます!



Q. どんなものが必要ですか?


下絵は、塗り絵の書籍を購入したり、最近は無料のダウンロードサイトなどで手に入ります。コピーやプリントする場合は、塗り絵のしやすい紙「アラベール/スノーホワイト/90」がおすすめです。色鉛筆は、36色くらいあると塗りやすいですね。お手持ちの色数が少ないときは、塗る絵柄に合わせて必要な中間色をバラ売りで買い足すのもおすすめです。


Q. 何から始めればいいのですか?


楽しい感じ、落ち着いたムードなど、まず全体のイメージを頭に浮かべましょう。最初に塗る場所は、大きく大胆に塗れるところからがおすすめです。そしてどこにどんな色を使いたいのか、別紙にメモ書きして、最初に組み立てるのも良いですね。見本があればそれを模倣することからでも良いと思います。




 面積の広いところから軽くていねいに塗り重ねる

色鉛筆を寝かせて長めに持ち、平塗りをしながらていねいに色を塗り重ねていきます。トップを薄い黄色、手前を濃い黄色で塗ることで立体感を表現。同色の濃淡の色鉛筆を準備することで色に深みを加えていきます。

 塗るではなく、描くことで繊細なディテールを表現

塗り絵は、塗るだけのイメージかもしれませんが、線で描くことも大事です。いちごの繊維部分は、黄色やピンクの細い線で表現します。その後濃い赤でまわりを塗り足していくとリアルな果肉のように見えます。

 立体感を表現するには紙の白い部分を残して塗る

ブルーベリーのような丸いものを描くときは、最初から塗らない部分を作ることで立体感を表現していきます。用紙の白も色のひとつと考えて、青や紫を2~3色使い、塗り重ねて仕上げていきましょう。



監修関本 紀美子 先生 画家・イラストレーター。女子美術大学油絵科卒。永沢まこと氏に師事。街歩きスケッチを得意とする。水彩教室講師、書籍発刊など幅広く活躍中。https://colorful-sketch.jp/

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