
簡単! ドライフラワーの作り方をプロが指南
お花が家の中にあるだけで、豊かな気持ちになることってありませんか?ご自身で育てた花やいただいた花をドライフラワーにすれば、長く楽しむことができます。今回は、生花から乾燥させ、流行のスワッグ※にするまでの作り方と飾り方を、ドライフラワー作家の吉本さんに教えていただきました。
※壁などに飾るブーケや花束。ドイツ語で壁飾りを意味する。
ドライフラワーに向いている花葉は、水分が少なく花弁がしっかりとしているものです。バラや麦わら菊、千日紅、スターチスなど。リューカデンドロンやプロテア、ユーカリなども向いています。花を完全に乾燥させることが大事で、通常は2〜3週間、水分の多い花は1ヵ月程度掛かります。

【花材】レモンリーフ、ミニバラスプレー、千日紅、エリンジューム、レースフラワー
【道具】ピンチハンガー、ラフィアひも、輪ゴム、麻ひも、花切りハサミ、普通ハサミ

① 材料となる生花の長さをスワッグのイメージを描きながら決め、花切りハサミでカットして整える。

② スワッグにするときに邪魔な葉を整理し、同じ種類の花を2~3本ずつ束ね、輪ゴムでまとめていく。

③ ピンチハンガーにそれぞれすき間をあけて下げる。室内干しのイメージで風通しの良い日陰に干す。

④ 全体にカサカサになり、花の首のあたりが硬くなったら完成。しっかり乾燥しているか確認を。

① 各花を三角形に配置するように、長い花から短い花の順で放射状に重ねていく。立体感も確認しながら調整。

② 事前に麻ひもを50cmに切っておく。全部の花が見えるよう調整し、麻ひもを何重か回して片結びで留める。

③まとめたときに長さがバラバラになってしまった茎を麻ひもから7cm程度残してランダムにカットしていく。

④おしゃれ感を演出するために、ラフィアひもを、麻ひもを隠すように巻きつけて、リボン結びで留める。