
秋のファッションを楽しむ「スカーフ簡単アレンジ術」
首もとがちょっと寂しい、顔まわりを明るくしたい、そんなときには、スカーフをプラスするのがおすすめ。いつものコーディネートの印象が変わり、華やかさもアップ。デザインにあまり流行がなく、クローゼットにしまったままの昔のスカーフでも今すぐ活用できるので、ぜひ今年の秋はトライしてみて!
ループノット
使用スカーフサイズ:約90×90cm
無地や柄の少ないシンプルなカットソーやニットにおすすめのループノット。スカーフの大小を問わずできる巻き方のため、手軽に使える基本の形として覚えておくと便利です。
HOW TO

(1)バイアス折りしてからスカーフの中央付近で、緩く結び目をひとつ作ります。

(2)結び目を前にして首に巻きつけ、片側の先を結び目に通します。

(3)もう一方のスカーフの先も結び目に通し、形を整えます。
片リボン結び
使用スカーフサイズ:約65×65cm
首もとでにコンパクトにまとまり、スタイリッシュな印象を演出する片リボン結び。首まわりの寂しさを手軽に解消してくれます。リボン結びの要領で簡単にできるのも魅力です。
HOW TO

(1)バイアス折りしてから左右で長さに差がつくよう首に巻き、長い方の側で一回結びます。

(2)長い方で輪を作り、その上に短い方を重ねます。

(3)輪に長い方のスカーフを通し、結び目をしめて整えます。
ドレープ巻き
使用スカーフサイズ:約90×90cm
スカーフの柄やデザインを楽しむならドレープ巻きがおすすめ。スカーフの⾯を⼤きく⾒せられるため、シンプルなトップスのときに役⽴ちます。巻き⽅も簡単でスカーフ初⼼者でも気軽にトライできます。
HOW TO

(1)スカーフを三⾓に折り、少したわむ程度に緩めに両端を持ちます。

(2)三⾓部分を下にしながら前から後に巻き、後ろで交差して両端を前に持ってきます。

(3)垂れている部分の下で固結びします。

(4)下で作った固結びはこのようになります。
フィッシュテール巻き
使用スカーフサイズ:約90×90cm
⾸元にボリュームをプラスしたい時は、フィッシュテール巻きを。エレガントな雰囲気で、顔周りも柔らかに。難しそうに見えて、カンタンにできるので、ぜひお試しください。
HOW TO

(1)三角に折り、三角の頂点部分(★)から端まで蛇腹折りします。蛇腹の幅はお好みで。

(2)★部分を短く持って首にかけます。

(3)長いほうを★部分に上から下へ一周巻き付けたあと、その先端を巻き付けた輪っかの上から下に通します。

(4)蛇腹部分を丁寧に広げ、形を整えます。
- 応用編 -
トレンチコートのベルト代わりに
使用スカーフサイズ:約90×90cm
スカーフの使い方は、首に巻くだけではありません。例えば、トレンチコートのベルトをスカーフに代えるだけで、印象ががらりと変化。長さのあるスカーフをベルトループに通し背面で固結びするだけで完成です。