
ごま油香るなすのじっくり焼き
なすはフライパンでじっくり蒸し焼きにすることでふっくらと香ばしく仕上がります。四川料理のひとつである「よだれ鶏」風のタレは冷奴などに掛けても。暑い夏でも食欲が湧き、箸が止まらなくなる一品です。
調理時間 20分 │ 1人分 153kcal
材料(2人分)
なす 400g(約4本)
ごま油 大さじ1〜1と1/2
[A]
しょうゆ 大さじ3
砂糖 小さじ2
酢 大さじ1
しょうが(すりおろしたもの) 小さじ2
細ねぎ 5本
豆板醤(お好みで) 適量
作り方
1. |
タレは、[A]をすべて混ぜ合わせる。細ねぎは3mmぐらいの幅に刻んでおく。なすはへたを取り、半分に切って塩水(分量外:水600mℓ、塩小さじ1)に2〜3分つける。なすは塩水にさらすと少量の油で焼くことができる。 |
2. |
なすの水けを取り、切り口側に5mm幅の斜め格子状の切り込みを入れる。フライパンを中火に熱し、ごま油を入れる。なすを入れ、全体に油をなじませるようにひと混ぜした後、皮目を下にして、ふたをして6〜7分焼く。皮目から焼くときれいな色に焼き上がる。 |
3. |
なすをひっくり返し、切り口を下にして弱めの中火で、ふたをして4〜6分焼く。焦げ付かないよう、たまにフライパンを揺すりながら蒸し焼きにする。 |
4. |
焼き目が付いたら皿に盛り、刻んだ細ねぎを散らし、タレを回し掛ける。味に変化をつけたいときは、お好みで豆板醤を付けてもおいしい。 |
[1人分の栄養価]
たんぱく質4.3g、脂質9.2g、糖質11.2g、食塩相当量3.9g
旬食材:なす
6〜9月頃に旬を迎える夏野菜です。約90%が水分で、皮の紫色はポリフェノールの一種である色素成分「ナスニン」によるもの。栄養価をアップさせるには、皮ごと調理するのがおすすめです。
なすをもっとおいしく!
下ごしらえ
なすは、皮の色が濃くハリのあるものを選びましょう。花びらのような「がく」の部分の下に包丁を当てます。
包丁の方を鉛筆を削るように動かして、へたとがくを削ぎ落とします。先端の固い部分が気になるようであれば切り落としましょう。
アク抜き
切ったらすぐに、水を張ったボウルに入れ、濡らしたキッチンペーパーをかぶせ2〜3分程度つけましょう。切ってすぐ炒める場合は、アク抜きは不要です。
POINT 変色を防ぐには塩水(水400mℓ、塩小さじ1/2程度)につけるのも効果的