SDGs

茅ヶ崎市汐見台海岸でビーチクリーン活動

適切に処理されなかったプラスチックごみが、直接海へ、あるいは川から海へ流れ出て海洋へ影響を与える「海洋プラスチック問題」について耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

世界では毎年約800万トンものプラスチックごみが海に流出しており、このペースで進めば、2050年には魚よりプラスチックごみの量が多くなるとも言われています。

ファンケルの本社所在地である神奈川県。神奈川県は、美しい海や豊かな自然環境に恵まれ、行楽シーズンには、県内各地の海岸に大勢の方々が訪れますが、それとともにごみの散乱も問題となっています。海ごみの問題は拾うだけでは解決しません。それはいくらごみを回収しても、街から、川から、新たなごみが繰り返し海へ流れていくからです。

海ごみ問題の根本的な解決方法を探るため、927日(火)「公益財団法人かながわ美化財団」様から18名のファンケル従業員が海岸ごみについて講義を受けたあと、実際に茅ヶ崎の海岸でビーチクリーン活動を実施しました。

「公益財団法人かながわ美化財団」は、1991年に神奈川県と相模湾沿岸の13市町等によって設立された日本で唯一の海岸美化専門の団体で、横須賀市走水海岸から湯河原町湯河原海岸まで県内150㎞の自然海岸を年間通して清掃しています。

公益財団法人かながわ美化財団様の講義

一見きれいに見える海も、マイクロプラスチックごみがたくさんあります

ファンケルのプラスチック削減の取り組み

ファンケルは、海洋プラスチックの問題にも対応し、容器等のプラスチック使用量削減に努めています。「4R」の観点で、製品やサービスのプラスチック削減に取り組んでいます。

4R」とは、Reduce(容器樹脂の削減)Reuse(容器の再利用)Recycle(容器回収リサイクル)Renewable(再生素材または植物素材への切り替え)の頭文字をとったものです。

容器回収リサイクル

プラスチックの削減を目指した取り組みとして、2021年7月にお客様とともに未来をつくる活動「FANCL リサイクルプログラム~花と緑を広げよう~」を開始しました。このプログラムは、使用済みの化粧品容器を回収しリサイクルする取り組みで、2022年10月1日現在、ファンケルの直営店舗101店舗で実施しています。回収した容器は、障がいのある方の自立支援を目的として設立された特例 子会社ファンケルスマイルで分別・洗浄・乾燥の作業を行い、その後、協力会社で植木鉢などへリサイクルしています。


ファンケルグループは地球の未来のために、これからも企業としてプラスチックの削減に真剣に向き合っていきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

次回更新をどうぞお楽しみに。

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