SDGs

女性の9人に1人が乳がんに

昔は、がん=高齢者の病気と思われていましたが、今は全がん患者の約3割が1565歳となっています。特に、30代、40代では男性に比べて女性のほうががんになる人の割合が高く、日本人にとって、がんは身近な病気になっているとも言えます。

特に、乳がんは女性が患うがんの中で最も多く、9人に1人※の女性が一生の間に乳がんにかかると言われており、その数は年々増加傾向にあるといわれています。乳がんになりやすい年齢は、30代後半以降が多く、仕事や家事、育児などで忙しい時期とも重なります。
※出典:国立がん研究センターがん情報サービスがん登録・統計サイト「最新がん統計」

がん患者様向けの「外見支援セミナー」

がんになると、抗がん剤の影響により肌荒れや色素沈着等の外見変化で落ち込んでしまう患者様も多いことから、ファンケルの無添加FDR『乾燥敏感肌ケアライン』と、無添加メイクを使用した「外見支援セミナー」を2019年から実施しています。

抗がん剤の影響でわずかな刺激も感じやすい乾燥敏感肌の方が多いため、セミナーでは、無添加FDR『乾燥敏感肌ケアライン』を使用しています。
無添加FDR『乾燥敏感肌ケアライン』は、肌に負担になりうる成分は一切使わず、肌へのやさしさに徹底的にこわだっています。乾燥敏感肌に必要な保湿成分や皮膚保護成分をしっかり届けるので、使い続けることで、バリア機能が低下している刺激に弱い肌をみずみずしく健やかに整えます。

ファンケルは、製品を通じてがん患者様や肌が敏感で不安定な方の「不」の解消に取り組んでいます。

無添加FDR乾燥敏感肌ケアラインについてはこちら

乳がん患者様に使いやすい肌着の開発

2021年、乳がん経験者の方にもモニターになっていただき「ナチュラルフィットブラ 前開きタイプ」を開発し数量限定で発売。乳がんの方はもちろん、肩が上がらない方、授乳中の方など、どなたさまにも使いやすいユニバーサルなブラとなり、たくさんの方に愛される商品となっています。20214月~20223月末までの、売り上げの一部を「ピンクリボンかながわ」へ寄付しました。

担当者コメント:「2022年は、お客様の声を反映し、スナップボタンを大きく改良するなどさらに使いやすくリニューアルしました。2023年1月号からは、新色ナチュラルベージュも販売開始予定です。これからもお客様の声に耳をかたむけて、乳がんの方はもちろん、すべての女性にとって着心地の良い製品をつくっていきたいです。」

また、新たな取り組みとして、2022年3月から、がん患者様やどなたにも使いやすい前開きタイプの肌着を数量限定で販売しています。

「ピンクリボンかながわ」との取り組み

「ピンクリボンかながわ」は、2006年に設立、(公財)神奈川県予防医学協会に事務局を置き、乳がんの早期発見・早期治療の大切さを伝え、乳がん検診の受診率向上とともに乳がん撲滅を目的に活動している団体です。

ファンケルは、ファンケル銀座スクエアで実施した乳がんセミナーにて、代表である湘南記念病院乳がんセンター長の土井卓子先生に講演いただいたり、乳がん検診の普及啓発の想いを込めて、ブローチや肌着など製品の売上の一部を「ピンクリボンかながわ」に寄付するなど、さまざまな活動をともに行っています。

その活動が認められ、116日(日)「ピンクリボンかながわ in 鎌倉女子大学」ピンクリボンセレモニーにて『感謝の盾』が贈呈されました。


ファンケルは、これからも、独自性のある製品・サービスを通じ、世界中の人々の健康寿命の延伸と生活の質(QOL)の向上への貢献を実現したいと考えています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回更新をどうぞお楽しみに。

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