SDGs

便利で簡単に調理できるものがたくさんある昨今、現代の栄養状態は、"新型栄養失調"とも言われています。食物そのものの栄養価が低下していることや、偏った食事による栄養バランスの悪化が要因です。そのため、不足している栄養を補う必要性が増しています。
新型栄養失調とはどのようなものなのか、健康食品商品企画部部長の向山嘉一に話を聞きました。

あなたは大丈夫?栄養失調の兆候は?

お腹がいっぱいにはなるけれども何となく疲れやすい。夜寝付きが悪い。風邪を引きやすいなど、「なんだか体が言うことを聞いてくれない」そんな体験はありませんか?それは新型栄養失調の兆候かもしれません。

十分にカロリーは摂取しているので、本人は栄養失調だとは自覚していないのですが、糖質を制限することで、脳を働かせるためのブドウ糖が足りていなかったり、ジャンクフードや外食、揚げ物中心の食事が中心になると、栄養素のバランスが悪く新型栄養失調に陥っているかもしれません。
ビタミンやミネラル、食物繊維などの健康づくりのために大切な栄養素が十分に摂れていないと、それは新型栄養失調といえます。

そういった状態になる事で、肌トラブル、抜け毛、髪のパサつき、肥満、貧血などの体調不良が起きてきます。年齢を重ねるにつれて、病気にかかりやすいとも言われています。
また、現代の特徴として野菜不足や野菜そのものの栄養価の低下も挙げられます。

この図は野菜の栄養価を、1950年と2020年で比較したものです。
昔と今とでは、測定方法も若干変わってきているので、単純に数値の比較はできませんが、最近では土壌や栽培方法の変化により、野菜そのものの栄養価が低下してきているとも言われています。普段から、野菜を摂っているつもりでも、十分な栄養を摂れていない可能性があるのです。

そこで、食事で補いきれないビタミンやミネラル、食物繊維を効率よく摂取するサポートとして、サプリメント(栄養補助食品)で栄養補給するという考え方があるのです。

自社開発商品:普段の食事で補いきれない栄養をサポートする製品

専門スタッフがサポート

ファンケルでは、長年人々の健康に寄り添ってきた実績と経験を活かし、健康づくりのために必要な栄養等について、わかりやすく学べるセミナーやサプリメントに関する専門相談窓口、SDI検索システムを用いた薬とサプリメントの飲み合わせに関する情報検索サービスを提供しています。

わかりやすく学べるセミナー「ファンケル 神奈川SDGs講座」

神奈川県を中心とする小中高校生を対象に、SDGsの大切さを伝える「ファンケル 神奈川SDGs講座」を2021年4月から展開しています。この講座では、SDGsの基本知識や、ファンケルが取り組むSDGs活動の事例を学び、若い世代が「より良い未来を作るために、自分には何ができるか」を考えるきっかけづくりを目指しています。この中で、栄養に関する講座を実施しています。

参加者からは、「世界中のどれだけの人が飢餓に苦しんでいるのか、日本の栄養課題について、これまで自分が知らなかったことをしっかりと理解できてよかった。」「これから、自身の栄養管理はもちろん、家族や友人など周りの人の健康についても、自分ができることを考えようと思った。」などの感想があがりました。

ファンケルが健康食品事業をスタートした1990年代は、健康食品は高額で安全性にも不安がありました。そんな業界を変え、人々の健康を守りたい。世の中の「不」を解消するために、業界の常識にとらわれず挑戦する、それこそがファンケルの原点です。

ファンケルはサステナビリティの重点テーマとして、「健やかな暮らし」を掲げています。社会背景から生じる食生活や栄養の変化に対応し、適切な栄養摂取を提案し、生涯にわたり健康をサポートしていきたい。わたしたちは、そのための製品やサービスを生み出し続けていきます。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回更新をどうぞお楽しみに。

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