SDGs

子ども食堂での食育活動

子どもや子どもを取り巻く地域の方の、将来にわたる健やかな身体づくりをサポートしたいという想いから、ファンケルは、神奈川県庁、横浜市内のNPO団体と協働し、20235月から子ども食堂での食育活動をスタートしました。

食育講座では、発芽米や青汁を活用し、基本栄養の大切さを一緒に学んでいます。

おきなわSDGsパートナー

沖縄県の調査によると、県内では、貧困状態で暮らす子どもが多くその割合は増加傾向で推移しています。
ファンケルは直営店舗が沖縄県にもあり、さまざまなご縁もあることから、沖縄県のためにも"もっと何かできるはず"という想いで、ファンケルは、「おきなわSDGsパートナー」に登録しています。

「おきなわSDGsパートナー」とは、SDGsの達成に向けた取り組みを県内で行うとともに、県民に向けたSDGsの普及活動を行う企業・団体が、沖縄県に申請し、選定基準に基づいて審査を通過した企業・団体が登録できる制度です。

沖縄県での食育活動

沖縄県の子どもたちの心と身体の健やかな成長をねがい、20231017日~1018日にかけて、沖縄県那覇市内での子ども食堂において、株式会社キリンビバレッジ、那覇市社会福祉協議会と共催で、食育講座を2回実施しました。

10月17日は、NPO法人にじのはしファンド「にじの森文庫」にて発芽米講座を実施。
成長に大切な基本栄養について一緒に学んだあと、発芽米クイズを実施しました。

クイズの正解者にはミニプレゼントもあり、盛り上がりました。
講座の後は、野菜たっぷりの発芽米カレーに加え、青汁・トロピカーナを一緒にいただき、にぎやかな食卓になりました。

子どもたちからは、「発芽米カレー、初めて食べたけどいつものカレーよりも美味しかった!」「プチプチして噛めば噛むほどおいしい!」などの嬉しい声が上がりました。

翌日、1018日は、「子どもの居場所 にぬふぁぶし」にて青汁講座を実施しました。
基本栄養、日本の野菜不足の現状、青汁の働きなどをクイズ形式で一緒に学んだあと、実際に青汁を一緒に飲んでみる「青汁飲み比べ大会」を行いました。

青汁をさまざまなジュースと合わせて飲んで、どれが一番青汁に合うか投票したところ、この日は、リンゴジュース、パイナップルジュースがとても人気でした。

子どもたちからは、「野菜を摂ることや、毎日の食事が身体をつくるために大切だと分かった。」「青汁は初めて飲んだけど、リンゴジュースと一緒に飲むととても美味しかった!」などの声が上がりました。
講座の後は、発芽米を使ったカレーライスと青汁を、皆で美味しくいただきました。

栄養満点、ファンケルの青汁

野菜不足を補うためにたくさんの野菜を毎日摂るのは、なかなか大変です。
そこで手軽に野菜不足を解消するのにおすすめなのが、青汁です。

ファンケルは1998年より、「ケール」の栄養価の高さに着目し、研究を続けてきました。
ケールにはビタミン・ミネラル・食物繊維など、不足しがちな様々な栄養がバランスよくたっぷり含まれています。

子どもにとって成長期は、健康的な身体作りをするうえでとても大切な時期です。成長期のバランスよい食事のサポートとして、ファンケルの青汁を活用いただけたらと思います。

子ども食堂での活動の様子を、ぜひ動画でもご覧ください。

ファンケルは、今後も様々な地域で、みなさんとともに、子どもたちや地域の方への食育活動を続けていきます。

にじの森文庫
館長 金城辰美様

元気よく「ただいま!」と、にじの森文庫に来る。夜中までゲーム、朝は起きられない。そして、朝食は無い。好き嫌いが多いため、給食は食べられない。お弁当は1種類のおかずと白米のみ。
来館する子どもたちの中には、こういう子もいるので、常にバランスの良い食事を心がけて調理していますが、プラス"食育"が必要です。
食育を通じて、子どもたちは<バランスの良い食事が健康な身体をつくる>と学習し、「これ、食べてみるね!」と食わず嫌いな子も挑戦してくれるようになりました。これからも、子どもたちの健やかな心と身体づくりのために、食育を大切にしていきます。

子どもの居場所 
にぬふぁぶし
上地京子様

那覇市泊地域で食堂を始めて35年余り、コロナ禍昼間だけの営業になり地域に貢献できればと2021年夏に、子どもの居場所をスタートしました。
 「にぬふぁぶし」は沖縄の方言で北極星のことで、昔の人は航海する時この星を使っていました。子どもたちの"未来への北極星"の様な場所でありたいと、学習と食事支援を行っています。将来の子どもたちを想像しながら今後も続けていけたらと思っています。

那覇市社会福祉協議会 
地域福祉課主査
浦崎直己様

沖縄で、子どもの貧困問題は行政だけでなく、企業や市民、地域全体で力を合わせて取り組まないといけない大きな社会課題の一つになっています。食育活動は子どもの生きる力(たくましさや、生活力)の向上につながるほか、企業や社員、商品と掲げる思いに触れ合える貴重な機会です。
企業の強みを活かした(プロボノ)活動はノウハウと持続性が高いため、沖縄での実施がほかの企業の支援の輪を広げるきっかけとしても期待しています。


ファンケルは、すべての人が自分らしくイキイキと輝ける社会を目指して、これからもさまざまな活動に取り組んでまいります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回更新をどうぞお楽しみに。

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