
ファンケルは1980年の創業以来、美と健康に関する価値提供に取り組んでいます。直営店舗は1995年から開始し、化粧品とサプリメントによる内外美容カウンセリングを強化した主軸の店舗「ファンケルショップ」を中心に、45都道府県に161店舗(2023年11月末時点)を展開しています。
最近では、従来の「ファンケルショップ」、「ファンケル ビューティ&ヘルス」、「ファンケル New me」などに加え、 出店する商業施設のお客様特性に寄り添ったお店づくりに取り組むとともに、環境に配慮した店舗づくりも推進し、什器や制服、紙袋など、環境への負荷が少ない素材を採用しています。
今回は、"店舗ならでは"の環境に配慮した取り組みをご紹介いたします。
店舗の制服はすべてリサイクル
ファンケルショップでは、店舗業態別にオリジナルデザインの制服を着用しています。
ファンケルでは、モデルチェンジで着なくなった古い制服は、捨てることなく、すべてリサイクルを行っています。使用済みの制服を回収し、リサイクルを行い、新たな資源として活用することで、環境負荷の軽減につながっています。
紙パウダー原料の什器を全店に導入
従来、直営店舗のサプリメント陳列什器はアクリル樹脂を使用していましたが、2022年6月~プラスチック原料に微細な紙パウダーを混成させて作る環境配慮型什器を全直営店舗に導入しました。これにより、什器の製造から焼却までの過程におけるCO2の排出量を従来と比べて約30%削減することができます。また、紙パウダーを51%含有しているため、紙製品扱いとなるため、燃えるごみ・燃やすごみとしての廃棄が可能となります。また、本什器は強度にも優れているため、従来よりも破損リスクの軽減にもつながります。
※廃棄方法は各自治体基準に準じています。
化粧品*1業界初 サーキュラーエコノミーモデル*2を採用した紙袋を全直営店舗で使用
当社の物流センターで使用済みとなり排出される段ボールを回収し、協力企業にて環境に配慮した古紙100%の紙袋へリサイクルして直営店舗で使用しています。
プラスチック素材を一切使用せず、持ち手の紐はナチュラルコットン、印刷のインクにはバイオマスインキを採用した100%リサイクル可能なエコ仕様の紙袋です。
*1当社調べ
*2サーキュラーエコノミー(循環型経済)とは、従来の経済活動では廃棄されていた製品や原材料などを「資源」と捉え、リサイクルや再利用などで活用して資源を循環させるという経済システム
廃棄段ボールが紙袋に再利用されたことを示したオリジナルマーク
紙袋の側面には、当社からのSDGsメッセージ(Co-creation for a future full of hope./希望に満ちた未来を一緒につくろう)をデザイン化したものやエコマーク、再利用のオリジナルマークを入れています。
環境に配慮された素材でできた什器
適切に管理された森林の間伐材のみを使用した紙製什器を一部店舗で採用しています。
原材料は、間伐材のみ使用することで森林保護にもつながり、接着面の糊も植物由来のものが使用されていることから、リサイクル可能な什器となっています。また、軽量でコンパクトに包装できることから、輸送時のCO2削減にも貢献しています。
環境にやさしい素材で作られた什器(円形の土台)
FANCL リサイクルプログラム 全店実施のお知らせ
2021年7月に一部の店舗でスタートした「FANCL リサイクルプログラム」ですが、いよいよ全国の直営店舗で容器回収が可能になりました!
容器回収にご協力いただいたお客様へあらためてお礼申し上げます。
ファンケルの使用済み化粧品容器をお持ちの方は、お近くの店舗までお持ちいただき、ぜひ「FANCL リサイクルプログラム」にご参加いただければ幸いです。
「FANCL リサイクルプログラム」の対象商品や店舗情報など詳細はこちら
ファンケルは、これからも今後も全国の直営店舗において、
環境に配慮した店舗づくりを目指してまいります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回更新をどうぞお楽しみに。