SDGs

PRIDE月間

毎年6月は、プライド月間(Pride Month)として、世界各国でLGBTQ+の権利について啓発を促す取り組みが行われています。日本においても、企業や自治体が、多様性を認める社会の実現への願いを込めて、メッセージの発信や各種イベントを開催しています。

ファンケルのLGBTQ+理解促進の取り組み

●ダイバーシティ推進スローガン

ファンケルは、ダイバーシティ推進スローガン「みんな違ってあたりまえ」のもと、多様な価値観や考え方を持つ人材が個性や能力を発揮し、新しい価値を生み出し続けることを目指しています。

年齢や性別、障がいの有無、性的指向・性自認、国籍、人種、宗教、価値観や考え方、働き方等の多様性をお互いに尊重し認め合い、一人ひとりがいきいきと輝ける環境のもとでチームワークを発揮できるように努め、変革と価値創造を推進しています。

●「パートナーシップ規程」の策定

2022年4月には、従業員の事実婚・同性婚について、原則として法律婚によるものと同等に扱うため、「パートナーシップ規程」を策定。会社が認めたパートナーであれば配偶者と見なされ、家族の看護休業や育児休業、慶弔見舞金、赴任手当などさまざまな福利厚生制度を利用できるようになりました。

●従業員向けに毎年研修を実施

自分の周りにも必ず性的マイノリティの方がいることを前提に、LGBTQ+の基礎知識について学ぶ研修を、毎年実施しています。

2023年度は、ファンケル、アテニアの直営店舗の店長が集まる店長会議や、すべての工場においてグループディスカッションや発表を行うワークショップ型の研修を実施しました。「自分の周りにはいない、ではなく、言動に気を付けようと思った。」「ともに働く仲間が働きやすい環境を整えていくことが大切。そのためには多様な価値観や考え方をもった人達のことを理解することが重要だと感じた。」などの声が上がりました。これからも、LGBTQ+に対する正しい理解促進に取り組んでいきます。

                

店長会議での研修

             

工場での研修

●LGBTQ+アライ活動

アライ(ally)とは「味方」を意味し、LGBTQ+等性的マイノリティの方たちを積極的に理解・支援する人のことです。ファンケルグループ従業員の自主組織として、2022年4月にLGBTQ+アライを立ち上げ、約400名(20245月末現在)が参加しています。

当事者である講師を招いた研修の実施や、レインボーグッズを身に着けてアライの"見える化"をするなど、従業員への理解促進を行っています。

            

LGBTQ+アライ主要メンバー

●東京レインボープライド2024へ出展

ファンケルのLGBTQ+アライメンバーの活動の一環として、多様性を尊重している企業姿勢を発信することを目的に、2023年4月に初めて「東京レインボープライド※」へブースを出展しました。

※「東京レインボープライド」・・・特定非営利活動法人 東京レインボープライドによる、アジア最大級のLGBTQ+関連イベント。毎年代々木公園にて開催。

2024年4月の出展時は、アライメンバー29名が参加しました。ファンケルのブースには約2,000名が訪れてくださり、ファンケルの取り組みや求めるサービスなどについて、シールアンケートを活用してたくさんの意見を伺うことができました。

     

東京レインボープライドのファンケルブース

PRIDE指標で2年連続「ゴールド」を受賞

PRIDE指標は、「企業等の枠組みを超えてLGBTQ+が働きやすい職場づくりを日本で実現する」ことを目的とした任意団体「work with Pride」による評価指標です。ファンケルグループは、2022年、2023年と2年連続で最高位の「ゴールド賞」を受賞しています。


ファンケルは、すべての人が自分らしくイキイキと輝ける社会を目指して、これからもさまざまな活動に取り組んでまいります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回更新をどうぞお楽しみに。

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