
森の大切な働き
森の働きはたくさんありますが、皆さんはいくつご存じでしょうか?
木材の生産やCO₂吸収といった働きのほかにも、土壌に水を蓄えて洪水をやわらげたり、雨が降った際に土が流れてしまうことを防いだり、水を浄化したりと、「水」に関わる大切な働きがあります。
森を守ることは、私たちの生活を守ることに繋がります。
道志の森での森林保全活動
ファンケルは本社がある神奈川県横浜市の水源地である「道志の森(山梨県南都留郡道志村)」の保全活動を横浜市水道局と協力して行っています。
2010年度から横浜市水道局による「水源エコプロジェクト W-eco・p(ウィコップ)」に参加し、2012年度から新入社員が「道志の森」で環境研修として、間伐体験や苗木の植樹活動を行っています。
2024年度は5月16日に実施し、新入社員44名が参加しました。午前中はあいにくの雨でしたが、傘を差しながら講義を受けました。


森の中で、なぜ森林が必要なのか、森林土壌の役割などを横浜市水道局の方から説明を受けました。
土がむき出しの状態で山に雨が降るとすぐに泥水として出てきてしまいますが、適正に管理された森林では、浄化されたきれいな水が徐々に出てきます。森の宝箱を使用した実験を通して、森林の水源涵養機能の重要さを理解することができました。
間伐体験と植樹
森林を守り、育てるために、間伐体験と植樹を行いました。
間伐は密集した木の一部を伐採することで、地面に雨と光が届くようになり、森林がきちんと育つようになるために重要な作業です。
まずノコギリで受け口・追い口を切り、ロープを引っ張って木を倒します。無事に木が倒れた瞬間は、大きな音とみんなの歓声が森に響きました。


1人1本植樹を行いました。過去に植えた苗木は大きく育っており、今年の苗木も大きく育つのが楽しみです。


自然の中での体験を通して環境問題を学んだことは、新入社員にとっても生物多様性や豊かな地球環境を守る必要性について、理解を深める貴重な機会となりました。
ファンケルは、豊かな地球環境を目指し、これからも森林保全活動に取り組んでいきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回更新をどうぞお楽しみに。