SDGs

建設業界の「不」とは

総務省統計局が発表した 『 労働力調査(基本集計) 2023 年(令和 5 年)平均結果 』 によると、建設業就業者は、2023年には55歳以上が約36%、29歳以下が約12%となり、全産業と比べ高齢化が著しく高くなっていると言われており、若い人材の確保が必要となっています。

東急コミュニティーは、以前から建設業界の課題に対処すべく、ICT(情報通信技術) 活用推進など工事現場に関わる全ての方に"東急コミュニティーの現場で働きたい!"と思ってもらえる魅力ある環境づくりに取り組んでいます。紫外線の強い屋外作業を行う方々の働きやすさ向上、若手や女性に魅力ある職場づくりのひとつとして、2024年9月1日着工の大規模改修工事の現場事務所にフィールドアメニティ※として、ファンケルのスキンケア製品を設置する取り組みを首都圏エリアにて試験的に開始しています。 

※フィールドアメニティ...現場で働く際の快適性をプラスするための消耗品として東急コミュニティーが使用している造語。

提供アイテムは、洗顔料「泥ジェル洗顔」、日焼け止め「サンガード50+ プロテクトUV」、美白化粧液「ブライトニング化粧液 しっとり <医薬部外品>」、男性用化粧品の「メン オールインワン ウォーター」の4 品目です。

フィールドアメニティ※として選定されたファンケルの製品

本取り組みは、東急コミュニティーが取り組む建築業界で働く人の処遇改善、働き方改革、エンゲージメントの向上を目指した課題解決に向けた想いと、ファンケルの創業理念「正義感を持って世の中の『不』を解消しよう」が共鳴し、実現に至りました。

協働でスキンケアセミナーを開催

2024年8月9日には、「東急コミュニティー技術研修センターNOTIA(ノティア)」にて、フィールドアメニティ※として設置する製品を安心して使用できるよう、技術員の方々を対象とした、ファンケルのスキンケアセミナーを共催。男性14人、女性6人の計20名が参加しました。

東急コミュニティーからフィールドアメニティ※設置の目的や想いをお伝えし、ファンケルからは、肌の働きや、フィールドアメニティ※の使い方に加えて、マイルドクレンジングオイルを使ったメイク落とし体験、洗顔パウダーの泡立て、スキンケアの際に肌を強い力でこすらないようにする練習など、さまざまな実習を行いました。

スキンケアセミナーの様子

こすらずにメイクを落とす体験

優しく洗顔をする様子(泥ジェル洗顔)

肌の仕組みや、肌が持っている力を高める正しいお手入れ方法を学んだことで、参加者からは、「普段強い力でゴシゴシ洗顔していたが、優しい力で十分だということが分かった」「肌の老化に、紫外線や乾燥がすごく悪影響だということが理解できた。今後、スキンケアに気を付けていきたい」「化粧液や乳液のつけ方を変えただけで肌の実感が変わった」「普段のお手入れとは異なる新たな発見があった」などの声があがりました。

株式会社東急コミュニティー
リフォーム事業部事業統括部長 渡部 真一郎様

私たちは総合不動産管理会社の技術部隊として、建物の改修工事などを担っています。
当社現場で働く方々の働きやすさ向上に向け、スキンケア用品をフィールドアメニティ※として、設置する取り組みを試行しています。今回のセミナーでは、現場へ設置する製品や紫外線対策などのスキンケアについて、当社の社員が学び、理解を深めることが出来ました。今後は協力会社を含めた当社の現場に関わる全ての人の健康意識を高め、業界の魅力向上になればと考えております。


ファンケルは、これからもみなさまの「健やかな暮らし」に貢献したいという想いを大切に、サステナビリティ活動を推進してまいります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。次回更新をどうぞお楽しみに。

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