
2024年SDGs週間の取り組み~ビーチクリーン活動~
こんにちは。ファンケル編集部です。
今回は、国際的なSDGs週間(Global Goals Week期間:2024年9月20日~29日)に合わせて実施した神奈川県茅ヶ崎市汐見台海岸でのビーチクリーンをご紹介します。
ファンケルは、「未来を希望に」をテーマに3つの重点テーマ(豊かな地球環境・健やかな暮らし・誰もが輝く社会)を定め、様々なサステナブル活動に取り組んでいます。
神奈川県茅ヶ崎市汐見台海岸でビーチクリーン活動
適切に処理されなかったプラスチックごみが、海ごみとなって環境へ悪影響を及ぼす「海洋プラスチック問題」について耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
当社の本社所在地である神奈川県は、美しい海や豊かな自然環境に恵まれ、県内各地に海岸も有しています。年間を通して大勢の観光客が訪れる一方で、海や砂浜に捨てられたり、打ち上げられたりするゴミの散乱が問題となっています。県内に所在する企業として、このような問題を少しでも解決したいという想いから、ビーチクリーン開催に至りました。
ビーチクリーン活動には、従業員35人が参加しました。はじめに、「公益財団法人かながわ海岸美化財団」様による海岸ごみセミナーを受講し、海洋プラスチック問題の深刻度を再認識するとともに、ビーチクリーンへの士気を高めました。
公益財団法人かながわ海岸美化財団様の講義
汐見台海岸で海ごみ拾い
茅ヶ崎市汐見台海岸での清掃活動では、手のひらよりも大きいプラスチックごみから、つかめないほどの細かいマイクロプラスチックまでたくさんのごみが見つかりました。




神奈川県内でのビーチクリーン活動は、今年で3回目を迎えました。ゴミの回収量は、昨年の約40kgを上回る約55㎏となり、当日の従業員参加数も、昨年の18人から35人と増え、海洋プラスチック問題への貢献とともに、社内においても意識の高まりにつながる活動になっています。
参加した従業員からは
・講義をお聞きして実際に海岸のごみを自分の目で見て拾ってみることで、プラスチックごみ問題や海洋ごみについての理解が深まりました。
・デスクから離れて現場で体験すること、常にそれに向き合っている専門家の話を聞くことはとても価値があると感じました。
・講義について自身の先入観が間違っていたことわかり大変勉強になりました。そんなに遠くない未来に危険な状況が迫っており、海岸美化活動だけではなく陸地の人にも正しい理解を広げていかなければいけないと感じました。
・なかなか一人では取り組むことが難しいので、このようにみんなで楽しくビーチクリーンできる機会があることはとても良いと思いました。
といった感想が寄せられました。
また今回は、環境省と日本財団の海洋ごみ対策共同事業である全国一斉清掃キャンペーン「海ごみゼロウィーク 2024」*に参加しました。
*日本財団と環境省が主催する海洋ごみ問題の周知啓発とともに、海洋ごみの流出を少しでも防ぐことを目的とした全国一斉清掃キャンペーンを行う期間
ビーチクリーンで回収した一部のプラスチックは分別の上、きれいに洗浄し、当社が実施している「ファンケル 神奈川SDGs講座」内の環境講座等で、教材として使用する予定です。
ファンケルのプラスチック削減の取り組み
ファンケルは、海洋プラスチックの問題にも対応し、容器等のプラスチック使用量削減に努めています。「4R」*の観点で、製品やサービスのプラスチック削減に取り組んでいます。
*「4R」とは...Reduce(容器プラスチック使用量の削減)・Reuse(容器の再利用)・Recycle(容器回収リサイクル)・Renewable(再生素材または植物素材への切り替え)
ファンケルは、地球の未来がより良いものになるよう、これからも地域社会やお客様とともにサステナブルな活動を続けてまいります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回更新をどうぞお楽しみに。