SDGs

ファンケル メノポーズアクションの開始

ファンケルは2030年の未来に向けて3つの重点テーマを設定し、その一つである「健やかな暮らし」の実現を目指し、年齢とともに生じる健康と美の課題や、女性特有の健康課題への対処に取り組んでいます。

「ファンケル メノポーズアクション」では、更年期時期を過ごす女性が心身ともに健やかに過ごせる環境づくりを目指し、女性の健康課題である更年期への理解を促すための、WEB動画やWEBサイトの公開、学生や大人向けの更年期を学ぶ講座などを実施します。

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ファンケル メノポーズアクション 特設サイト

更年期に悩む女性の約6割が相談することに抵抗を感じている

2024年9月に実施した更年期に関する意識調査では、更年期症状を有する40代から50代女性400人の約78%が「更年期によって日常の生活に支障を感じる」と回答しました。
また、そのうち約57%の方が、「更年期について周囲の人に話したり相談したりすることに抵抗がある」と感じており、多くの方が更年期について相談しづらいという意識を持っていることがわかりました。

その理由には、「人により症状が様々で理解されにくい」「年を取ったと思われたくない」など様々で、理解されにくい・年を取ったと想われたくないといった理由から、周囲の人に相談することに抵抗を感じる人が約6割いることがわかりました。こうした更年期の悩みを相談しづらいという環境を変えていくために、当事者だけでなく周囲のひとへの更年期への理解を促すことが、更年期時期の支えや「不」の解消につながると考えています。

更年期体験談の公開

ファンケルは従業員の約8割が女性で、更年期世代の従業員も少なくありません。ファンケル メノポーズアクションの特設サイトでは、ファンケル従業員の更年期体験談を掲載し、人それぞれ違う更年期時期の向き合いの参考としています。

更年期の不調を紹介する「100のゆらぎ」

更年期の不調は人それぞれ違い、その症状は100を超えると言われています。更年期時期に生じる様々な不調を紹介する「100のゆらぎ」では、産婦人科医の高尾美穂先生の監修のもと、症状や対策を掲載しています。

更年期をひとりにしない。みんな理解が支えになる。

「ファンケル メノポーズアクション」では、動画や更年期の不調を紹介する取り組み以外にも、当事者やその周囲の人に向けた講座活動、ファンケル社内の更年期への理解促進活動などを含め、今後も更年期についての理解が拡がり悩みを抱える人に向けた支えを増やす活動を行っていきます。

神奈川県主催の「ME-BYOスタイルアンバサダー」で実施した
更年期講座の様子

ファンケルが目指すのは、こころにも、肌にも、身体にも不調がなく、日常のなにげない感動が続く生活をサポートし続けることです。今回のアクションを通してインタビューしたある女性は、「更年期の不調時にお子さんがいつのまにか洗濯物をたたんでいてくれたことがあり、うれしさで思わず涙ぐんでしまった」ということをお話しされていました。そんななにげない気づかいが自然にできる社会、一人ひとりがその人らしく不調なく暮らせる社会を目指し、様々な企業活動を進めていきます。


ファンケルは、これからもみなさまの「健やかな暮らし」に貢献したいという想いを大切に、サステナビリティ活動を推進してまいります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。次回更新をどうぞお楽しみに。

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