社会への一歩を応援する身だしなみセミナー

ファンケルは、様々な価値観や考えを持つ多様な人々が、違いを認め合い、互いを尊重し合うことで、誰一人欠けることなく、一人ひとりがそれぞれの場所で輝ける社会づくりを目指しています。
ファンケルの社会活動の原点は、障がいのある方との交流です。
2006年からは、特別支援学校や盲学校の高校生を対象に、卒業後に自信をもって社会人の一歩を踏み出す支援がしたいという想いで、身だしなみセミナーを実施しています。洗顔・スキンケア・日焼け止め・整髪の実習、においのケアや健康についての講義を行ない、自身で「基本の身だしなみ」を整えられるようにする実践型のセミナーです。

講師は、特例子会社ファンケルスマイル※の従業員や入社2年目の若手従業員を中心としたファンケルグループの従業員が担っています。
今回は、若手従業員2名が参加した、平塚盲学校での身だしなみセミナーの様子をお届けします。

※障がい者を社会的弱者として守るのではなく、一人の社会人として「自立」できるように支援する事を念頭に置いた障がい者雇用を推進している、ファンケルの特例子会社。

一人ひとりに寄り添う工夫

セミナーには学校に通う6名の生徒が参加。最初は少し恥ずかしがっている生徒もいましたが、講師が積極的に生徒に話しかけることで徐々に打ち解けていきました。
まずは、身だしなみの大切さを座学で学び、その後は、生徒一人ひとりが、自身で身だしなみを整えられるよう実習を行います。

肌を触れる力の入れ具合、化粧品の伸ばし方、清潔感のある髪型など、声掛けや直接触って優しくサポート。見えない、見えにくい生徒も"触って確かめる"ことで、身だしなみの整え方を身に付けます。
「自分でできた!」そんな小さな成功体験の積み重ねが、参加した生徒たちの笑顔と自信につながります。

製品を識別するファンケル独自の「タッチマークシール」

サイズ感が同じである化粧液、乳液を区別するため、乳液には「タッチマークシール」を貼っています。
見えない・見えにくい方のためにファンケルが独自に開発した「タッチマークシール」は、"容器が区別しにくい"というご不便を感じていらっしゃる方に、触れるだけで商品を識別していただける凹凸シールです。見やすくなるよう文字も大きく記載しています。点字ではなく、あえてシンプルなマークにすることで、どなたでもわかる工夫をしています。開発には、視覚に障がいのある従業員も関わりました。

実際にタッチマークシールを触った生徒からは、「点字じゃないんだ!」「これなら区別しやすい!」といった声が上がりました。

生徒とともに成長する機会

セミナー後、生徒からは「洗顔料は初めて使った。これからも続けたい。」「朝は準備が忙しいことが悩みだったが、泡洗顔なら手軽で使いやすかった。」などの感想が上がりました。
先生からも「生徒の気持ちに寄り添い、信頼感と安心感のあるセミナーを実施してくださいました。生徒に年齢の近い方がいらっしゃることで、社会人としてのモデルとなりました。」と嬉しいお声をいただきました。

身だしなみセミナーは、生徒たちの成長を支えるだけでなく、ファンケルの従業員にとって創業理念を体感できる貴重な場です。
「化粧品のサイズが似ていると区別が難しい」といった普段は気づきにくい「不」を学んだり、ファンケルの無添加※化粧品で生徒の肌や表情が明るく変化する様子を見ることができたり、気づきがたくさんあります。

多様な方々の目線に立つことで得られる様々な気づきを、より良い製品やサービスを生み出す原動力にしていきます。

※防腐剤、香料、合成色素、石油系界面活性剤、紫外線吸収剤不使用

マーケティング推進統括オフィス
オムニチャネル本部
小澤 圭佑

私自身は高校生の時はあまりスキンケアをしてこなかったので、あの時こんなことを知っていれば良かったなと思う内容を中心に交流させていただきました。この時間が社会人に向けての前向きな体験になれば嬉しいです。
化粧液・乳液のボトルを触りながら、「形がそっくり!」とおしゃっている生徒の言葉に、はっとさせられました。デザイン性と使いやすさのバランスは難しいと感じつつも、自分の中に新たな視点が加わった貴重な体験となりました。

カスタマーサービス本部
中山 彩聖

わくわくしている様子の生徒も少し恥ずかしがっている様子の生徒もいて、個性豊かな様子に胸が温まりました。また、こちらの説明や声がけ一つひとつに対する生徒のまっすぐな反応から、私も改めてスキンケアの楽しさを思い出すことができました。
何より、生徒の思い出の1ページにファンケルが加われたということがとても嬉しく、この活動に参加してよかったと心から思います。


ファンケルは、これからも「誰もが輝く社会」の実現に向けて、従業員一丸となって様々な活動に取り組んでまいります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回更新をどうぞお楽しみに。

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