元気生活 WEB特別版 カラダ想う健康の術元気生活 WEB特別版 カラダ想う健康の術

ファンケルの健康情報誌「元気生活」から、今だからこそ日々できること、大切にしたいことを、全4回のWEB特別企画にてお伝えします。まずは、あなたのカラダを想うところから、始めてみませんか?ファンケルの健康情報誌「元気生活」から、今だからこそ日々できること、大切にしたいことを、全4回のWEB特別企画にてお伝えします。まずは、あなたのカラダを想うところから、始めてみませんか?

Vol.4 「笑い」はココロとカラダのサプリメントたくさん笑おう!Vol.4 「笑い」はココロとカラダのサプリメントたくさん笑おう!

これまで「腸内環境」「おこもり太り」「ビタミン」を取り上げてきましたが、最後となる今回は「笑い」について考えてみます。笑うことは、ストレス解消になるだけでなく、免疫機能や代謝など、全身の健康にも関係しています。未知のウイルスへの不安やいつも通りの生活を送れないことへのストレスなどでお疲れ気味のココロとカラダに、「笑い」というサプリメントで元気を補充しましょう!これまで「腸内環境」「おこもり太り」「ビタミン」を取り上げてきましたが、最後となる今回は「笑い」について考えてみます。笑うことは、ストレス解消になるだけでなく、免疫機能や代謝など、全身の健康にも関係しています。未知のウイルスへの不安やいつも通りの生活を送れないことへのストレスなどでお疲れ気味のココロとカラダに、「笑い」というサプリメントで元気を補充しましょう!

「三多」が大事なのに「三密」!?心身のストレスはMAX「三多」が大事なのに「三密」!?心身のストレスはMAX

生活習慣病を防ぎ、健康寿命を伸ばそうというスローガンに「一無(いちむ)、二少(にしょう)、三多(さんた)」という言葉があるのを知っていますか?「一無」は「無煙(禁煙)」、「二少」は「小食、少酒」、「三多」は「多動、多休、多接」のことです。特に注目してほしい「三多」は、たくさん動いて、しっかり休んで、多くの人やモノ、コトに接して創造的な生活をすることですが、感染症対策のための「三密(密閉・密集・密接)」を避ける生活はそれとは真逆になってしまいます。

友人や離れて暮らす家族に会ったり、趣味のために出かけたりすることができない生活は、かなりのストレス。そんな生活が世界規模で数カ月も続くという異常事態が心身に与える影響は計り知れません。感染を防ぐために必要なことだとしても、過度なストレスによりさまざまな不調があらわれることもありえます。

不安やストレスによる身体への影響としては、自律神経系、免疫系、内分泌系のバランスの崩れなどがあります。脳や心臓、血管系の病気の発症についても、ストレスの影響が少なくないことが分かっています。

なんとなく不調→ストレス→不安イライラなんとなく不調→ストレス→不安イライラ

ストレスによる不調はココロだけでなくカラダにも影響。調子が良くないこと自体がストレスになり負の循環に陥ってしまいます。

笑うほどに健康になるすごい!笑いの健康効果笑うほどに健康になるすごい!笑いの健康効果

ストレスを解消するなら、笑うことが一番。友人と話しながら笑い合ったり、お笑い番組を見てゲラゲラ笑ったりしたあとは、気持ちがスッキリして、気力が沸いてきますよね。しかも、笑いの効果はココロだけではありません。医学的にも笑いの研究は行われていて、数々の健康効果がわかっています。

  • 自然治癒力向上
  • 筋骨格系・循環器系・呼吸器系などの
    生理活性がアップ
  • ウイルスなどから自身を守る
    NK(ナチュラルキラー)細胞を活性化
  • 唾液中の免疫グロブリンが上昇
  • 食後の血糖値上昇を抑制

目立っているのはNK細胞や免疫系の効果ですが、炎症の減少、痛みの軽減のほか、長期的に見て死亡率減少につながるという研究もあります。ちなみに、ストレス解消や健康ということでは「涙(泣くこと)」にもかなりの効果があります。笑うも泣くも、「ココロが動く」ことがポイントとなりそうです。

笑うことでNK細胞が活性化笑うことでNK細胞が活性化

吉本新喜劇を見る前と後でNK細胞の活性度合を調べたところ、活性度が低かった人の活性度が基準値(18〜40%)まで上昇(n=19)
出典:伊丹仁朗・昇幹夫・手嶋秀毅,1994,「笑いと免疫能」『心身医学』34(7): 565-571.

ゲラゲラでも、クスクスでも笑顔が最強!ゲラゲラでも、クスクスでも笑顔が最強!

最近自分がどんなことで笑ったか、思い出してみましょう。好きなお笑い芸人、落語家、映画など、見ただけでゲラゲラ笑えるものはもちろん、思わずクスリと笑っちゃった、つい笑顔がこぼれてしまったというものでもOK。

らくごらくご

耳で聞いて笑える落語、見るだけでほっこりして笑顔がこぼれる動物や子どもの動画など、自分だけの「笑いのタネ」を見つけて。

自然に笑顔がこぼれるのは、誰かとココロを通じ合わせたとき。直接顔を合わせるのが難しい時期ですが、電話で声を聞くだけでなく、テレビ電話機能やWEB会議システムを使って、ぜひ顔を見合わせて話してみてください。笑顔の相手につられるように、自分も笑顔になる、心理学で「ミラーリング」という効果も期待できます。そうして、あなたの笑顔が、ほかの誰かを笑顔にするのです。

それでも笑えないときは、最後の手段。面白くもおかしくもないけれど、顔だけ笑顔にする。作り笑いでOK!人の頬には面白いと感じるときに動く筋肉があり、その部分を動かして刺激することで、面白いと感じるのです。

笑顔に効く頭の体操笑顔に効く頭の体操

体操1

割り箸を歯でくわえると、口や目の周りの表情筋が動いて笑顔ができあがります。

体操2

ゆっくりと大きな口で「あ・い・う・え・お」と言う、鼻の下をグーッと伸ばす、目を大きく開ける、といった顔の体操で笑いの筋肉が刺激され笑いやすい表情に。

思い切り笑えるようにしっかり眠ろう!思い切り笑えるようにしっかり眠ろう!

たくさん笑って、ストレスを解消するには、よく眠ることも大切です。リモートワークにより通勤時間等が減った分睡眠時間が増えたという人もいる一方、不安やイライラが募って眠れなくなったという人も少なくないようです。その理由としては、生活リズムが崩れたことによる体内時計の乱れや、日に当たることが減って日中のセロトニン(心身のバランスをとる神経伝達物質)分泌と夜間のメラトニン(体内時計を整えて睡眠を促すホルモン)分泌が減少、といったことが考えられます。

「なかなか起きられない」「起きてもカラダがダルい」といった朝の悩み、「眠いのに布団に入ってもなかなか眠れない」「夜中に目が覚めてしまう」といった夜の悩みがある人は、生活リズムを整えるところから。

ちょっと寝たりなくて午後が眠い、という人には、昼食後15〜30分程度の昼寝がオススメ。コーヒーやお茶などカフェインが入ったものを飲んでから寝ると、ちょうど起きる頃にカフェインが効いてスッキリと目覚められます。

よい睡眠のための1日のリズムよい睡眠のための1日のリズム

朝は太陽の光にあたり、夜は暗くするのがキホン!

眠る1~2時間前に入浴してカラダを温める 寝る直前はスマホやテレビなどの光を避ける 太陽の光がある時間に外を歩く 朝食をきちんと食べて脳にエネルギー補給眠る1~2時間前に入浴してカラダを温める 寝る直前はスマホやテレビなどの光を避ける 太陽の光がある時間に外を歩く 朝食をきちんと食べて脳にエネルギー補給

笑顔いっぱいで暮らすための生活のヒント笑顔いっぱいで暮らすための生活のヒント

ココロのコンディションUP!ココロのコンディションUP!

栄養面からもストレス対策
ココロのバランスの調整役であるセロトニンの材料となる栄養素を積極的に摂りましょう。オススメは、トリプトファン(肉類、乳製品、バナナ)、ビタミンB6(肉類、魚類)、GABA(発芽玄米)、鉄(レバー)、カルシウム(大豆製品、海藻、小魚)。
好きな音楽を聴いてココロから楽しむ
気分をアゲたいときはアップテンポな曲、リラックスしたいときはスローな曲と、気分に合わせて。曲に合わせて大きな声で歌うと、さらに気分がスッキリします。

しっかり眠ろう!しっかり眠ろう!

L-セリン、トリプトファンを
多く含む食品を摂る
L-セリンは、体内時計の修正に役立つとして注目のアミノ酸。L-セリンを多く含むのは、乳製品や肉、大豆など高タンパク質の食品です。睡眠を促す働きのあるメラトニンの材料となるトリプトファン(肉類、乳製品、バナナ)も大切。
アルコールには頼らない
寝る前のアルコール(寝酒)は寝付きを良くしますが、しばらくすると交感神経が優位になり睡眠を持続できなくなります。寝付きが良くなる効果も数日でなくなるため、徐々にアルコール摂取量が増える危険性もあります。

さっそく実践! 今回のまとめさっそく実践! 今回のまとめ

  • キーとなる成分

    • セロトニンセロトニン
    • メラトニンメラトニン
    • L-セリンL-セリン
    • トリプトファントリプトファン
    • ビタミンB6ビタミンB6
    • GABAGABA
    • 鉄鉄
    • カルシウムカルシウム
  • 「笑う」「眠る」ことができるように、普段から顔の筋肉を鍛えたり、リラックスできる習慣を身につける。

不安なことも多い毎日だからこそ、笑顔に溢れた毎日はとても幸せなものだと痛感しました。美味しいものを食べて、好きな人たちとおしゃべりして、新しいものに出会い、面白いものを見て聴いて、たくさん笑う――。そんなことの積み重ねが、健康的で楽しい生活への一番の近道なのかもしれませんね。

「カラダ想う健康の術」では、より良い明日のために今すぐ実践できる健康情報をお伝えしてきました。笑える毎日も健康なカラダがあってこそ。これまでの4回は互いに影響し合う内容ですから、どれも実践してみてください!

[参考資料]■日本生活習慣病予防協会 ■厚生労働省「e-ヘルスネット」 ■日本笑い学会資料 ■日本成人病予防協会「健康管理情報」 ■協会けんぽ「健康サポート」